よしもとニュースセンター

－－今年、5upよしもとのメンバー100組でカウントダウンライブが行われますが、このライブの話を知った時は？
松本　1万人ですると知ってびっくりして。すごく売れているアーティストのレベルじゃないですか。ゼロメンバーとか売れている人はわかるんですけど、それを僕らみたいな全然売れていない若手が1万人の前でネタやったりするのは、どんなもんなんやろうなと思いましたね。
岡下　NSCの時に『LIVE STAND』の手伝いに行ったんですけど、その時に2万人おって。まあ、あれの半分か…っていう感じですね。
松本　そんなもんなん？　俺、1万人ってだいぶすごいと思ってたけど、お前、逆なん？
岡下　いや～、半分かぁと。
松本　なんばグランド花月でも1000人やぞ。めちゃめちゃ大物やん。

－－今回はチケットの手渡しもありますね。
岡下　チラシ配りを街中でみんなでやっているんですけど、普通はチラシを手にしてもらうのも難しいんですよ。でも相方は15分くらいで5、60枚、配ってました。なんか変な才能があって。
松本　多分、僕、ダントツやと思います。

－－コツはあるんですか？
松本　これがすべてじゃないですけど、まず1つは元気がない。良心に問いかけるのよ。まずは元気よく。そんなんな、お前みたいに「……します」「……します」って誰が受け取ってくれるのよ。知らん顔で。
岡下　（小声で）……すみません。
松本　そんなんガチで謝られても！　まあ、俺らの知らんところでめちゃめちゃ配ってはる人、いっぱいおるよ。これね、手法としてはカップルに配りに行くんですよ。ほんで、カップルの男の方に行くんです。それで男の方に行くと“お前、こんなん好きちゃう？”って言うんか、ちょっとツンとするかどっちかなんですよ。その後者になると、女の人が“お笑いやんか、なんでもらわへんの？”ってなるんですよ。それで、受け取ってくれる確率がぐんと上がるんです！
岡下　何熱くなってんねん。

－－では、カウントダウンライブへの意気込みは？
松本　今回、5upよしもとという枠組の中では卒業メンバーと共演するのは最後になるので、少しでも“コーンスターチがいるぞ”と、ちょっとでも思ってもらったらいいですね。
岡下　僕ら、オーディションでそんなに勝てなかったので、卒業するメンバーとほぼ、絡めてなかったので…。そこがちょっと悔しいです。
松本　そうですね。学んだりできなかったので。ただ、それをいいように捉えてといいますか、すごい人らがいなくなった分、僕らが頑張って5upよしもとを盛り上げていくようになったらいいなと思いますね。
岡下　そうですね。やがては8万人ライブで。
松本　8万人て。東京ドームとかになってくるやん。頭おかしいんとちゃう？
岡下　夢は大きく。
松本　夢は大きい方がええけども。

－－先輩と絡むこと以外で、何かやりたいことはありますか？
岡下　本当に1万人の前でネタをしたいですね。やったことないので。『LIVE STAND』の時、袖でずっと見てたんで、気持ちええやろうなって。ドーンって笑う、あの感覚を感じたいですね。
松本　センターに立って1万人を見下ろす感じは想像できないので。まあ、チラシに“歌合戦”と書いてあるので、相方はギター弾いたり、ハーモニカ吹いたりとできるので、そんなんもいいですね。
岡下　そんなんできるんやったら、そっちの方がやりたいですね。
松本　そっちの方がやりたいんか。全然まとまらへん。

－－ちなみにカバー？　オリジナル？
岡下　できればオリジナルをやりたいですね。
松本　え？　オリジナルなんかあった？　カバーしか知らんけど。
岡下　オリジナルもあります。
松本　大丈夫？　そんなん言ってて。載ったら“こんなんできはんねや”って思われるよ。
岡下　全然いいですよ。

－－じゃあ、1万人のお客さんと一緒にやってみたいことはありますか？
松本　ちょっと声を出しただけでも1万人ってすごいでしょうから、単純に一緒にカウントダウンの数を数えるだけでもえげつないんやろうなと思いますけど、それプラスアルファで何かあります？
岡下　そうですね…○×クイズの司会とかやりたいですね。○と×にざ～～～っと分かれる様を見てみたいですね。
松本　自分の声で1万人が動くんやから、それはすごいでしょうけど。僕はバンドのライブみたいな、ダイブしたいですね。
岡下　花道もいいですね。あれは気持ちいいでしょうね。

－－そもそも、カウントダウンライブに対するイメージは？
松本　やっぱり年越しの瞬間は醍醐味ですよね。
岡下　テレビで嵐とかがやってるのを見てるので、そういうところに演者側で参加できんねやと。

－－プライベートで行ったことは？
岡下　あります。ひらかたパークでやってて。でも、カウントダウンはやってないです。朝までジェットコースターに乗れるので、朝5時に乗ってました。朝5時に乗ったことある？
松本　ないよ。それカウントダウンの醍醐味、全然味わってないやん。
岡下　ないやろ？　俺は朝5時に乗ったことある。あとは、去年、5upのカウントダウンライブに参加させてもらって。
松本　そうですね。あれは楽しかったですね。

－－松本さんは、カウントダウンの思い出は？
松本　京都に北野天満宮という有名な神社があるんですけど、同級生の家がその近くにあるんで、同級生と鍋して、ちょっとお酒飲んで、カウントダウンの前に天満宮に行って、カウントダウンを盛り上げて初詣をするというのを5年くらいやってましたね。
岡下　ベタですね。ちゃんちゃんこみたいな着て、行こか～って。
松本　いつの時代の人やねん。

－－では、卒業メンバーにやってほしいことはありますか？　お兄さん方にこんなことをしたもらいたいとか…。
岡下　贅沢な話ですけど、コンテストの決勝で実はかけようとしていたネタとか見たいですね。1万人の前で本気のネタを見たいです。
松本　本気のネタはやっぱり見たいですね。普通にもう、ファンみたいな感じで見てしまいますね。おもしろいな～って。仕上げてきたな～とか。

－－では最後に、カウントダウンライブへの呼び込みをお願いします！
松本　ほんまにこのタイトルどおり、前代未聞ですよ。1万人、チケットを手渡しでやって、何と100組がカウントダウンライブをやると。で、このメンバーで揃ってライブをすることはもう2度とない。今回しかないですね。絶対来ないと損します！　手渡しで買うと1000円安いです。劇場の手渡しイベントも生写真とか、いろんな特典がついてきますので、それもお得です。
岡下　卒業メンバーと新しい世代を見せられる節目の時なので、若い人に見に来てもらいたいですね。高校生とかもちゃんと親御さんの許可とって。初詣に行くんやったら、行く前に大阪市中央体育館でカウントダウンして笑って、1時くらいから初詣を。小腹を空いてくる時間やし、縁日とかにも行ってほしいですね。
松本　どっちに行ってほしいねん！
岡下　どうせ初詣に行くんやったら、縁日とかにも行ってほしい。
松本　余韻に浸りながらとかさ、友達と来てたら“あれ、おもしろかったよね”とか語ったりして楽しんでほしいって、そんなん言わんとさ。縁日楽しんでほしいって。
岡下　……すみません。
松本　なんで声、ちっちゃくなんねん。
岡下　若い人に来てほしいんですね。こんな年越しの過ごし方をしたことない人も多いと思うので、ぜひ来てください！

【コーンスターチ】
岡下雅典(写真左／86年生まれ、大阪府出身）と松本匡平（写真右／87年生まれ、京都府出身）により、07年コンビ結成。

＜公演概要＞
THE FINAL COUNT DOWN LIVE bye 5upよしもと～前代未聞!!1万人への手渡しチケットLIVE～

日時：12月31日（月）大晦日　18:00開場／19:00開演／25:00終演予定
場所：大阪市中央体育館（大阪市港区田中3-1-40）
チケット販売方法：芸人からの手渡し、チケットよしもと、チケットぴあ
料金：A席4000円（芸人からのお渡しチケットの場合は3000円）
出演：5upよしもと　オールメンバー

■5upよしもと公式ホームページ
http://www.yoshimoto.co.jp/5up/