最新ニュースインタビューライブレポート

« 初の“PR大使”も! 『R-1ぐらんぷり2013』開催会見に、ベテランからアイドルまで出場予定者が大集合!! | メイン | 芸能生活40周年! 今いくよ・くるよが京都府知事を表敬訪問 »

2012年11月13日 (火)

“再生”を誓う5人の芸人が再生可能エネルギーを応援!

Bv1p0410i

11月13日(火)、東京・ヨシモト∞ホールにて『再生可能エネルギーを応援します。プロジェクト』発表会見が行なわれ、レイザーラモンHG、三瓶、楽しんご、天津・木村、ムーディ勝山が出席しました。

このプロジェクトは、経済産業省 資源エネルギー庁協力のもと、弊社と国民のみなさんで再生可能エネルギーを応援し、日本を元気にしていこうというもの。

村上敬亮新エネルギー対策課長曰く、「この劇場にも電気がありますが、電気は国内にある資源では、たったの4%しかつくられていません。残りは、石油などの資源を海外から買ってきています」とのこと。特に、東日本大震災後、その資源調達費は大幅に増え、3兆円に達してしまったそうです。
そこで白羽の矢が当たったのが、再生可能エネルギー。太陽光、水力、風力、地熱、バイオマスという、一度利用しても比較的短期間に再生可能で、資源が枯渇しない日本に存在するエネルギーを使いたいのですが……まだまだコストがかかってしまうんだとか。昨年7月に始まった「固定価格買取制度」という再生可能エネルギーの普及や促進を後押しする制度ですが、電気需要家である国民のみなさんに電気料金の一部として負担いただき、再生可能エネルギーをさらに普及させようという動きがあるのです。

電気代が上がったことは周知の通り。でも、そのお金がなんの目的に使われているのか知らなかったという方もいらっしゃると思います。そんな方々に普及すべく、結成されたのが上記の芸人5人による応援ユニット“再生可能ボーイズ”。イベントの出演やYNNによるインターネット配信をとおして、再生可能エネルギーについてわかりやすく伝えるキャンペーンポーイを務めることになったのです。

そもそも、なぜ彼らが選ばれたのか? 上記5人はかつて一斉を風靡したものの、現在は沈んでしまっている芸人ばかりです。そう、「僕たちもまだまだ再生可能!」と再起を誓う芸人たちが集められたというわけです!
村上さんからは、「失礼な言い方かもしれませんが、売れている方では説得力がないんです。再生可能だということを、心底納得させられる方々にエネルギーの念を捧げました。皆さんには強くアピールしていただきたい。日本のエネルギーのために、よろしくお願いいたします!」と激励の言葉がおくられました。

Bv1p0222i

風力発電を担当するのは、レイザーラモンHG。「風力フォー!!」と雄叫びを挙げながら登場した彼が一世を風靡したのは、2005年のこと。本人曰く、いちばん多かった月収は1千万円だったそうです。

Bv1p0042i_2

太陽光発電を担当する三瓶は、「三瓶です」というお馴染みのポーズを「太陽光発電、再生です」に変えて披露。ブレイクは2002年で、当時は着うたやDVD発売などもなかっただけではなく、ブレイクの前例もその以前になかったために「収入もみなさんに比べて少ない。僕は損してますよ」と嘆きます。

Bv1p0051i

地熱発電を担当するのは、楽しんご。「地熱注入!」とお馴染みのポーズを取るも、定まらず。MCのペナルティ・ヒデに「足下ふらふらじゃないですか!」とツッコまれます。昨年ブレイクした楽しんごには、「まだ売れっ子の匂いがする!」「まぶしい!」とムーディや木村から声がかかりました。

Bv1p0054i

中小規模水力を担当する天津・木村は、意気揚々と出て来たものの、「水の力を使っての再生……いや、間違えた」と舞台袖にはけます。客席がざわつくなか、再び出て来た彼は「水の力を使っての発言、あると思います!」と決めポーズ。「発言ってなんですか?」とヒデに指摘され、「ほんまは発電と言いたかったんですけどね……」と弱々しく返答。早くもぐだぐだです。
先々月には、アルバイトをしていたという木村。「テレアポの仕事で……子どもが産まれたから、なんとかしないといけないんです!」と気合い十分です。

Bv1p0070i

バイオマス発電を担当するのは、ムーディ勝山。一斉を風靡したあの曲を歌いながら登場した彼でしたが、「再生可能、あると思います!』となぜか木村にかぶせてしまいます。2007年にブレイクした彼は、紅白歌合戦に出演。着うたでは240万ダウンロードを記録しましたが、「あの頃は右から右からでしたが、いまは下から下からです。私なんか若輩者です! 申し訳ございません!」と低姿勢で、客席に頭を下げていました。

Bv1p0074i

さらに、「彼らは本当に再生可能なのか?」ということを検証するアピールタイムも設けられました。
この企画、芸人たちには知らされていなかったようで、即興でギャグなどをつくることになったのですが、なぜか付け鼻を持ってきていたのは木村。“偉人あるある”で「エジソンでぇす。吟じまぁす!」と片言で披露し、会場を沸かせます。三瓶が“ちょっと面白い話”、ムーディはお馴染みの曲に再生可能エネルギーをかけて熱唱します。審査員の村上さんは、この3人には文句なく“再生可能”の判定。

Bv1p0305i

HGは楽しんごのギャグに「フォー!」を入れ込むというネタを披露するも、“再生不可能”の判定に。ですが諦めず、ほかの芸人のものもやりつづけ、最後には“再生可能”の札をゲットしました。

Bv1p0326i

Bv1p0356i

なお、楽しんごのV字開脚からの「地熱発電!」は唐突すぎるという理由で、“再生不可能”と判定されてしまいました。

Bv1p0289i

Bv1p0292i

彼らのギャグは、YNNにて配信決定。こちらでも投票を受け付けるそうですので、ぜひ皆さんチェックしてください。

会見後の囲み取材で、「このユニットのことを知ったのは、家で新聞を読んでいる時だった」と切り出したのは木村。「再生可能エネルギーについて書かれてる横に、僕らの顔写真が載ってたんですよ。“国単位でいじられてるやん”と思いました」と笑わせます。

MCのヒデは「歴代のヒーローが集結したようなもの」と誉め讃えながらも、「あぐらかいてると、藤崎マーケットとかエド・はるみに変わってしまう可能性もある」とシビアな発言も。「総選挙的なこともあるんですかね?」と小さな声で返した木村でしたが、HGに「この中で順番つくるのやめましょう!」と一蹴されていました。

●資源エネルギー庁 なっとく!再生可能エネルギー
公式サイト:http://www.enecho.meti.go.jp/saiene/index.html

●再生可能エネルギーを応援します!プロジェクトYNN特設サイト
http://ynn.jp/feature/enecho
再生可能ボーイズのギャグは再生可能なのか?パフォーマンス動画公開中!

●再生可能エネルギー普及イベントスケジュール
「よしもと笑エネLIVE」〜笑いだって再生可能エネルギー〜
【埼玉県】
開催日 11月19日(月)
場所 プラザイースト埼玉
出演者 楽しんご、ロバート、カナリアほか

【宮城県】
開催日 11月20日(火)
場所 仙台市戦災復興記念館
出演者 キングコング、カナリアほか

【北海道】
開催日 11月29日(木)
場所 札幌エルプラザ
出演者 レイザーラモン、ハイキングウォーキング、カナリアほか

【神奈川】
開催日 12月5日(水)
場所 関内ホール小ホール
出演者 フルーツポンチほか

【大阪】
開催日 12月12日(水)
場所 大阪阿倍野区民センター小ホール
出演者 しずるほか

【ヒデ】【ペナルティ】【HG】【レイザーラモン】【三瓶】【木村卓寛】【天津】【ムーディ勝山】【楽しんご】

Bv1p0410i_2