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2012年11月 3日 (土)

本日発売! サバンナ八木の新刊『世界の武器』は「いわば秘伝を明かしてしまった感じです!」

本日11月3日(土)、ついに八木真澄・著『世界の武器』(ポプラ社)が発売されます。そこで著者であるサバンナ・八木を直撃! 芸人仲間を衝撃と爆笑の渦に叩き込んだ、驚愕必至の中身について語ってただきました。

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『世界の武器』は、八木真澄が書き綴った「武器ノート」を書籍化したものです。過去にも“八木ノート”は『ぼくの怪獣大百科』、『まだ見ぬ君へ』と出版されていますが、今回の作品もスゴイことになっております。なにしろ、昨年『ざっくりハイボール』(テレビ東京、テレビ北海道、テレビ大阪、九州放送、大分放送、熊本放送でオンエア)で紹介されると、千原ジュニアをはじめとした出演者が軒並み悶絶したほど。彼らの「本にした方がええ!」という声と、視聴者からの大反響を受け、このたび100種類の「世界の武器」を一冊にどーんと収録。しかも、イラストや文字をそのままパッケージし、すべての武器に相方・高橋茂雄からの「ツッコミコメント」まで掲載した、大充実の内容になっています。

ということで八木真澄、武器の奥深さを大いに語る、の巻。はじまりです。

――単刀直入に、なぜ武器なのですか?
「ま、単純に武器のことを考えるのが好き、というのが一番ですね」

――男の子が憧れる気持ちはわかります。すると、このノートはいつくらいのものですか?
「ここ5、6年ですね。毎日書いてる日記をはじめ、いろんなノートが入った引き出しがあるんですけど、武器をノートに書いていこうとやり出したのは最近のことです」

――最近ってのがスゴイですよね(笑)。
「でもね、実はそもそも武器が好きなったのはお兄ちゃんの影響なんですけど、お兄ちゃんもすごいですからね、今」

――今、ですか?
「そう。お兄ちゃんは武器を開発したりする工房を持ってるんですよ。こないだも“人間大のガンタンク”を作ってましたからね。となると僕の中では自然に『負けてられないな』となりますよ。ま、お兄ちゃんが科学的な方向だとしたら、僕の場合はアイデアで勝負といったような感じで。互いにライフワークにしていこうということですよね。ちなみに、そんなお兄ちゃんにノートを見せたら『ずるいぞ』と言われました。範囲を広げすぎちゃうか、ということみたいですね」

――……なるほど。でも、たしかに鰹節とか、そのままって感じのモノまでありますからね。
「あ、鰹節に関してはまた違うんですよ。『かたいかつお』ってやつでしょ? あれは番組でジュニアさんにも『ただの鰹節や!』と言われたわけですけど、それはたしかにそうなんですよ」

――……ええ、はい。
「でも、僕の中では『十分に武器だ』という認識なんです。だからこの場合、記したのは『鰹節は殴れるし、だいぶこれは怖いぞ』って発見ですよね。みなさんは食材としてしか認知してないんでしょうけど、武器だぞと。ですからね、たえず物事を武器として見ていこうということなんですよ。みなさんも、僕のイラストはとてもつたなく見えるかもしれないですけど、それはあくまでもスケッチとして捉えていただきたい。その上で、アイデアは記してますので、実際に武器としてどう使うか。そういう物語を想像して、楽しんでいただきたいんですよね。さらりと読んでいただいてもいいですけど、せっかくなので奥深さを知っていただきたい。そしてそこに気づくことができたらね、この本の中には、いっぱい危険なモノがあるとわかるはずです」

――あくまでも本気なんですね。
「どこまでも本気ですよ。だから基本的に、ノートは嫁さんにも触らせませんし、この本についても、あんまり見てほしくないなと思っています」

――そ、それはまたどういうことでしょう? 恥ずかしいとかですか?
「いやいや。だってこれは、僕の考える武器図鑑ですからね。ということは、嫁さんが読むと『こんな武器もあるのか』と教えてしまうことになるわけですね。それはとても危険ですよ。僕の弱点をさらしていることになりますからね」

――では、家でも隠していく方向で(笑)。
「でしょうね。だからもちろん、子どもができたときにも、この本だけは見せないと思います。というのは、小さいうちに武器を使うことを覚えてどうすんねん、ということですよね。大人になるまでは自分のカラダで勝負せなあかんでしょ。なので、子どもが成人して、なおかつ『どうにも勝たれへん』ってなったときに、秘伝の巻物のようにして『ほら』と、手渡す感じになりますよね」

――でも、そんな秘伝を世の中へ向けて明かしてしまっていいんですか?
「みなさんに読んでいただく分には構いません。というかむしろ、ひとつひとつの武器について、みなさんと語り会いたいくらいですよ。もうなんぼでもしゃべれますからね(笑)」

――ちなみに、現在も武器ノートは継続中?
「続いてますね。どんどん進化してますから、武器の世界は。つまりね、人間は武器によって人間であるとも言えるんですよ。だから人類の歴史が続くかぎりは、そこに武器があるわけですね」

――なるほど。深淵な話まで拝聴できて、大変ためになりました。では最後に、この本を、『世界の武器』という本を、武器として使うとしたら八木さんなら?
「あ、そういうお題ですか。これはね、普通に考えたら『本のカドで』とか思う人が多いかもしれないですけど、それだったら痛いだけですから。それでは武器にはなりません。だから、まずはこれは防御ですよね。それと、僕がどこを見ているかの視線を隠しつつ、パンチ!」

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「そうして相手に、ダメージを与えたところで、ズバッと横にして攻撃、ということになります。つまり、防御と攻撃を兼ね備えた武器として使えるんですね。ということでみなさん、ぜひ買っていただいて、内容を楽しみつつ、いざというときには武器として使っていただければと思います!」

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――すいません、最後に改めてお尋ねしたいのですが、八木さんは本気ですね?
「もちろんです!」

●書籍情報
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『世界の武器』
八木真澄(サバンナ)/著
2012年11月3日(土)発売
定価:952円(税別)
ポプラ社・刊

≪発売記念サイン会開催!!≫
【東京】
日時::2012年11月8日(木)19:15~20:00
場所:ブックファースト新宿店
問い合わせ: ブックファースト新宿店 TEL03-5339-7611(代表)
※要整理券(定員100名)
※相方の高橋も、応援(?)に駆けつけます!

【大阪】
日時:2012年11月11日(日)14:00~15:00
場所:ジュンク堂書店千日前店
お問い合わせ:ジュンク堂書店千日前店 TEL06-6635-5330
※要整理券(定員100名)

【サバンナ】【八木真澄】

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