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2015年1月 2日 (金)

紅白お笑い合戦

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2014年12月30日(火)、なんばグランド花月で『第1回 紅白お笑い合戦』が開催されました。このスペシャルイベントは、1年間の感謝をこめてお客さまへお届けする約4時間のお笑い合戦。年末恒例の風物詩となるべく、注目の若手芸人から大御所芸人まで集結し、紅組と白組に分かれて落語、漫才、コント、新喜劇とバラエティに富んだステージで対決します。年の瀬にもかかわらず、会場には多くのお客さんが詰めかけ、立ち見も出るほどの盛況ぶりでした。

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オープニングでステージに姿を現したのは笑福亭仁鶴! お客さんからどよめきが起こります。「皆さま、記念すべき第1回目によくぞお越しになりました。芸人が総力を挙げて笑わせますので、今年の嫌なことを笑い飛ばしてくだされば幸いです。最後までゆっくりお楽しみくださいませ」とご挨拶すると、お客さまから大きな拍手が贈られました。

スペシャル感たっぷりの幕開けに、続いて登場したのは司会の藤井隆と友近。水回りの大掃除の話でひとしきり盛り上がったあと、「もうひとり、素敵な司会者がいます!」と紹介されたのは、世界初の感情認識パーソナルロボット、Pepperくん! 「こんばんは!」とご挨拶するPepperくんに、藤井も友近も感心しきり。とくに友近は「すごい色白!」とホレボレ。藤井が「キープオンシャイニングですか?」とPepperくんに尋ねてみたところ、「はい!」と元気よく返事していました。続いて藤井と友近が「Pepperくんは、紙(paper)ですよね?」、「ペッパー警部ですよね?」とボケを持ちかけると、Pepperくんはすかさずノリツッコミを展開。「ダメよ~、ダメダメ!」と流行語大賞を受賞したあのギャグまで織り込み、お客さんを大いに沸かせていました。

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この『第1回 紅白お笑い合戦』は、紅組と白組に分かれた芸人のネタを堪能し、イベント最後に審査。お客さんは、入場時に配られた赤と白の紙で、どちらがおもしろかったかを審査します。さらに特別審査員として、サッカー元日本代表で今シーズンJ2得点王の京都サンガF.C.・大黒将志さん、今シーズンJリーグ三冠達成のガンバ大阪・丹羽大輝さん、元ヴィッセル神戸でJFLのFC大阪・近藤岳登さんを招いての審査です。大黒さんは「お笑いは大好きなので今日は皆さんと同じように見させてもらいます」、丹羽さんは「大阪出身なので結構シビアに行こうかなと。小学生の時から新喜劇を見ていますし、今日もいろんな方が出演されるので楽しみです」と語りました。近藤さんは「プロサッカー選手の中では僕が一番おもしろいと自負しておりますので、今日はおもしろいネタがあったらパクリにパクリたいと思います(笑)」と意気込みを語りました。

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そしてついに、紅白お笑い合戦の開会宣言が始まりました! 白組代表・西川きよし、紅組代表・桂文枝がステージに。「小さなことからコツコツと!」と力を込めて開会宣言する西川きよしに、「なんでスラスラ言えないの?」と文枝がツッコみ、2人が司会を務めた伝説の番組『パンチDEデート』の名フレーズ「ひと目会ったその日から」「恋の花咲くこともある」「見知らぬあなたと」「見知らぬあなたに」「デートを取り持つ」「パンチDEデート!」が飛び出し、お客さんから拍手喝采! 大盛り上がりの開会式となりました。

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トップバッターを務めるのは、紅組のパンクブーブー!...しかし、ステージに現れたのは黒瀬のみ。佐藤は昼過ぎまで元気によしもと祇園花月のステージに立っていましたが、その後体調を崩し、なんとインフルエンザと判明。残念ながらこのステージは欠席となりました。「せっかくなので」と、黒瀬のお母様が経営しているという「スナックピエロ」の話を披露し、ステージを後にしました。白組のトップバッターは、中川家! 大いにステージを盛り上げます。続いて、宮川大助・花子、桂文珍と続き、第一部のラストは今年新喜劇座長に就任したすっちーのスペシャルコントで締めくくり。ブレイク中の「ドリルすんのんかい、せんのんかい」をロングバージョンで披露し、大いに盛り上げました。

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第二部は、NON STYLEからスタート、続いて博多華丸・大吉、月亭八方、中田カウス・ボタン。そして二部の最後は辻本茂雄のスペシャルコント。アドリブたっぷりの新喜劇で会場を沸かせます。

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休憩をはさみ、第三部がスタート。中盤に差し掛かったこともあり、ここで改めて第三部の開会宣言が行われました。pepperくんに対抗して「アッホーくん」と紹介されて登場したのは、2014年に芸能生活50周年を迎えた坂田利夫! pepperくんは、アッホーくんこと坂田利夫に触発され、「アッホー」、「あ~りが~とさ~ん」、「イエス・アイ・ドゥー」と坂田のギャグを連発! 坂田も目を丸くして驚いていました。坂田利夫が声高らかに開会宣言をしたところで、第三部がスタート!

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第三部はテーマを掲げての対決です。まずは、「チャンピオン対決」。2005年M-1グランプリ王者のブラックマヨネーズ、2010年M-1グランプリ王者の笑い飯、THE MANZAI 2013優勝者のウーマンラッシュアワー、キングオブコント2014年王者のシソンヌ、R-1グランプリ2007・2008と2連覇したなだぎ武、R-1ぐらんぷり2010王者のあべこうじ、R-1ぐらんぷり2011王者の佐久間一行、R-1ぐらんぷり2013覇者の三浦マイルドと、さまざまなコンテストの歴代チャンピオンがそれぞれ紅白に分かれて次々と沸かせました。続いてはパフォーマー対決。白組はお客さまも参加しての大道芸で盛り上げるもりやすバンバンビガロに対し、紅組のAFRAはヒューマンビートボックスでお客さんを魅了しました。お次は凱旋芸人対決。日本を飛び出し、海外での公演を成功させた芸人らの対決です。登場したのは、ラスベガス公演を開催した陣内智則、インドネシア公演を成功させたCOWCOW、ロサンゼルス公演を果たしたテンダラーがステージに。続いては一世風靡芸人。かつて大ブレイクし、テレビで見ない日はない(!?)ほどブレイクした芸人たちが今夜限りの集結です。ジョイマン、レギュラー、ムーディ勝山が次々と登場。久しぶりの彼らのステージにお客さんからは大きな笑いが。そして、期待の新人対決では、キングオブコント2014決勝進出、さらにTHE MANZAI2014ファイナリストに上りつめたアキナと、THE MANZAI2014でアキナと同じくファイナリストまで駒を進めたトレンディエンジェル。

そしていよいよ大トリは、紅組、白組ともスペシャルゲストに超ビッグアーティストを招いているといいます!

白組は、渡辺直美ふんするビヨンセ! お客さんを巻き込んでの迫力満点のステージで魅了しました。対する紅組は、友近ふんする水谷千重子が「Let It Go~ありのままで~」を水谷千重子バージョンでお届け。鼓が鳴り響く「Let It Go~ありのままで~」をこぶしたっぷりに歌い上げ、大トリを飾りました。

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数々の名勝負が繰り広げられ、エンディングはいよいよ結果発表です。お客さん審査では、紅組が523点、白組が370点と、紅組がポイント獲得。しかし、特別審査員の3人が全員白組を挙げ、記念すべき第1回目の紅白お笑い合戦は白組の勝利となりました!総勢68人の芸人が大いに盛り上げた紅白お笑い合戦。友近も「いずれテレビ中継されたら」と語りました。また2015年年末にお会いしましょう!

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(出演者 組分け)

白組/西川きよし、中川家、桂文珍、博多華丸大吉、中田カウス・ボタン、辻本茂雄スペシャルコント(へびいちご、伊賀健二、平山昌雄)、ブラックマヨネーズ、ウーマンラッシュアワー、なだぎ武、佐久間一行、もりやすバンバンビガロ、ジョイマン、レギュラー、ムーディ勝山、アキナ、渡辺直美(ビヨンセ)

紅組/桂文枝、パンクブーブー、宮川大助・花子、すっちースペシャルコント(松浦真也、森田展義、吉田裕、桜井雅斗、金原早苗、岡田直子)、NON STYLE、月亭八方、笑い飯、シソンヌ、あべこうじ、三浦マイルド、AFRA、陣内智則、COWCOW、テンダラー、トレンディエンジェル、友近(水谷千重子)