「あなたの街に“住みます”プロジェクト」で経済効果アップ! 美濃市石川道政市長が吉本興業大阪本社を訪問!
7月6日(金)、「あなたの街に“住みます”プロジェクト」で、今年3月から5月いっぱいまで岐阜県美濃市に住んだ「岐阜県住みます芸人」三ツ星ジョージの活動で、美濃市においてある程度の経済効果が出たとのことで、美濃市石川道政市長が吉本興業大阪本社を訪問され、吉野伊佐男会長と面会しました。
石川市長はまず、3ヶ月間における三ツ星ジョージの活動をご報告されました。
3月の美濃和紙スクール・美濃和紙の里会館への入校に始まり、サイクルシティ「EVスローライフ」のPR、「やまびこ春まつり」のMCや長鉄美濃駅でのイベント、介護施設での看護体験に「市民球場改修&フォークジャンボリー」での市民球場始球式や美濃市で行われた「ツアーオブジャパン」への参加など、約60のイベントに参加した三ツ星ジョージ。4月からは2ヶ月間、児童・生徒の登校を見守る「見守りジョージ」も毎朝、実施しました。三ツ星ジョージの活動は、中部地方でのテレビ、ラジオ、新聞に40回以上取り上げられ、全国放送でも紹介されました。
そのような活動を経て、美濃市では旧今井家住宅・資料館の入館者が前年比で19%、美濃和紙あかりアート館15%、山田家ギャラリー12%、美濃和紙の里会館11%とそれぞれ増加、三ツ星ジョージにちなんだパンや和菓子、洋菓子など10品目も市場に出回り、直接的な経済効果だけで1700万円以上の効果がありました。
同じく、三ツ星ジョージの人気もうなぎ上りとなり、三ツ星ジョージがホストとなってもてなす「居酒屋ジョージ」では、開催するたびに満席の大盛況、若い世代の交流の場にもなったそうです。そして、お年寄りから子どもまで人気を博し、一躍美濃市の“顔”となったとのことです。
また、7月8日(日)に美濃市文化会館で行われるお笑いイベント「うだつアゲアゲお笑いライブ」では約900席の前売り券が即日完売となりました。このイベントには、NSC東京12期生の三ツ星ジョージと同期である渡辺直美、お茶ノ水男子も美濃市にかけつけます。
「うだつアゲアゲライブ」
http://www.city.mino.gifu.jp/view.rbz?cd=3775
石川市長は、「吉本興業さんのブランドがなければ、これだけのことはできませんでした。美濃市議会でも素晴らしい企画だとお褒めいただきました。今回のプロジェクトは、若い世代が中心になって行いましたので、若い人材を確保することもできました。三ツ星ジョージ君の活動は5月末で終わりましたが、これからも美濃市を盛り上げていくつながりができました」とプロジェクトのご感想を述べられました。
また、4月にはなんばグランド花月で美濃市の伝統工芸である美濃和紙を使った「美濃和紙あかりアート展inなんばグランド花月」も開催しました。「あかりの作品はたくさんあるので、これからも喜んで開催させていただきたい」とも述べられました。
吉野会長も「地域活性化のお手伝いをさせていただくのが大命題ですので、喜んでいただいて何よりです。素晴らしい財産をお持ちの美濃市とご縁をつくっていただき、ジョージくんも街の人々に愛されて、芸人冥利に尽きるのではないですか。プロジェクトの第一弾でしたし、責任感もあったと思います。街の人々がこのプロジェクトに関心を寄せてくださることが何よりです。これからも全国へ情報発信していきましょう」と今後もタッグを組んで盛り上げていくことを約束しました。
また、美濃市での「三ツ星ジョージプロジェクト」の統括役を担った篠田啓介さんによると、「三ツ星ジョージ君は、マスコットキャラクターのような存在でどこに行っても人気がありました。3月は和紙体験をしていたので市民の皆様の前に出ることがなかったのですが、“美濃市に芸人がいるらしい”とささやかれるようになり、4月から公の場で活動にするようになるとすぐに、人気に火がつきました。中部のメディアでもたくさん紹介されたことで、県内はもちろん、県外からの観光客も増え、経済効果のアップにつながりました。ジョージ君の活動は一旦、5月で終わりましたが、“また会いたい”という市民からの声も多いので、10月20日(土)・21日(日)に行われる「美濃和紙あかりアート展」にも出席してもらおうと思っています」とのことです。
【三ツ星ジョージ】