ライバルは『梅ちゃん先生』!?「人生」をテーマにしたNHK BSプレミアムのコント番組にココリコ・田中が出演!
9月1日(土)、NHK BSプレミアムにてスペシャルコント番組『LIFE!~人生に捧げるコント』が放送されます。
「人生」の可笑しさや哀しさをテーマに、内村光良さんをはじめココリコ・田中直樹、ドランクドラゴン・塚地武雅さん、我が家・坪倉由幸さんらお笑い芸人と、石橋杏奈さん、塚本高史さん、西田尚美さん、星野源さんら俳優陣がコントを繰り広げるこの番組。
本日8月9日(木)には収録の合間をぬって取材会が行われ、出演者が出席しました。
NHKのコント番組にメインキャストとして初出演する内村さんは、「今までスタジオコントはフジテレビさんでやってきたんですが、はじめてNHKさんでやらせていただくということで、フジテレビさんの美術もすごかったんですけど、NHKさんもすごいぞと(笑)。本当に素晴らしくて、セットが豪華でびっくりしています」と。さらに「先ほどスタジオ見学に中学生の方が何人かいらっしゃったんですけど、『梅ちゃん先生』と勘違いしていたみたいで(笑)。私と塚地しかいなくてがっかりしていました。ライバルは梅ちゃん先生でがんばっていきたいなと思います!」と宣言していました。
また、コントの歴史を作り上げてきた内村さんとの共演に、芸人たちは「去年内村さんとコントで初めてご一緒させていただいたのですが、またこうしてご一緒させていただける場をもらえたことが本当に光栄で、がんばろうと思っています」(田中)「この世界に入ってコントをやりたいと思ったのは『夢で逢えたら』。内村さんとコントをやらせていただくのは夢でした。なので緊張もしましたし、楽しくもあり、充実した時間を過ごすことができました」(塚地)「内村さんとやらせてもらっていたコント番組が終了したときに、『がんばっていればまた一緒にできる』って言ってくださって。その言葉を信じて2年間がんばってきて、ここで内村さんと共演できるということで、本当に楽しみにしています」(坪倉)と、それぞれ感慨深げな表情で語っていました。
一方、俳優陣はコント初挑戦の方も多く、西田さんは「ここにいるのが不思議な感じなんですけど(笑)、これを機に新しい引き出しを増やしていけたらと思います。内村さんと夫婦役のコントがあって、すごく緊張してるんですけど、楽しみです」と不安と期待の入り混じった表情でコメント。
塚本さんは「僕もコントは初めてなんですけど、ある意味お芝居ですから。その中で何か得るものがあって、コントって面白いなと思えればいいなと思っています」、石橋さんは「コントに参加するのは初めてで緊張してたんですけど、(芸人の掛け合いが)本当に面白くてアドリブが多いので、こらえるのが大変で。笑わないようにがんばらないと、と思いました」と、それぞれ新鮮な現場での心境を語っていました。
そんななか、星野さんは芸人に負けず劣らずコントに並々ならぬ思い入れを持っているようで、「俳優として参加させていただいていますが、小学生のころからコントが大好きで、コントを見て役者を志しました。なので、先ほどの収録で憧れの内村さんと“お尻をこすり合わせる”というなかなかない体験をさせていただいて、本当に幸せです(笑)」と満面の笑み。さらに、『LIFE!』というタイトルにかけて「人生とは何ですか?」と質問されると、「人生は“笑い”だと思っています」と、コントに支えられた少年時代の思い出をひとしきり語り、「僕は音楽の活動もしているんですが、“笑う”っていう歌詞がどうしても入ってしまうんです。今、『夢の外へ』っていうシングルが発売中なのでぜひよろしくお願いします」と、ちゃっかりCDの宣伝をして、記者を笑わせていました。
最後に、芸人たちに向けて「コント職人としての内村さんの魅力は?」という質問が飛び出すと、田中は、「僕みたいなものがひと言で語れるかたではないんですが…」と前置きしつつ、「以前一緒にコントをやらせていただいた時、本番で全然違うことを言いはるのでてんやわんやになった印象がありまして(笑)。今度は少しでもついていけるようにしたいなと思います」と、内村さんの瞬発力について言及。すると坪倉さんは「アドリブはたぶん相手を見てやっているんだと思うんです。返せるだろうと思う方にはアドリブがあるんですが、僕は今までアドリブをくらったことがない(笑)。ぜひ内村さんのアドリブがくるようにがんばりたいと思います」と、意外な真相を明かしつつ、抱負を。
一方の塚地さんは、内村さんがリハーサルの前段階にも関わらず、しっかりとコント用のカツラをかぶっていたことを例にあげ、「新人のような姿を見て、見習わなければいけないと思いました(笑)」とコメント。しかし、これに内村さんは「違う!『つけてください』って言われたから、『NHKさんはつけなきゃいかないのかな』と思って…(笑)」と照れくさそうに反論し、会場には大きな笑いが起こっていました。