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2012年10月 1日 (月)

『KOYABU SONIC』2日目、小籔千豊がコメントを発表!

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2008年7月に行われた大阪城音楽堂での第1回公演以来、回を重ねるごとにスケールアップしている『KOYABU SONIC』が今年も、9月29日(土)、30日(日)の2日間、行われました。

今年は台風を懸念する中での開催となり、29日(土)は予定通り野外の舞洲コヤブソニック特設会場で行われましたが、30日(日)は朝7時の時点で開催を決定したものの暴風雨のため一時中断。会場を特設会場からすぐに位置する屋内の舞洲アリーナに移動し、14時前に再開しました。体育館のアリーナにステージをセッティングし、簡易な機材での対応となりましたが、最後まで多くのお客様が楽しんでくださいました。

イベント途中には小籔千豊が、舞洲アリーナでの開催に至る経緯や、その心境を語りました。

「365日のうち2日を選んで、“そこに台風が直撃するような奴は絶対に売れへんから、ここでええねん”とか、9ヶ月くらい前の『コヤソニ』の会議の時に大きいことを言ったんですけども、見事に直撃して…。でも、キョードー大阪さんが機転を利かせてくださったおかげで舞洲アリーナにお客さんも移動できて、いつもの『コヤブソニック』に比べると機材も十分じゃないですけども、代わりとしては十分すぎる環境を整えていただき、なんとかお客様にも座っていただき、盛り上がってくださっています。キョードー大阪の皆さんや吉本のスタッフの皆さんに感謝したいですし、すぐに貸してくださった舞洲アリーナさんにも本当にお礼を言いたいと思います。また、雨でびしょびしょになった後でもお客さんが盛り上がってくれていますし、アーティストの方も盛り上げてくださって、本当にいい感じになっていると思います」

台風17号は29日の時点で関西地区を直撃することが判明。夜の間にも様々な対応策を考案していました。しかし、ひとまず舞洲コヤブソニック特設会場での開催が決定しました。

「お客さんも雨の中、めちゃ盛り上がってくれまして、ダイアンの漫才も豪雨やから受けにくいと思っていたらめちゃ受けて、ET-KINGさんもすごく盛り上がっていたのですが、だんだん風が強くなってきて。“ああ、これは中止か中断か”と思っていたら、舞洲アリーナが空いていると知り、お客さんにずぶ濡れのまま観ていただくのも申し訳ないし、だからといって中断するのも悪いと思っていたので、この2点がカバーできて本当に良かったと思いました」

と、かろうじて開催続行できたことに胸をなでおろした小籔でしたが、やはり“台風直撃”の日を選んだことへの責任は強く感じているとのこと。

「イチローさんがヒットを打った時、“持ってるよね”という発言をされていましたが、この場で本当、“俺、持ってないよね”と言いたいです。僕がこの日にやると言ったことでたくさんのスタッフが動いてくれて、たくさんの出演者が出ると言ってくれて、たくさんの方がチケットを買ってくれて、スポンサーの方も“この日にやるの? それじゃあお金出そうか”と言ってくださいました。そんな皆さんの思いをすべて台無しにするこの暦チョイス…。暦チョイスのセンスがなさ過ぎて本当に申し訳ないと思います。もし来年、何かイベントがありましたら、今日来られなかった方々の分まで、お笑いや感動をお届けできるよう精進し、自分もスキルアップしないとならないと思っております」と神妙な面持ちで語りました。

『KOYABU SONIC 2012』は、悪天候に見舞われながらも多くの皆様のご理解とご協力を得て、2日間を終えることができました。本当にありがとうございました。

【小籔千豊】

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