ヨイショマンのヒーローショー
12月30日(火)、埼玉県・大宮ラクーンよしもと劇場にて、 『ヨイショマンのヒーローショー』が開催され、ヨイショマンともりさげ軍団と白熱の攻防、ヨイショマンの妹"ヨイショシスター"の登場、ダンスや歌などで大いに盛り上がりました。
GAG少年楽団・福井扮する"もりあげヒーロー ヨイショマン"。
インパクトの強いルックスとヨイショでその場を盛り上がるという特異なキャラクターで同劇場を中心に人気を集め、ナマーシャ(http://p.fdgm.jp)[※スマホ/ケータイのみ対応]での売上げランキングの上位を独占したり、よしもとグッズショップ(http://yoshimotoclub.jp/)などで扱うグッズも好評です。
福井の念願もあって、今回晴れてこの日のヒーローショーが行われる運びとなりました。
冬休み期間中なうえに、100円という料金設定もあり、劇場は子供を含む大勢の来場者が足を運び、立ち見席も売り切れ。
そんな熱気あふれる客席に最初に現れたのは、GAG少年楽団・宮戸とマヂカルラブリー・野田の2人で、最前列の一番下手に座ると野田が「役を与えられなかった存在です(笑)」とぼやくも、ライブ中の2人は要所要所で客観的なツッコミを入れ、笑いを増幅させていました。
開演時刻を迎えると、えんにち・望月扮するまわし姿の"マワシマン"が登場。
観客とコミュニケーションを図ろうとするマワシマンですが、終始空回り気味で、「全然まわしてない(笑)」とさっそく宮戸からのツッコミが飛びます。
続いて登場したのは、ヒーローショーのおねえさん役のスパイク・松浦と、ヨイショマンを名乗るマヂカルラブリー・村上。
2人でショーを始めるも、「本物のヒーローショーのおねえさんは私なの!」との口上とともに登場したのが伊藤修子で、2人の正体はもりさげ集団の一味である"怪人おねえさん"と"上半身裸デブリン"だと判明します。
正体がバレたもりさげ集団でしたが、「意外と少食だった時にガッカリされるブー」といった"肥ってるだけでいやな思いをするあるある"をデブリンが連発。
もりさがる空気に追いやられた伊藤が「こんな時にヨイショマンがいてくれたら...」とつぶやくと、ヨイショマンが颯爽と登場!
「授業参観日に親がデブだとイジメられる」といったデブリンのあるあるに、ヨイショマンは「まず、学校に行けてる環境にヨイショ~! 親が元気だということにヨイショ~! そして最後に君はそれでも強く生きているということにヨイショヨイショヨイショ~!」とヨイショの連続で返し、見事デブリン退治に成功します。
その後、衰弱するデブリンに、ヨイショマンは白いランニングやおにぎりなどを与えると、「今日から君は、正義のヒーロー、"裸の大将マン"だよ」と救いの言葉をかけて、伊藤と3人で『ヨイショマンのテーマ』を振り付きで披露。
再登場したマワシマンにより、以上が第一話『上半身裸デブリン、裸の大将マンになる』、次の幕が第二話『悲しきヒーロー ヨイショマン』とのサブタイトルと発表されます。
その第二話が始まると、園児に扮したゆったり感、幼稚園の先生である伊藤と福井という4人の前に、「ホゥホゥ、いい女いるじゃねえか!」とえんにち・アイパー滝沢扮する"妖怪チンピラ伯爵"が乱入。
福井先生がその場から立ち去るなか、「鈍器」から始まる『どんぐりころころ』などの替え歌で場をもりさげると、怪人おねえさんも加わり、もりさげ軍が攻勢をかけます。
そこでゆったり感・江崎は、得意の「なんでも反対の意味の言葉をすぐ言う」でもりあげようとし、客席からお題を募り「どんぐりころころ」→「ティラミスむしゃむしゃ」といった反対ワードを連発。
相方の中村も、「俺はどんな歌もよきタイミングでシンバルを蹴り上げることができるんだ」と、『アゲ♂アゲ♂EVERY騎士(ナイト)』に合わせてシンバルをキックしてもりあげます。
追い込まれたチンピラ伯爵は、刃物を取り出し、振り回そうとしたその刹那、ヨイショポーズで真剣白刃取りをするヨイショマンが!
「ドスはさー、果物を切るためだけの道具だよ」「今、一番もりあがるのは、君を倒すことだよ」と言い放ったヨイショマンは、ヨイショビンタ、ヨイショアッパーカットであっという間にチンピラ伯爵をノックダウンさせるのでした。
ヨイショマンの活躍に大喜びの園児。伊藤先生は「女、子供を置いて逃げていくなんてホント最低よね」と福井先生を非難し、観客はサブタイトル『悲しきヒーロー ヨイショマン』の真意を知りながら、再び『ヨイショマンのテーマ』を目の当たりにするのでした(中村がシンバルキックで参加)。
三度マワシマンが現れ、もりさげ軍の首領"ガリガリ大魔神"との最終決戦へと繋ごうとしますが、そこにひょっこりとヨイショマンが顔を出し、「ヨイショマンの肩があったまってません。ウォーミングアップをさせてください」として、観客へのヨイショを発動。
宮戸曰く「この前営業でやった時、全員に無視されてましたよ(笑)」とのことですが、ヨイショされたい希望者は続出し、ヨイショの乱れ打ちをしたヨイショマンは「肩がマグマのようにあったまってます」と準備万端の様子を言い表します。
そこへ飛んできたのが、手紙をくわえた一匹のカラス。
それは伊藤先生をさらった旨を伝えるガリガリ大魔神からの手紙で、ヨイショマンは「どういう感情?(笑)」(宮戸)というつかみどころがない表情で決戦を迎えます。
最終話『決着の時』が始まると、ヨイショマンの前で、もりさげ集団の大幹部というヤジックスバファローズ(タモンズ・安部)とドビンボウ星人(タモンズ・大波)の2人が大暴れ。
ヤジックスが野田に「筋肉つけんやったら、埼玉西武ドームの隙間埋めてこい!」といった暴言を吐けば、ドビンボウ星人も運動会におばあちゃんが応援に来たと思ったら、競技をギャンブルの対象にしていた逸話などで、とことんもりさげます。
そして遂にガリガリ大魔神(GAG少年楽団・坂本)が姿を現し、「うちの兄貴、弁護士」といった多種多様のもりさげセリフで、追い込まれるヨイショマン。
1人対4人という数的不利な勝負に臨もうとするヨイショマンでしたが、そこに裸の大将マンと妖怪チンピラ伯爵改め"ヤザワエイキチマン"が味方に名乗り上げます。
さらには、「ちょっと待ってよお兄ちゃん、ヨイショ~」の声ともに現れたのが、スパイク・小川扮するヨイショマンの妹"ヨイショシスター"!
ここから、マワシマンの仕切りで、もりあげ軍対もりさげ軍の全面対決へ。
観客を巻き込んだ「小声チキンレース」「苗字当てゲーム」を経て、最終対決はヨイショマンとガリガリ大魔神による「リアルガチファイト」です。
「口で言ってもわからない奴には、ヨイショするしかないな」というヨイショマンの決め台詞とともに暗転し、雷鳴轟く薄明かりの下、華麗なアクションを展開。
これぞヒーローショーというクライマックスシーンですが、よく見ると(よく見なくとも)、ヨイショマンは御茶ノ水男子・しいはしジャスタウェイに、ガリガリ大魔神は御茶ノ水男子・おもしろ佐藤へと入れ替わっているではありませんか。
御茶ノ水男子の2人は、本格的な殺陣で大いにもりあげ、見事ガリガリ大魔神を倒したヨイショマンは、「ヨイショッ!」とキレキレのポージング。
再び暗転し、明転となるとクネクネしたいつものヨイショマンへと戻っており、倒れたガリガリ大魔神に「このヒーローショーがさ、盛り上がったのは君たちのおかげなんだよ。だからさ、君たちももりあげヒーローなんだ。これからはもりあげヒーローとしてよろしくね」と手を差し伸べます。
こうしてもりさげ軍はもりあげ軍により改心し、両軍が握手。
その輪の中心であるヨイショマンは伊藤からのキスを迫られるも、「ヨイショマンはみんなのヒーローだから」とかわしたところで、『ヨイショマンのテーマ』を出演者一同で披露し、フィナーレを迎えました。
エンディングトークは、ヨイショシスターから「お兄ちゃんさ、正月はさ、帰ってくるの?」と訊かれたヨイショマンが「あの幼稚園がさ、人使い荒くてさー」といった、キャラのままのゆるいトークを繰り広げます。
宮戸から「ダラダラ!」と一喝もされますが、「また会いましょう、ヨイショでございました」とどうにかヨイショマンが締めて、あたたかな拍手に包まれながら終演を迎えました。
終演後はロビーで、ヨイショマンらがお見送りし、写真を手渡しするなど最後まで来場者を楽しませていました。
●ヨイショマングッズ
①3Dフィギュア
価格:
20cmサイズ⇒32,400円
15cmサイズ⇒21,600円(ともに税込・送料込)
購入方法:
完全受注制(大宮の受付で用紙に記入して申し込むか、ネットショップで申し込み)
受注販売URL:http://www.yoshimotoclub.jp/shopbrand/ct447/
受注してからお届けまで約1ヶ月
12月31日(火)18時より受付開始
大宮劇場での申し込みは、17:30頃予定。
②ステッカー(2枚組)
価格:216円(税込)
販売場所:
大宮ラクーンよしもと劇場 よしもとグッズ売場
ネットショップ「よしもとグッズショップ」
http://yoshimotoclub.jp/
③アクリルキーホルダー
価格:324円(税込)
販売場所:大宮ラクーンよしもと劇場 よしもとグッズ売場限定
また、ナマーシャ(生写真)も販売中。
ヨイショマンと大宮セブンの撮りおろし写真がナマーシャサイトから購入できます。
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