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2012年11月 6日 (火)

今田耕司×立川談春!! 同じ年ながら接点のなかった二人の芸人が、舞台でコラボ!

11月6日(火)、吉本興業東京本部にて、2013年1月31日~2月3日まで本多劇で開催される舞台『The Name』の製作発表が行われ、今田耕司と落語家の立川談春さんがそろって出席しました。

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舞台『The Name』は、今田耕司と放送作家の鈴木おさむさんによる舞台の第4弾。過去には、第1弾で千原ジュニア、小木博明(おぎやはぎ)、第2弾で堀内健(ネプチューン)、第3弾では宮川大輔とコラボ。大好評を博してきました。そして今回は、ついに“今最もチケットがとれない”といわれる落語家・立川談春さんとの異色の顔合わせが実現! 今田耕司がテレビ局のプロデューサーにふんする一方、談春さんは彼を拉致して追いつめる“謎の男”を演じ、“名刺”をきっかけに巻き起こる物語を描いていきます。

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あべこうじが司会を務める中おこなわれた会見では、まずは右と左から今田と談春さんがやや緊張した面持ちで登場。会場は独特な空気に包まれますが、というのも実は、二人はともに1966年生まれながら、ほぼ初対面。ポスター撮影においても、挨拶を交わしたくらいで「3分くらいで済んで別れた」のだそう。ということで、まずは今回の舞台になぞらえ、特別に用意した名刺を交換。「よろしくお願いします」と挨拶を交わします。

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二人が着席すると、続いては、作・演出の鈴木おさむさんからのコメントが読み上げられます。「今田耕司と向き合うお芝居においての、最高の緊張感を考えました。一番びっくりする人は誰か。そして、今回の物語において、内容について詳しくは言えませんが、談春さんがパフォーマンスする人として最高だと思いました。ダメ元でオファーして、まさか引き受けてくれるとは思いませんでした」。

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それを受け、今田は「関東の落語家さんとご一緒する機会も初めてならば、もちろん談春さんともこれまで接点がなかった。ただ、周りから談春さんは本当にスゴイというのは伺っていましたからね。話を聞いて、とにかく驚きました」。さらに「談春さんとやるというのは大変なことやなと。その重圧を、日に日に実感しています。今がすでに緊張してますから」と語ります。

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一方の談春さんも「びっくりしました」と応じますが、「最初は無碍に断ろうと思ったんです」とまさかのコメント。「だって、何をさせようとしているのかわからないじゃないですか。でもね、僕も仲間から『絶対出るべきだ』と。『こんないいお話をくださるご縁は、ほかにもうないぞ』とみんなが言うんで『じゃ、やろう』って」と、今回オファーを引き受けた経緯を語ったのでした。

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そんな二人は、1966年の同じ年。しかし、芸歴としては談春さんの方が上なのだそうで「私は高校2年で世の中に出て、生まれた初めて見た大人が立川談志っていうね。呪われたようなスタートですからね(笑)」。対して今田は「17歳といえば全寮制の学校を脱走したころですかね。それであの後19歳のときにこの世界に入りました」。「へえ!」と応じる談春さん。今田は「そういう意味では、ちゃんと思春期を送ってないところが似ているかもしれないですね」。徐々に互いをすり合わせていきます。

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そうして続けて行われたのが「お互いをよく知ろう!The Nameチェック!」。名前に関するチェックをしていくことに。まずは第一問は「互いのニックネームをつけよう」。さらっと書いた談春さんは「先生」。「あのね、落語家って真打になると『師匠』って呼ばれるじゃないですか。それで落語以外で生きてる人で、真打クラスの人は『先生』って呼ぶんです。だから僕は、出会って数分ですけど、舞台が終わるまで『今田先生』と呼ばせていただこうと」。

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「いやですねえ!」と応じた今田が出したのは…「座長」。「別に責任から逃げてるわけでも、なすりつけたいわけでもないですけどね(笑)」。談春さんも「あとひとりしかメインの出演者がいないのに、小さい会社みてえだな(笑)」と応じます。今田は「とにかく、周りのハードルが上がりきってますからね。座長、お願いします!」、談春さんも「先生、よろしくお願いします!」。探り探り、不思議なやりとりが繰り広げられされます。

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以降は「互いに連れて行きたいお店は?」との質問に、今田が「バー&ラウンジ MATAZO」、談春さんが「麻雀エース新宿西口店」を挙げるなど、探り合っていった二人。会見を終えた後で、あべが語ったところによると「ずっと殴り合ってたようにも見えましたし、すごい雰囲気」とのことでしたが、「すごく面白かった。貴重な体験をした」とやや興奮気味に語ったところに、この会見の独特さが窺えます。

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質疑応答で「芸人として、お互いにどう見てますか?」との質問には、今田が「落語というものにちゃんと触れたことがなくて、僕の中では桂枝雀師匠くらいなんですよね、しっかりと見たことがあるのは。それで、談春さんがスゴイというのは聞いてましたから、この舞台が決まって、高座を見るか見ないかは迷ってるところです。見てしまうと、ちょっとビビってしまうから、逆に見ずに、アホなふりして共演させていただこうかな。なにしろナンバーワンの方やと聞いてますんで」。対する談春さんは「ナンバーワンってのは、自分で言い出したら広まったんだけどね(笑)」と応じて、今田の印象を語ります。「すべてのやりとりを計算してしゃべってますね。この会見ひとつとっても、この場のストライクを探ってちゃんと当てている。すごいなと思いますね」。今田は「わかっちゃいましたか?(笑)」と応じますが、まだまだ談春さんからの今田評は続きます。「今お話してて感じたんですけど、テレビを拝見してて思ったのは、ご自分の成功したことについても、すごくフラットに捉えてる方なんだなと。それで周囲の扱いが変わっても、全然気になさるところがない。そういうところって、僕と似てるなと感じました。なんというかな、実は腹の中に赤黒い炎がある感じ?(笑)」。すると今田は「あ、そうですね。根っこは似てるかもしれないです」と笑顔。だんだん打ち解けていっている様子が、なんとも新鮮でした。

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最後に「ちゃんと演劇に挑むのは20年ぶりくらい」と語った談春さん。「僕自身すごく楽しみですし、僕の知ってるテレビの今田耕司が、おそらくまったく見たことのない姿で板の上に立つんだと思うんですよ」。一方の今田は「今はもう、談春さんの期待を裏切りたくないという一心ですね」と殊勝に意気込みを語りました。とにかく予測不能、ただスゴイ事になるのは必至の舞台『The Name』。ぜひぜひ、そのインパクトを劇場で体感してください!

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●公演概要
『The Name』
出演:今田耕司、立川談春、大窪人衛
作・演出:鈴木おさむ
日程:2013年1月31日(木)~2月3日(日) 全5公演
1月31日(木)19:00、2月1日(金)19:00、2月2日(土)13:00/17:00、2月3日(日)13:00
会場:本多劇場
料金:前売り6000円 当日6500円 ※全席指定
チケット発売日:チケットぴあ(=チケットよしもと)にて
・2012年11月7日(土)チケットよしもと有料会員・先行
・2012年11月17日(土)チケットよしもと無料会員・先行
・2012年11月24日(土)チケットぴあ会員・先行
・2012年12月1日(土)一般発売
お問い合わせ:チケットよしもと 0570-036-912

【今田耕司】

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