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2012年10月19日 (金)

3年ぶりの単独ライブ『チュートリアリズム4+ASIA』、一般発売を前に二人を直撃!!

チュートリアルが3年ぶりに単独ライブツアー『チュートリアリズム4+ASIA』を敢行する!――そんなビッグニュースから、ひと月あまり。いよいよ10月20日(土)からは、チケットの一般発売がスタート。ということで、徳井義実&福田充徳の二人を直撃!! 内容についてはもちろん、ライブへの思いについて、またアジアツアーの真意について、たっぷり語ってもらいました。

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――まずは今回、単独をやろうと思い立ったきっかけをお聞かせください。
徳井「3年も間が空いてしまったことに気づいた、というのが一番大きいですね」

――やらなかった間、ライブをやりたいという思いはあったんですか?
徳井「『やりたいな』という思いもありましたし、『やらなあかんなあ』という感じですよね。でも、単独をやるとなると、ものすごく大変だからなかなか労力を割ける余裕がなかった。でもまあ、ムリをすればできなかったわけじゃないと思うんで…うん、めんどくさくてやらなかったという方が近いかもしれませんね(笑)。でも、3年も空いたとなった時に『もうそろそろやっとかんとな』と思いまして」

――その「やっとかんと」というのは、どこから湧いてくる気持ちなのでしょう?
徳井「なんですかねえ。普段って、どうしてもTVの仕事が多くなってしまうじゃないですか。だから“劇場もしっかりやっとかないとな”という感覚ですかね。いや、ちゃんとルミネ(the よしもと)に出て、ネタもやってるんですけどね。ちゃんと新しいネタを作っておかないと、自分で自分を『芸人』と呼べないような気持ちになってくるというか(笑)」

――最近、徳井さんは俳優としても注目されるようになって、それも影響してますか?
徳井「そうそう、そうなんですよね。もちろん、俳優をやらせていただくのはとてもありがたいし、すごくやりがいもあるんです。でも逆に、なおさら自分がなんなのかわからなくなってくるという面もあってね。だからそういう意味でも、足元をちゃんとしっかり固めようかなと」

――福田さんには、徳井さんからどんな感じで話があったんですか?
福田「『ライブ、やると思うねんけど、どう?』って感じでしたね。だから、僕はもう『ああ、ええんちゃう?』と即答ですね(笑)」
徳井「単独ライブってたいへんですけど、やっぱりやってる時の楽しさとか、終わった時の達成感が、ほかのものには代えがたいものがあるんです。だからその気分を、二人で久しぶりに味わいたいなという思いもあるんですよね」

――そういえば、トークライブ『原宿で…』も2010年が最後。だから「チュートリアル」の名前を冠したイベントが、本当に久しぶりで。
徳井「ああ、そっか。『原宿で…』もだいぶやってなかったんですねえ」
福田「最後にやってから、もうそんなに経つかあ。でもあれは、一緒にやってたピースが忙しくなったというのが大きいんちゃいますかね(笑)」

――ちなみに、単独をやろうという企画は、完全にお二人発信なのですか?
徳井「まったく自分たちからです。だから、本当にシンプルなんですよ。動機は僕らがやって楽しいというのと、お客さんにもちょっと笑っていただけたらなあ、とそれだけ。で、実際にスタートすれば、楽しませたい人がいて、楽しみたい人がいるだけですから」

――肝心のライブの中身についてですが、初日の福岡まで一ヶ月を切りました。
徳井「なーんにも決まってないです。ゼロです(笑)。ま、でもこれはいつも通りのペースといえば言えるんでね」

――徳井さんってそもそも、スイッチが“入る”感じですか? もしくは“入れる”感じ?
徳井「時間が迫ってきて『入れなしゃあなくなる』って感じです(笑)」

――その「しゃあなくなる」タイミングはいつも通りでいうと、いつなのでしょう?
徳井「流れを言うと、だいたい始まる一週間くらい前に『あれ? あと一週間しかないな。やばいやばい』となってきて、3日前くらいから本格的にスイッチが入り出す。それで前日とかにダーッとネタを書くと」

――えっ!? 漫才もコントもすべて? 単独ライブを丸ごと、ですか?
徳井「はい(笑)。ただ、なんとなくこんな設定のをやるかもなというが見えたときに、使いそうな小道具とかセットは発注しておきますよ。そうしてひとまず、自由がきくようにしておいて、本格的に考えていくって感じですね。それで大丈夫なのかと思う人もいるかもしれないですけど、その辺のごまかし方はね、だいぶスキルが上がってますのでね(笑)。でも小道具ならたとえば前日でも対応できますけど、音となるとなにかと厄介でしょ? なので発注できないんですよね。ということで、僕らのコントに音のきっかけがないのは、実はそういうところに理由があったという(笑)」

――なるほど(笑)。では、待つ側の福田さんも今はどーんとしていると。
福田「まあ、そうですね。今まで通りならばそうやろうなあと、取り立てて動揺はしてないです。今の時点で、僕の焦りはゼロですね。というより、それこそなーんにも考えてない(笑)。時が来れば徳井が全部やってくれますからね。お任せですわ。でもまぁ、始まれば始まったで緊張するんですけどね、間違いなく」

――素朴な疑問ですが、そうするとネタ合わせはいつやるんですか?
徳井「前のライブツアーでは、初日の朝でした」

――はい!??
徳井「すごいでしょ(笑)。初日の朝に、分厚い台本を持っていって『ほんならやろか』と。そこで各ネタを4、5回くらいやってみて、準備完了です。あとはもう本番に臨むだけ。でも不思議なことに、そんな状況でも開演まで2時間くらい、時間が余ったりするんですよね。『うーん…できちゃったな!』と(笑)」
福田「『意外といけたなあ』(笑)」
徳井「『2時間空いたけど、どうしよう? 飯でも食いに行こうか』ってな(笑)」

――それは「もう完成した!」ということなのでしょうか。
福田「というより『覚えた!』ってことです(笑)。あとはうちらが舞台上でどうするのか、という話なんで。お客さんにウケれば、そのままテンションを上げていくし、あんまりやったらなんとかしようとその場でいろいろあがきますしね(笑)。新ネタだと反応が予想できないですから、臨機応変に」
徳井「だから自然、ものによっては半分以上アドリブ、みたいなことにもなりますよね。まさにライブです。舞台が二人のジャズセッションのような感じになりますよ」

――ということはもしかして、だからこそタイトルもツアーごとに付けられない?
徳井「まさにそう(笑)。今の時点で、ざっくりとしかお話できないんですから、タイトルが決められるわけがないですよ。となると『チュートリアリズム』にならざるをえないんですよね」

――でも今回は“オール新作”にはなる、と。
徳井「いや。間違いなく新作はやりますけど、それがすべてなのかは正直、よく分からないんですよ。全部新作かもしれんし、昔のやつをリメイクすることを思いつくかもしれん。申し訳ないんですけど、答えようがないんですよね(笑)。でも、オール新作って書いた方がお客さんが来るなら、それでもいいですけど。オール新作と言いきってもいいですよ(笑)」

――(笑)。でも心配なさらずとも、チケットはとりにくいんじゃないでしょうか。
徳井「どーですかねー? わかんないですよー。そればっかりは蓋を開けてみないと」
福田「それにたとえ『売り切れた』と言われても、実際に僕らで電話を受けてるわけではないから、実感がない。だからいつも不安ですよ」

――そしてもうひとつ。気になる「アジアツアー」ですが、これを思いついたのは…。
徳井「僕です!」

――動機はというと…。
徳井「それはね、ただ旅行に行きたいだけ、です!(笑)」

――本当だったんですか!? 徳井さんがツイッターでそうつぶやかれてるのを見て「そんなばかな」と思ったのですが(笑)。
徳井「わははは! いや、ほんまそうです。ほかは何もないです(笑)」

――でもたしかに、そう考えないと「なんでいきなりアジア?」と疑問が浮かぶんですよね。だって…おかしいですよね?
徳井「おかしいですよ(笑)。別にわざわざ行かなくてもいいですもんね」

――一方、福田さんの反応は?
福田「『ああ、アジア行くねや』です(笑)」

――(笑)。現時点での資料には「3ヵ所」とだけありますが、どちらへ?
福田「え、3ヵ所? まったく知らんかったわ(笑)」
徳井「これも、あくまで『だいたい3ヵ所ぐらいかなあ』というレベルの話ですね(笑)。なのでこれも、詳しいことはなーんも決まってないです」

――中身は単独ライブをそのまま持っていく感じ?
徳井「いや。海外へは特別にVTRを作って、それに字幕を付ける“VTRライブ”にしようと思ってます。最初はたしかに『漫才やろうかコントやろうか』とかいろいろ考えてみたんですけど、それは違うかなと。なので、上映前や後に僕たちも出ますけど、基本は映像のライブになると思います。現地にいる日本人の方にもちょっと楽しんでもらいつつ、あとは外人さんが見て何を感じるのかですよね。反応は笑いなのかなんなのか、それをちょっと見てみたいんですよね。という、表向きっぽい理由もあるんですけど、それは2割。あとの8割が単純に『旅行に行きたい』です(笑)」

――やっぱり、その動機が大きいんですね(笑)。
徳井「だって、そうでもしないと旅行に行けないんでね」
福田「うん。それはわかるわ」
徳井「じゃあプライベートでと思って、休みをとったとしてもそれで行くかといえば…なかなか腰が重くなってくる(笑)。だったら二人でライブツアーとしてアジアを回っちゃえと。芸人として、いろんな経験もしていきたいなという思いを合わせつつね」

――ファンの中には、海外公演へも行こうとする方がいるかと思います。
徳井「どうなんでしょうねえ。来たかったら来ていただいていいですし、ありがたいですけどね」
福田「基本、旅行を楽しむベースで来てほしいですね。イベントメインで来られると、キツいことになるかもしれへん、っていうか責任を持たれへん(笑)」
徳井「VTR流すだけやからな(笑)。ま、それにアジアへ行く過程もカメラを回して、後にDVDが出るんやったら入れようと思ってるんで、そんなに『行かな』と思わなくても大丈夫ですよ、とは言っておきたいですね」

――では、最後に見どころをお伺いしたいのですが、現段階ではどう言いましょう?
徳井「やっぱり、3年ぶりに新ネタやるってことが一番の見どころでしょうね。二人だけで2時間くらい舞台に立つ、ということですよね。あとは、合間に流すVTRも毎回力を入れて楽しんでやっているんですが、今回も面白いVTR作ろうと思っているんで。といっても、だいたい今月の末にロケをする感じなんですけどね(笑)。でも、面白いものにはなると思います」

――福田さんはいかがですか?
福田「僕、倒れてからソロイベントが初なんで、そもそも2時間ちょい立ってられるかという(笑)。でもほんま、そんな不安がありますよね」
徳井「いや本当、体力が著しく落ちてますからね。マジでしゃべっていられるのかなっていう。それに声も張りますし」

――徳井さんにも、福田さんが復帰されて初のツアーということへの思いはありますか?
徳井「そうですね。割と重い病気でしたし、また二人で全国回れるようになってよかったなっていう思いはすごくありますね」
福田「不安とは別に、徳井と新ネタの漫才をやるのがほんまに久しぶりなんで、どんな感じになるのかすごく楽しみですよ」
徳井「ネタの中身でいえば、僕らの場合は作り方というか選び方も、割と等身大の、その年代の男らしいネタをやってきたんですよね。だから3年空いた分、37歳になった僕らなりの等身大の新ネタで漫才ができたらええなと思ってます」

――ただ、そのネタができるのは、初日かもしれない(笑)。
徳井「だから福岡のお客さんは、だいぶハラハラドキドキ感を味わえるんじゃないかと(笑)」
福田「ふふふ」
徳井「以降の会場では、また手が加わって変化もしていくんですけど、一方で最初は最初の荒削りの良さもありますしね」
福田「何ヵ所か行こうと考えている人がいたら、それはそれで楽しめると思います」
徳井「あとはあれやな、グッズ。毎回凝ってるんですけど、今回もなにかしら…」
福田「前回はたしか、俺のヘルメットを作ったんやったな」
徳井「そうそう。あれ、なんぼやったけ? 1万…」
福田「ちゃう。10万円や!」
徳井「わ、そっか! でもあれ、何個か売れてんな?」
福田「うん。各会場で1個ずつ売れたんやなかったかな?(笑)」
徳井「わはははは。今回もそんなんができたら面白いな」
福田「まあ、間に合うかどうかわからないから、はっきりとは言えんけど」
徳井「せやな。ただひとまず、グッズも楽しみにしといてくださということで、みなさまのお越しを心よりお待ちしております」

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●ツアー情報
『チュートリアリズム4+ASIA』
出演:チュートリアル
前売り:4000円/当日:4500円
10月20日(土)チケット一般発売開始!!

≪日程≫
★11月12日(月) 18時30分開場:19時開演
福岡公演/ももちパレス
(福岡県福岡市早良区百道二丁目3番15号)
Pコード:424-491/Lコード:82050
<予約受付>
チケットよしもと:0570-041-489
Lコードダイヤル:0570-084-008(Lコード入力必要)

★11月22日(木) 18時30分開場:19時開演
札幌公演/共済ホール
(札幌市中央区北4条西1丁目1番地 共済ビル6階)
Pコード:424-488/Lコード:11291
<予約受付>
チケットよしもと:0570-041-489
Lコードダイヤル:0570-084-001(Lコード入力必要)

★11月25日(日) 14時30開場:15時開演
名古屋公演/名鉄ホール
(名古屋市中村区名駅1-2-1 名鉄百貨店[本館]10階)
Pコード:424-480/Lコード:45140
(予約受付)
チケットよしもと:0570-041-489
Lコードダイヤル:0570-084-004(Lコード入力必要)

★11月29日(木) 18時30分開場:19時開演
大阪公演/大阪国際交流センター
(大阪市天王寺区上本町8-2-6)
Pコード:424-492/Lコード:59237
(予約受付)
チケットよしもと:0570-041-489
Lコードダイヤル:0570-084-005(Lコード入力必要)

★12月2日(日) 14時30開場:15時開演
仙台公演/仙台市青年文化センター シアターホール
(仙台市青葉区旭ヶ丘3-27-5)
Pコード:424-489/Lコード:22291
(予約受付)
チケットよしもと:0570-041-489
Lコードダイヤル:0570-084-002(Lコード入力必要)

★12月13日(木) 18時30分開場:19時開演
東京公演/銀座ブロッサム
(東京都中央区銀座2丁目15番6号)
Pコード:424-490/Lコード:33291
(予約受付)
チケットよしもと:0570-041-489
Lコードダイヤル:0570-084-003(Lコード入力必要)

★2013年1月
アジアツアー予定

■チケットに関するお問合せ
チケットよしもとお問い合わせ専用ダイヤル:0570-036-912(10:00〜19:00)

【チュートリアル】

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