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2012年8月17日 (金)

『吉本百年物語』10月公演で花紀京・岡八郎の名コンビが蘇る!主演の内場勝則、千原せいじが会見

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吉本興業100年の歴史を月替わり12本のお芝居で振り返る『吉本百年物語』10月公演で、吉本新喜劇を彩った伝説の二枚看板、花紀京と岡八郎の名コンビが蘇ります! 題して「吉本新喜劇誕生!」。絶妙の間とトボけた雰囲気で笑わせた花紀京に内場勝則、「奥目の八ちゃん」の愛称で親しまれ無数のギャグを生み出した岡八郎に千原せいじが扮します。8月17日(金)、主演のふたりが揃って囲み会見を行い、制作発表会見よりひと足早く、熱い意気込みを語りました。

司会を担当した『吉本百年物語』プロジェクトリーダー・中井秀範は、挨拶のなかで「ふたりは最適のキャスト」と自信をのぞかせます。5月公演で既に『百年物語』の舞台を踏んだ内場ですが、「10月公演は、最初から内場くんでやろうと決めていた」そうで、満を持しての再登板に。一方のせいじは、「見ての通り、芸人の中で一番イメージに近い」と、ルックスが最大の決め手になったとか。ほかにも「ある種のがさつさ、パワーが岡八郎さん役にぴったり」と、期待を込めて語りました。

ここで、おなじみの扮装で大変身したふたりが会場へ。当時の写真と並ぶと、あまりのそっくりぶりに笑いが起こるほど。せいじは「最初は『俺、奥目ちゃうのになんでオファー来たんかな』と不思議に思った」と笑わせます。内場は「お話をいただいたときは、無理と思いました」とポツリ。「喜劇人が喜劇人を演じるというのはすごいプレッシャー。一緒に舞台をやらせていただいていたこともあり、自分で自分の演技にストップがかかるのではと不安だった」と、複雑な心境を明かしました。引き受けた今も、「光栄だが、逆に恐さもたくさんある」と、気持ちを引き締めているようです。

花紀京とのエピソードをきかれた内場は、「初めて新喜劇の楽屋に行ったとき、最初に来られたのが花紀さんで。『誰や!』と言われて恐いなと思ったんですが、そこからは結構、かわいがってくださいました。本読みで隣に座らされたり……逆にいじめみたいでしたけど(笑)」。花紀のどういう部分を役に取り入れていきたいか、との質問には、「すべてにおいて間が大事やと言っておられたので、できるだけ、先輩方に恥じない間に近づけるように頑張りたい」と力を込めました。一方のせいじは岡八郎と直接の接点はなかったため、「とにかく、おもろいおっちゃんやと。テレビで見ていたイメージしかないんです。好きなギャグと言われても、たくさんありすぎて……」とのこと。これからふたりがどんな役作りを進めていくのか、今から注目が集まります。

最後は、「『百年物語』は歴史に残るものになる。それに恥じないように、もしかして、芸人になって初めてちゃんとするかもしれません」(せいじ)、「大きい看板なので汚さないように、僕なりの花紀京像を作っていきたい。楽しんで見ていただければ」(内場)と、それぞれ真剣な表情で決意を新たに。戦後、一時は興行の世界から遠ざかっていた吉本興業が、隆盛を取り戻す原動力になった吉本新喜劇。100年のなかでもエポックメイキングな時代を描く10月公演で、思い出の名コンビに再び出会ってください!

吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語

10月公演『吉本新喜劇誕生!』

公演期間:10月7日(日)〜31日(水)※10月11・12・13・18・19・23・25日は休演

会場:なんばグランド花月 開演時間:平日・土曜・祝日19:00(18:30開場)、日曜16:00(15:30開場)

料金:1階席6000円、2階席5000円(全席指定)

出演:内場勝則、千原せいじ、末成由美ほか

※チケットは8月18日(土)10:00〜発売開始! チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル☎0570-036-912(10:00〜19:00)

http://www.yoshimoto.co.jp/100th/monogatari/

【内場勝則】【千原せいじ】

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