山梨県“住みます”芸人・ぴっかり高木といしいそうたろうが富士川町 いいとこじゃん課アピール係 係長・係員に就任!
6月25日(月)、吉本興業株式会社東京本部にて、山梨県“住みます”芸人・ぴっかり高木といしいそうたろうの『富士川町 いいとこじゃん課アピール係 係長・係員』認定式が行われました。
昨年4月より、全国47都道府県にてスタートした「あなたの街に“住みます”プロジェクト」。47都道府県に移り住んだ“住みます”芸人と各エリア社員が、それぞれの地域にてさまざまな活動を行っています。
プロジェクトスタート時より、山梨県“住みます”芸人として活動しているぴっかり高木といしいそうたろう。昨年11月、いしいそうたろうの第一子が産まれたことにともない、人口減少を打開すべく“3年で人口500人アップ”を目指す山梨県富士川町に妻子ともども移住し、同政策を盛り上げていくことになりました。いしいは一家で平屋造りの古民家へ住みながら、相方・ぴっかり高木とともに『富士川町 いいとこじゃん課アピール係 係長・係員』として、同町をPRしていきます。
本日、MCを務めたのは、Bコース・タケト。「会見の司会をするのは初めてで緊張してます」と目を泳がせながら、会見は始まりました。
いしいの移住について、「町民あげて大歓迎でいます!」と答えるのは、志村学富士川町町長。本日は歓迎会も兼ねているとのことで、移住をお祝いすべく、いしいにゆかりのあるペナルティ・ワッキーとくまだまさしが駆けつけました。
くまだは「いしいくんを応援してくれなかったら叩き斬るぞ!」と、落ち武者風のカツラが左右にぱかっと割れるというお馴染みのギャグで盛り上げます。同期であり、同い年で地元も近いことから、いしいとは仲がいいというくまだ。ギャグの相談をしたりと、いしいとは切磋琢磨し合う存在だったそうです。
タケトから「関係性は?」と訊かれたワッキーは、「ほとんどないけど、ヒマだから来ちゃった。お仕事ちょーだい。ヘイヘーイ!」となぜかハイテンション。かつて銀座にあった若手の劇場“銀座7丁目劇場”で、いしいを始め、タケトもくまだも“ワッキーチルドレン”として、ワッキーには随分とお世話になったとのこと。
「ワッキーツアーとか、いろいろと連れて行っていただきましたよね」と言うタケトに、「イロモノばっかり。ワッキーチルドレンっていうけど、ホントは山田チルドレン(注:山田ナビスコさんという構成作家さん)なんだけどね」とワッキー。本日の会見では、銀座7丁目劇場にゆかりのある吉本社員やスタッフばかりということで、非常に和気あいあいとしたムードで行われました。
ここで、本日の主役・ぴっかり高木といしいそうたろうが登場。タケトから「今、木村祐一さんが一番ハマっているモノマネ芸人です!」と紹介されたいしいは得意の佐藤浩市さんのモノマネで、一方の高木は山梨県に縁の強い武田信玄の格好で現れます。また、会見にはいしいの奥さん(“住みます”芸人Tシャツを着用!)、そして7ヵ月になる娘さんも出席しました。
ワッキーから「よくオッケーしましたね。最初に言われた時はどうだったんですか?」と訊ねられた奥さんは「行きましょうと(答えた)」と返答。そんな潔い発言に、いしいも「僕が山梨県の“住みます”芸人になった時にはこの子がお腹の中にいたんですけど、その時も“行こう”と言って、ついて来てくれた」と感謝しきり。タケトも「それはすごい! 僕の嫁も子どもを産んだばかりなんですけど、引っ越ししようよと。今住んでるところから1キロ移動しようと言ったら、“土地勘のないところへ行きたくない”って言われましたからね。お母さんになりたての人はそれだけ不安なのに、奥さんはすごい決断ですよ」と感心します。
いしい曰く、「富士川町は子育てにベストな環境が揃っている」んだとか。まず、子どもの医療費は中学生まで無料。これには、元神奈川県知事の松沢しげふみから「神奈川県ではできません。こんなことができるのは、裕福な自治体だけ」という経験も踏まえた声が上がります。さらに、小中学校&保育所全室エアコン導入、児童センターの新設、保育料の軽減、予防接種の助勢など、子育てに必要なサポートが充実しているそうです。
松沢から「子ども5人くらい産んでも大丈夫だよ。だって、コストがかかんないもん」と言われ、いしいと同じパパ芸人の3人からも「行きたくなりますね」との声が上がりました。
いしい自身も富士川町には大変魅力を感じているそう。「自然が多いんです。近くの川で川下りもできるし、今はあじさいがキレイで、四季折々が味わえる。冬はダイヤモンド富士(注:富士山の山頂付近から朝日または夕日が見えること)も見えるんです。僕は東京、相方は大阪と、二人と元々は山梨県出身ではないんですけど、それだからこそ地元民が気づかない、いいところにも気づけると思っています」と堂々と発するいしいを、「さすが1年間、山梨県の“住みます”芸人をしていただけあるね!」と誉めるタケトでした。
ぴっかり高木といしいそうたろうには、志村町長より「いいとこじゃん課アピール係 係長・係員」の認定状、名刺、たすきが手渡されました。「富士川町のいいところをアピールしていただくのはもちろん、何よりお2人に全国的な人気を獲得していただきたい。お2人にも栄光がありますように」との町長の音頭で、富士川町の名産であるラ・フランスジュースでの乾杯も行われました。
本日は歓迎会も兼ねているということで、ワッキーとくまだからお祝いの出し物も。
くまだは「盛り上げ和太鼓」を披露。パチを叩きながら頭上にあげて後ろを向くと、ブルマが上がってお尻が見えるというお馴染みのネタですが、本日、お尻にはタケト筆の“山梨”という文字が。これには会見場も大ウケです。
ワッキーも「門出を祝うものをやりましょう」と、「山梨行ったら、山梨行ったら、山梨行ったら、ビンヨヨヨ~~ン!」と最近推しているギャグを披露。こちらは若干、困惑の色も見えましたが、「(構成作家の)夏生さんに“ワッキーはビンヨヨヨ~~ンだけやればいいから”と言われた」と堂々と宣言していました。
「先輩たちがやってくれたんだから、2人もやってよ」と、いしいと高木にギャグを促すタケト。高木はかなり自虐的な一発ギャグを4本やりきります。
続く、いしいはもちろん、佐藤浩市さんのモノマネを披露。実は、このモノマネのきっかけを作ったのはワッキーだそうで、「7丁目時代に“似てるね”って言ったんだよね? そこから(いしいのことを)“浩市”ってずっと呼んでたんだよ」とワッキー。そういう大きなきっかけをくれた先輩の前で、いしいが見せたのは、先ほどワッキーがやった“山梨行ったらビンヨヨヨ~~ン”の佐藤浩市バージョン!
会場に笑い声が響くなか、タケトは「感動した。何より奥さんが爆笑してたのを見て、涙が出そうになりました!」と同期の門出を祝いました。
今後、ぴっかり高木といしいそうたろうは、富士川町の特産である柚の木のオーナーになるなど、同町での住み易さや魅力を配信していく予定。いしいはパパ芸人として、よしもとのパパ芸人プロジェクト『PaPaPARK!』公式サイト内にて「パパコラム」での執筆も予定されています。
「係長として頑張ります。富士川町は、本当にいいところ。何より人との触れ合いがあるところで、道行く知らない高校生が“こんにちは”と挨拶してくれるような町。人の温かみを笑いに乗せて発信していきたいと思います」と意気込みを語ったいしい。報道陣から3年で500人アップに向けての策を訊かれると、「まずは、僕ら夫婦の夜の営みが増えますね。あと、実は県外からの移住を誘致していて、アーティストさんが芸術に集中できる場もあるので、どんどんアピールして人口を増やしていきたい」と意欲を見せました。
●あなたの街に“住みます”プロジェクト
公式サイト:http://www.yoshimoto.co.jp/sumimasukoubo/
●YNN 47LIVE
公式サイト:http://www.ynn47.jp/
●PaPaPARK!
公式サイト:http://www.papapark.jp/
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ぴっかり高木といしいそうたろう
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ワッキー(ペナルティ)
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タケト(Bコース)
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