よしもとニュースセンター

吉本興業創業100周年プロジェクトの一環として、４月よりなんばグランド花月で始まった吉本興業百年の歴史をひも解く月替わり12本のお芝居、『吉本百年物語』。現在は9月公演「焼け跡、青春手帳」を上演中です。

そして9月20日、通算100回目公演を迎えた当舞台。開演前には、なんばグランド花月前広場特設ステージで、花菱アチャコ役の兵動大樹をはじめ、へびいちご、武田幸三、和泉大輔さん、ジャンさんら9月公演出演者によるトークイベントが行われました。

それぞれの舞台衣裳で登場した出演者たち。サングラスをかけた和泉大輔さんとジャンさんは進駐軍役です。MCのへびいちごに自己紹介をとマイクを向けられた和泉さんは「僕は松竹芸能で役者をやらせてもらっていますが、『吉本百年物語』に出させていただいて身に余る光栄です！」と元気よくご挨拶を。へびいちご・高橋曰く、「和泉さんとジャンさんは、戦後のキーポイントになる二人です」とのこと、劇中も要注目です。

そして出演者の中にはムエタイチャンピオンの姿も。その人物こそ武田幸三。なお武田のみムエタイスタイルでの登壇となしました。6本まとめたバットも折れるという破壊力を持つ“武田キック”。高橋が「試してみたい人？」とギャラリーから募ったところ、立候補者が！　テレビ番組内で松本人志も蹴ったことがある武田のキックを「いわば縁起物。アントニオ猪木さんのビンタみたいなものですよ」と高橋。そんな縁起物の“武田キック”ですが、挑戦者が受ける前にまずは高橋が蹴られることに。そして渾身の蹴りを受けて「まあまあ痛い」とのコメントを残した高橋ですが、顔を激しくゆがめていました。

そんな高橋の姿を唖然とした様子で見ていた挑戦者。いざ、“武田キック”を受けたところ、言葉にならないリアクションをされていました。高橋がコメントを求めたところ、相当痛かったそうです。そんな勇気ある挑戦者には“『吉本百年物語』クッキー”のプレゼントがありました。

その後、高橋の「縁起物」という紹介を受けて、兵動も“武田キック”を志願。プロ野球選手のフルスイングほどの威力を持つとも言われる “武田キック” に「ぁ痛ぁ～!!!」と悶絶したものの、「なんかスッキリした！」と晴れやかな表情を浮かべていました。





そんな中、9月公演で林正之助役を演じているぼんちおさむも特設ステージに登場。破壊力抜群の“武田キック”に対抗と、「おさむちゃんでーす!!」のギャグを武田の耳元で絶叫していました。また、秋山直太朗さん、豊崎俊輔さんもステージに上がり、ともに公演をPRしました。



「『吉本百年物語』は初めての方も納得してもらえるお芝居になってます！　女優陣も黒谷友香さんをはじめ、いろんな方が出ていますし、見どころたくさんのお芝居です！」と兵動。なお、黒谷さんは、花菱アチャコのラジオドラマでの相手役である浪花千恵子役を演じています。

そして最後に、「本当にこの舞台は笑いがあって、泣けて、楽しくて。ほっこりした気分になります。今日のお帰りには100回目を記念した縁起物の“『吉本百年物語』クッキー”ももらえます。よろしくお願いします！」と高橋。“武田キック”のチャレンジャーにもお渡ししたこの“『吉本百年物語』クッキー”とは、『吉本百年物語』100回目公演を記念したスペシャル品のこと。9月20日の『吉本百年物語』の終演後、出演者から手渡しで来場者全員にプレゼントされました。出演者からのお見送りに来場者も大いに沸き、100回目公演をお祝いしました。







『吉本百年物語 9月公演 焼け跡、青春手帳』は9月30日(日)までなんばグランド花月で上演中です！　この機会にぜひ足をお運びください！

吉本百年物語 9月公演「焼け跡、青春手帖」

脚本：長川千佳子

演出：湊裕美子

出演：黒谷友香、兵動大樹、ぼんちおさむ、高川裕也、松澤一之、へびいちご、西川かの子ほか

公演日：9月9日（日）～9月30日（日）※9月12・13・17・19・21・23日を除く

開演時間：平日・土曜・祝日19：00（開場18：30）／日曜16：00（開場15：30）

会場：なんばグランド花月

料金：全席指定　1階席6000円　2階席5000円