ケンコバ考案“ドM”アプリなど本日より配信開始
11月1日(木)、東京・渋谷のヨシモト∞ホールにて、「お笑いLIFE」芸人考案アプリ 完成披露会見が行われました。
「お笑いLIFE」では、よしもと芸人による多数のコンテンツが配信されていますが、その中の『めざせ!世界一の爆笑便利アプリ』で、芸人自ら考案し、一般投票で選出された4つのアプリが本日より配信されるとのこと。その4人の芸人が出席するとあり、マスコミだけでなく一般の観客も駆けつけ、賑やかな会見となりました。
まず、番組内では「熱血!!アプリ開発部」の部長を務める宮川大輔と鬼頭里枝さんの2人がMCとして登壇。これまで同企画で誕生したヒットアプリ『かゆがりGIRL』(サバンナ・高橋考案)などを紹介しました。
続いて、ケンドーコバヤシ、近藤春菜(ハリセンボン)、博多大吉(博多華丸・大吉)、川島明(麒麟)も登壇。壮大なBGMに合わせるように、ゆっくりと歩みを進めてきたケンコバは、お馴染みの(?)モミモミポーズをすると、続く大吉も同様のモミモミポーズで笑いを誘っていました。
ここから、改めて各々が考案したアプリを、実際に操作しながら解説をします。
トップを飾ったのは、ケンドーコバヤシ考案の『ダメ男のワンチャンス』で、職業別に分かれた女性がモニターに現れ、そこから一人を選択し、その女性が罵倒するボイスが聞けるというアプリ。今回は女刑事を選択後、プレイヤー側のセリフを選択すると、「黙れ! これから捜査会議があるんだよ!」というボイスが流れ、コバヤシは満足気な表情。コバヤシらしいMっ気たっぷりの内容だが、24時間内でランダムに1時間だけ彼女が甘えてくるとのことです。
続いて、近藤春菜考案による『Dream Work Catcher』。近藤曰く「美人とブスの職業選択肢の幅に怒りをおぼえている」という不満から着想し、顔写真を取り込み、ブスと判定されれば職業選択の幅が広がり、逆に美人と判定されれば選べる職業が少なくなります。
今回のプレゼンでの近藤は、「普通」と判定された後、職業は「アナウンサー」を選択。メジャー移籍を控えたプロ野球選手と出会い、メールや電話を通し、恋に発展する様を興奮まじりにプレゼンしました。
そんな近藤を見て、「気色悪いですね」と宮川が漏らせば、ケンコバも「(プロ野球選手の嫁になって)栄養管理とか出来んのか?」などとヤジを飛ばしていました。
続いて、大吉考案によるアプリ『よしもと芸人サインコレクション~東京編~』は、よしもとの東京所属の芸人100組以上をコレクションするという内容。芸人を題材にしたミニゲームでポイントを稼ぎ、そのポイントでくじを引き、芸人の写真とサインが画面に登場するシステムで、大吉がプレイすると、井下好井、Bコースらを引き当てました。すると、客席からの反応が予想以上に薄かったらしく、「こんなにお客様が静かになるんですか?」と愚痴をこぼす大吉。
ラストを飾ったのは、川島明考案の『ええ声ガチャ』。ガチャを回すごとに、川島の「ええ声」がゲットでき、さらには200種類以上あるというその「ええ声」をコレクションすれば、文章を作成できたり、メールで送ることできるというもの。
試しに川島がガチャを回すと、「墾田永年私財法」というええ声を引き当ました。
また、『熱血!!アプリ開発部』は、この日から『Dr.宮川のアプリカウンセリング』へとリニューアルし、悩みを持った芸人をアプリで解決に導く内容となりました。
こちらは『日経トレンディネット』とも連動し、1回目では、「漢字の読み書きが苦手」と悩むはんにゃの川島章良を迎えています。
フォトセッションを挟み、囲み会見も行われました。
アプリの感想を聞かれた宮川は、「一人をのぞいて、ええかなって思いますね」とケンコバに視線を送ります。ケンコバは「僕の周りでは評判いいですけどね」と反論すると、「Mが集まってますからね(笑)」と宮川。Sな宮川にとって、理解に苦しむ様子でした。
よしもと本社の暗い部屋で、一人でレコーディングしたという川島は、「騙されてるんじゃないか」とドッキリを疑っていたとか。さらには、当初は「はずれ」として相方の田村裕の声も収録する予定だったが、途中から「売れるんじゃないか」「おちゃらけやめよう」という声が高まり、田村の出番は消えたそうです。
こうして会見は爆笑に包まれながら、お開きとなりました。
今回紹介された4つのアプリのうち、『よしもと芸人サインコレクション~東京編~』はiPhone、Androidともに無料にて、その他3つはiPhoneが85円、Androidが99円にて本日より配信開始されました。
これらのアプリを生んだ番組『めざせ!世界一の爆笑アプリ』などが配信されている『お笑いLIFE』は、iPhone、iPad、SoftBankスマートフォン、ソフトバンク3G携帯電話にて、無料でご覧になれます。