よしもとニュースセンター

９月20日（木）、東京・六本木ヒルズアリーナにて映画『のぼうの城』のジャパン・プレミアが行われ、山口智充が出席しました。

『のぼうの城』は作家・和田竜さんのベストセラー小説を映像化した作品。不思議な人格で農民たちから“のぼう様”という“でぐのぼう”をもじった愛称で呼ばれる成田長親（野村萬斎さん）を総大将にたった500人の兵が、石田三成が豊臣秀吉より預かった２万の兵との戦いに挑むという、豊臣秀吉が唯一陥落できなかった武州の忍城（おしじょう）を題材とした物語。壮大なスケール故に、映像化実現までに８年の歳月を費やした同作は、興奮と感動の超スペクタクル・ムービーとして、ついに今秋公開に至りました。
今作で、山口は成田家の家老を務める豪腕・豪傑な柴崎和泉守（しばさきいずみのかみ）を演じています。

同イベントには主演の野村萬斎さん、佐藤浩市さん、榮倉奈々さん、成宮寛貴さん、上地雄輔さん、山田孝之さん、犬童一心監督、樋口真嗣監督も出席しました。

安住紳一郎TBSアナウンサーが司会進行を務めるなか、本作のキーワードとなっている水を使った滝の真ん中より登場した監督＆キャスト陣。
兜をつけて登場した両監督は、「面白くてすでに５回観ました。気に入られた方はお友だちに勧めてください」（犬童監督）「（監督２人体制は珍しいが？と聞かれ）珍しいと思いますけど、大変よかった。俳優部の皆さんは大変だと思いますが、普通の倍、演出が入ってるわけですからね。当社比ですが。ツインターボと私は呼んでますが、この制度は私たちが独占したいですね」（樋口監督）と、自信をのぞかせます。

現場の待ち時間には、よく佐藤さんと山口による監督２人のモノマネが披露されていたようで、「食い入るように見ていたら、本番だと呼ばれても気づかないことがありました」と野村さん。劇中で武術も披露している榮倉さんは「あんなに大きなぐっさん（山口）を投げたり……」と言いながら、反対側にいる山口のほうを見るもすぐには見つけられず、「あれ？……あ、いた！　今日は静かなので（気づかなかった）」と笑顔。これには終始、緊張した面持ちだった山口も、「すみません。今日は小さくて……」と顔をほころばせます。

正木丹波守利英を演じた佐藤さんとのシーンが多かったという山口は、「役柄的に引くに引けないライバル的な関係性だったとはいえ、ご本人にライバル意識はないですからね。インターバルでも一緒にいることが多くて、非常に楽しかったです」とコメント。安住アナから「佐藤さんより、ご自身が優ってるなと思うところはありましたか？」と訊ねられ、「これっぽっちもないです！」と首を横に振ります。佐藤さんからは「プライベートでご家族と一緒のときにお会いしたことがあるんですけれど、子どもたちのぐっさんを見る目で、父としての責務を果たしてるんだなと感じた。これは負けたなと思いましたよ」と誉められ、「ありがとうございます」と照れながら頭を下げていました。

最後は、劇中で使用される農民のかけ声「えいか、えいか、おー！」をお客さんと一緒に行い、イベントは終了しました。

続く、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた完成披露試写会の舞台挨拶にも、出席した監督＆キャスト陣。司会進行はジャパン・プレミアに引き続き、安住紳一郎TBSアナウンサーです。

山口は「いつものビールを運んでいるぐっさんじゃないぐっさんを見ていただければと思います。よろしくお願いします！」と来場者へ挨拶。また、お気に入りのシーンを訊ねられると「皆さんに見ていただく前にシーンについて語るのは好きではないんですけど、しいて挙げるならば（萬斎さんが自ら踊りをつけた）田楽踊りの最中、萬斎さんが股間からピー！を出すとこですね」と口笛を鳴らしてコメントします。「皆さん、ここか！と思ってください。変なことだから隠したわけじゃないですよ？　上映前やからピー！を入れてみました」と軽快に語り、会場を沸かせました。

こちらも、お客さんとともに行われた「えいか、えいか、おー！」で、舞台挨拶は締めとなりました。

映画『のぼうの城』は、11月２日（金）より全国にて公開されます。ぜひともお近くの映画館でご覧ください！

●作品情報

のぼうの城
監督：犬童一心　樋口真嗣
脚本：和田竜
原作：のぼうの城（小学館・刊）
出演：野村萬斎
　　　榮倉奈々　成宮寛貴　山口智充・上地雄輔　山田孝之／佐藤浩市ほか
配給：東宝、アスミック・エース
公式サイト：http://nobou-movie.jp/
©2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ

●芸人顔検索　山口智充
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【山口智充】