賞金女王、バツイチのココリコ遠藤に興味ナシ? 全美貞賞金女王祝賀パーティー
12月13日(木)、今シーズン、初の賞金女王に輝いた女子プロゴルファー・全美貞(ジョン・ミジョン)選手の祝賀パーティーが東京プリンスホテルにて行われ、ゴルフ好き芸人として知られるココリコ・遠藤章造が司会を務めました。
全美貞選手は、日本ツアー参戦以来、ゴルファーとしての技術やメンタル面を向上させるだけでなく、言葉や文化の壁を乗り越えながら、今シーズン4勝を挙げて初の賞金女王を獲得。
さらに平均ストローク数、平均パット数、平均バーディー数の3冠に輝いたほか、成績と出場ラウンド数のポイントによるランキングで争うメルセデス最優秀選手賞を獲得し、2012年の最優秀選手に輝きました。
祝賀パーティーに先立ち行われた囲み会見では、全美貞選手とともに遠藤も出席。
初対面という二人でしたが、終始、和やかなムードの会見となりました。
遠藤は、全選手について、「綺麗なスイングをされてて、真似してもなかなか出来ないんですよ」と絶賛した後、「今日初めてお会いしたんですけど、正直美しいなと思いました。僕独身なんですけど、バツイチの男は興味ありますか?」とアプローチ。
すると全選手は「ないです(笑)」と即答し、笑いを誘いました。
一方、全選手から見た遠藤は「テレビで見てた人と実際お会いすると、緊張しちゃって」と少々緊張している様子でしたが、「日本で活躍してる韓国人選手のパイオニアだと思うんですよ。言葉とかを乗り越えての賞金女王なんでね、格別なんじゃないですかね」と遠藤が再び讃えれば、「日本語ももっとうまくなりたいんですけど、うまくならないですね(笑)」と照れた様子の全選手。
遠藤は、今回の祝賀パーティーの司会について、光栄だと痛感しながらも「今日は、何かしらもらって帰ろうかなとは思ってます。パターであったり、どうですか?」とおねだりすると、「今は、持ってないんで、あとで家に帰ってゆっくり考えたいです」と全選手に返され、「多分、僕もらえないですね(笑)」と落胆するのでした。
また、遠藤は全選手と一緒にゴルフがしたいらしく、「同じよしもと所属なんで、一緒にゴルフする機会、例えば『ミジョンと章造の~』っていう番組を作っていただくとか期待してるんですけど」と想いを募らせるも、「(スタッフが)誰も目を合わせてくれないですね(笑)」と苦笑い。
入院中の雨上がり決死隊・宮迫博之に話が及ぶと、「入院される前の日まで、お仕事一緒にさせていただいてて、“がんばってくるわ”ということで、まわりはすごく心配してるんですけど、ご本人はすごく元気。術後の経過とか聞いてないんですけど、すごく順調のようで、元気に帰ってきてくれることを期待してます」とエールを送りました。
その後、大勢の来賓が会場入りし、遠藤章造と木佐彩子さんの司会による祝賀パーティーがいよいよ始まりました。
全美貞選手の栄光までの道のりを辿ったVTRに続き、ドレスアップした全選手が『江南(カンナム)スタイル』をBGMに、客席後方から歩みを進めて登壇。
主賓である日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長に引き続き、発起人である眞露株式会社の楊仁集社長、ブリヂストンスポーツ株式会社の福岡杉夫社長、デサントの中西悦郎社長、吉本興業株式会社の吉野伊佐男会長からそれぞれ挨拶がありました。
続いて、眞露から提供されたマッコリの鏡開きが盛大に行われ、「ミジョン、おめでとう!」の唱和とともに乾杯。
全選手は各テーブルをまわり、笑顔で来賓と記念撮影や歓談を楽しむなか、舞台上ではパッティングゲームが行われ、抽選で選ばれた来賓がパターゴルフに挑戦。
遠藤の“神の手”フォローもあって、全員がカップインに成功し、全選手にちなんだ豪華賞品が贈られました。
ここで、コンビ揃ってゴルフファンというタカアンドトシが登壇。全選手の幼少時代やインラインスケートの選手だった頃の写真が映しだされたり、初めて覚えた日本語が「キモイ」だったなど、様々な逸話をタカトシが聞き出しました。
全選手が初めてラウンドをまわった時のスコアは、120打だったそうですが、それを聞いたタカは「ペナルティのワッキーさんは、104打ですからね」と茶々を入れ、「そっちの方がすげーじゃねえか」とトシがツッコみ、会場を盛り上げていました。
また、全選手は、お笑い芸人ではナインティナインの岡村隆史が好きとのことで、最近はスギちゃんも面白いとのこと。
ですが、好きな男性のタイプとなると、岡村ではなく、高橋英樹さんとのことで、「若い時も今も男らしいし、かっこいい」とメロメロの様子。
一方ゴルフの話では、アメリカ進出には興味がないらしく、「日本が好き。日本のみなさんがあたたかいので」と、今後も日本を主戦場とすることを宣言しました。
続いてのチャリティ・オークションでは、全選手が実際に試合で使用したギアをオークションし、集まったお金は東日本大震災の被災地へ全額寄付するとのこと。
また、全選手が優勝賞品で獲得したショベルカーを東日本大震災で被災した宮城農業高等学校へ寄贈したことから、生徒によるビデオメッセージが流され、さらには校長がかけつけ、全選手へ感謝を述べました。
所属事務所である吉本興業株式会社の大崎洋社長からは、「ミジョンちゃんからプロとはこういうものだということをタレント、社員が学んでいます」との挨拶が。
両親からのビデオレターに涙をこらえる姿もあった全選手でしたが、最後に「初の賞金女王は、みなさんのおかげだと思ってます」「たくさんのみなさんの支えがあったからこそ、このような素晴らしい場に立てると思ってるんで、これからもみなさんと一緒に、30勝まで一生懸命やりたいなと思います」と、力強く謝辞を述べました。
そして、全選手と発起人が来賓をお見送りし、華やかなパーティーは終宴となりました。