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2012年6月21日 (木)

森三中が早稲田大学「恋愛学入門」で結婚&恋愛について赤裸々トーク!?


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6月20日(水)、東京・早稲田大学で開かれた森下友義教授の「恋愛学入門」に、スペシャルゲストとして森三中が出席しました!

「恋愛学入門」とは、人間の恋愛を科学的に研究する学問のこと。日本の大学では数少ない恋愛学を教える講義で、森川教授の授業は多くの生徒が受講しているそうです。過去には、2010年にロンドンブーツ1号2号・田村淳、2011年にオリエンタルラジオ・藤森慎吾も登壇。NHKの番組『ドラクロワ』にて森川教授と共演を果たしたことをきっかけに、今回、森三中が講義へ参加することになったそうです。

本日はスペシャルゲストが来るとあって、教室は超満員。誰が来るのかは事前に知らされていなかったようですが、登場前に森川教授があっさり暴露してしまいます。そんななか、姿を現した3人に大きな拍手が起こりました。
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「学歴コンプレックスだから、そわそわしてます。早稲田なんて憧れですよ!」と落ち着かない様子の黒沢。「せっかくなんで、始まる前にみんなで盛り上がるために思い出に残る曲を作りたいなと思います!」とオリジナルソングづくりに乗り出しました。

聴講生から「プリン」「リア充なんて怖くない」「都の西北(早稲田大学のこと)」「早稲女(わせじょ)」というお題をいただき、曲づくりはスタート! ジャズ調のオリジナルソングを披露するも、どうしても「リア充なんて怖くない」を入れることができません。大島から「ラップにしたら?」とアドバイスをもらった黒沢は、「早稲女はわきじょ♪」という独特の歌詞を生み出しながら歌いあげます。最後は「先生にお返しします。よろしくお願いします」と見事に締め。サービス精神旺盛な黒沢に、会場は早くも温かいムードが漂いました。
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本日は、森三中が恋愛、結婚についてを森川教授と1対1でトーク。村上&大島のかなり独特な結婚までの過程、そして黒沢の偏った恋愛観に、講義は予定時間をオーバーするほどの盛り上がりを見せました。

まずは村上。芸人の世界へ進んだのは興味本位だったそうで、「まさかここまで続くとは思わなかった」とあっけらかんと話します。この世界に入って気づいたのは、「自分がブスだ」ということ。「芸人になってから、手が短いんだとか変な体型をしてたことに気づきました。それまでは誰も言ってくれないんで」と平然と笑う村上に、聴講している女生徒からは驚きの声が上がります。
そんな村上が結婚したのは、2008年の3月。
「2002年に同い年の大島さんが結婚した時は危機感がなかったんですけど、どんどん歳を重ねるごとにマズいなと思い始めて。で、それまで彼氏ができたこともないし、男を知らないっていうところから、コンパへ行くようになったんです」(村上)
そこからも彼氏はできなかったそうですが、映画でベッドシーンを演じることになり、「仕事よりプライベートで先に体験しないと後悔するのでは」と思い、さらに真剣にお婿さんを探し出したという村上。知人の誕生日会で出会った旦那さんからデートを申し込まれ、急接近したそうです。
料理が得意な村上は「胃袋を掴んでやろうと思って、手料理を振る舞ったらイチコロでした」とコメント。そこから「今結婚しても、3年後しても変わらないよ?」と旦那さんを説き伏せて、見事に結婚までこぎつけたそうです。まだまだラブラブだと語る村上に、森川教授からは「素晴らしい!」と賛辞がおくられました。
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続いては、大島。皆さんご存知の通り、大島の旦那さんは放送作家の鈴木おさむさん。2001年に会ってしょっぱな「結婚してもいいと思ってる」と鈴木さんより言われたという大島。冗談で言ってるのはわかってたんで、「いいっすよ」と軽く答えていたそうですが、村上と黒沢は本気にしたそう。
黒沢が「村上さんは“女の子に簡単に結婚してくれって言うなんて!”っていう乙女的な考えで本気にしていたけど、私は放送作家がそんなこと言うんだったら、私たち芸人も負けないよっていう気持ちだった」と当時を振り返ると、大島は「私の意見をみんなが無視していたんですよ!」とぶっちゃけます。悩んだ彼女は、顔が瓜二つの母親に相談。絶対「やめなさい」と言ってくれるもんだと思っていたそうですが、お母さんからは「結婚したらいいじゃない。してくれる人なんていないんだから」とあっさり言われ、ついに結婚を決意したそうです。
ただ、婚姻届を役所へ届けに行く前日まで、鈴木さんの連絡先すら知らなかったという大島。それまでも2人きりで会ったことはなかったそうで、結婚してから鈴木さんの住まいへ引っ越したものの、「最初の頃は当時、一緒に住んでいた友達との家と行き来していました。旦那さんはあんまり知らない人だし(笑)、紙袋を持って移動して朝と夜にご飯を作って……下着もコインランドリーで洗濯していました」とかなりぎこちない関係だったそうです。そんななか、恋愛感情が湧き始めたのは、3ヵ月くらい経った頃。「みーたん、むーたんって呼び方を変えた途端、めっちゃ仲よくなりました」と話しました。
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森川教授から「結婚して丸10年。鈴木さんって会うたびに大島さん大好きって言ってる気がするよね」と訊ねられる大島。「そうですね。今はまだ(愛情の)天井は見えていません」と堂々と答えると、聴講生からは驚きの声が上がります。
「結婚するために、何かアドバイスがあれば」と促され、「村上は自分から行動して結婚を掴んだけど、私は人に助けられてきただけ。周りが全部決めてるんです。そういう友達に助けてもらうっていうかたちはあるのかな」と体験談から基づくアドバイスをおくっていました。
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最後は、森三中唯一の独身・黒沢。とにかくもの静かだという黒沢は普段、下を向いて歩いているらしく、テレビなどでもよく話しているように「靴で誰かが判断できる」そう。相方の2人でも「目が合うのに3年くらいかかった」と言うほどの人見知りです。
「現在の心境はいかがですか?」と森川教授から訊ねられた黒沢は、「うーん、あまのじゃくなので結婚は別にいいやって思ってます。そう言いながら、“どうせ強がってるんでしょ?”って思われるのもね……」と煮え切らない様子。「だって、知らない人とお見合いなんてできないですもん。よく知らない人と結婚したよね」と大島に投げかけるも、「おめーだよ! おめーがしろって言ったんだろ!」と指摘されます。
現実的な恋愛や結婚が思い描けないという黒沢。「どんな結婚したい?って訊かれても、芸能人しか出て来ないんです。芸能人は『おしゃれイズム』とか見てたらプライベートや人柄も知ることができるから、“こういう人だたったら結婚できるかも”って思うんですけどね……」と話すと、森川教授から「まさに“リア充なんて怖くない”だね」と言われます。そんな黒沢の結婚したいタイプは、「仕事ができて収入がある人」と「男女ともにモテる人」だそうです。
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授業の最後に、聴講生からの質問に答えた森三中。「アイドルなどの2.5次元と、現実の恋をどうやって使い分けてますか?」と訊ねられた黒沢は、「使い分けられてないからヤバいんです!」と力説します。恋愛への偏った価値観の持ち主である彼女は、「私、スクランブル交差点を歩けないんですよ。だって、歩いている人はどこかでキスとかしてるわけでしょ? 夜は別の顔してるのに、なんで真顔で道を歩けるの?」って思っちゃう」と独自の持論を炸裂させました。

お題を求めた時に「プリン」と答えてくれた男性の聴講生から「今度、一緒にプリンを食べたいです」というお誘いの声が上がるも、「ちょっと〜! いいところに就職してくださいよぉ!」と茶化して返す黒沢。続いて、大島が「電通とかに入ってもらえたらいいですね」と続けると、「早稲田の応援団のOBには、電通に入ってる人もいますよ」と森川教授。「じゃあ、先輩を紹介してもらえればいいんじゃない?」と黒沢へけしかける村上でした。
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講義終了後の囲み会見では、「なかなか来させていただける場所ではないので、自慢したい」(黒沢)「いい経験になりました。私たちのような人でも楽しく生きていることが伝わっていればいいなと思います」(村上)「普段、交流する機会がない生徒さんたちなので、いい経験になりました」(大島)とつかの間の時間を楽しんだ様子の森三中。
トリオの中で唯一結婚していない黒沢には、森川教授から「遠網漁法で、徐々に引っ張っていく作戦を取るといいですよ。餌をまいて釣って、残った人から(恋人を)選びましょう。一本釣りはハイリスクハイリターンですからね。また、名刺を作るといいですよ。芸人さんの場合、連絡を取りたくてもコンタクトのしようがないですからね」と科学的なアドバイスが送られます。
ですが、「名刺ですかぁ。如何に、個人情報を外に出さないかっていうのがね」と渋る黒沢。「黒沢さんはそう言う時、マネージャーの連絡先を教えてしまうんです」(大島)と消極的な彼女に、森川教授は「メアドだけでいいんですよ」とさらに助言するも、簡単には受け入れらないようです。

3人のトークでは、大島の「ニックネームで呼び合うようになったら仲よくなった」というエピソードに興味を持ったという森川教授。「通常はデートを重ねるごとに、親近感が枠んです。でも、ニックネームを呼ぶ重要性もあるのかもしれない」と語る教授に、「うちも、ともちゃんとしゅうちゃんって呼んでます」と村上。1人、黙っていることを気遣ってか、森川教授から「早く呼びたいですね」と話しかけられたものの、黒沢は「そうですね……でも相手次第ですね」と、最後まで恋愛や結婚へ消極的な姿勢を崩すことはありませんでした。

●書籍情報
マンガde恋愛学
著者:森川友義
画:高世えり子
定価:952円(税抜)
飛鳥新社刊

●芸人顔検索 森三中
http://search.yoshimoto.co.jp/#/r/s=w=2418/r=041

【森三中】

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