COUNTDOWN14→15 赤紙太郎~餅落とし
2014年12月31日(水)、東京・神保町花月にて『COUNTDOWN14→15 赤紙太郎~餅落とし』が開催されました。
『赤紙太郎』は、野性爆弾による毎年恒例のカウントダウンライブ。ヨシモト∞ホールやシアターモリエール、シアターサンモールなどを転々とし、数年振りに神保町で行なわれることとなりました。
大晦日にも関わらず、当日券も完売するほどの大盛況! 10周年となった今回も、非常にクレイジーな、濃くて愉快な茶番劇となりました(2014年の悪いものをある意味、全て落としてくれたような気もします......)。
オープニングVTRでは、カナリアが登場。ここ数年、ライセンスのカウントダウンライブに参加していたため、同ライブへ不参加だった彼らを呼び出した川島。「"10周年、お帰りなさい、カナリア"としてオープニングで、ボンにピアノを覚えてもらって安達にガチで歌ってほしい。お前らしかいない!」とリクエストします。VTRには、カナリアの2人がケンカしながらも練習に励む姿が映し出されていましたが......実際に現れた2人はエア演奏&エア熱唱! 客席から困惑した空気が流れる中、ぬるっとイベントはスタートしました。
続くは、『肉橋名人の冒険島』。バッファロー吾郎、2丁拳銃、おおうえくにひろ、ロッシーがゲームに参加し、川島扮する肉橋名人が作成したゲームに挑戦するというもの。ゲームのコントローラーとしたブレスレットの金具がなかなか外れないという妙な時間は、他の出演者陣が「早くー!」と急かす中、一人笑いながら楽しむ川島。『肉マ○オ』に挑戦した2丁拳銃は修士が小堀へ馬乗りになった状態で操作するもクリアできず......。誰がチャレンジしても、ゲームオーバーになってしまいます。
「空中で、犬ジャンプせんと」とアドバイスする川島は、バッファロー吾郎Aに「それ、先に説明してや」と難癖をつけられても、「あれ、プラモつくる時、説明書見てつくるタイプ?」と飄々と返答。その後、出演者達は「肉ンキー○ング」にも挑戦しますが、こちらもクリアならず。挙げ句、川島は「ササニシキであいうえお作文しろ」と言い出したりと、例年通りやりたい放題です。
『あわてんぼうのサンタクロース』は、毎年恒例企画。ロボットの妻が用意した手づくりのささやかなプレゼントを、ロッシー、バッファロー吾郎、大山英雄、ガリットチュウ、タケト、ナベ、POISON GIRL BAND、カナリア演じる教会に預けられた子ども達が馬鹿にして、ゴミ箱へ捨ててしまいます。その行為に、憤怒した川島演じるサンタクロースが、夜中、復讐にやってきて大喜利を仕掛けるという展開です。
哀しみのあまり、暴力的になってしまったサンタクロース。大山の上に馬乗りになるのを、全員が必死で止めさせようとします。大喜利の得意な印象の強いバッファロー吾郎・竹若は、川島へ果敢に挑んだ挙げ句、打たれてしまい、目を覚ますことを許されないまま、大喜利は始まりました。
バッファローA曰く、「大山くんはこの大喜利コーナー、すごく楽しみにしてたんですよ。"今日、冴えてるみたいやわ"って言っていまして」ということですが、1問答えただけで「逃げていいぞ」と舞台袖へ誘導されてしまいます。その後、一旦復活しますが、新しいお題は与えられず、「最初のお題・こんなサンタは嫌だの答えを、10個考えろ」とオーダーされる川島。ポジティブに意気揚々と答えまる大山が、川島には「1回、R-1に出てみぃ。自分の実力わかるから」とバッサリと切り捨てられていました。
幕間では二度、B'z・稲葉浩志さんの声真似を得意とするハロー植田が、しっとりと歌い上げるVTRも流されました。
おおうえ、大山、修士が扮したアンドロイドに、お題に沿ったツッコミを言ってもらうことができたらクリアというゲーム「つっこみアンドロイド」の最中、「もう少しで2015年になるから」と全員を呼び込む川島。全員がヘルメットを装着する中、POISON GIRL BAND・阿部は昨年と同じく、なぜか一人だけフルフェイスです。
「0秒になった瞬間、かけ声をかけよう」と観客を巻き込んで練習している間に、今年も年が明けてしまい......。「一応やりますか」という恒例の流れから、2015年が明けてからお祝い!
「Happy Ner Year!」と喜びを露にした瞬間、頭上からは大量の何かが落下! 困惑する出演者陣に、「これは"乳歯"です」と平然と答える川島でした(実際は、ラムネと何かを固めたものだとか)。
毎年恒例の神田川俊郎さんによるVTRのあとは、自らVTR出演をお願いしているにも関わらず「誰や、神田川呼んだん。お前か?」と、川島がしつこく詰め寄るという昨年同様の展開に。
謝罪を強要するという流れから修士が土下座をするという展開になるも(土下座をするというのは、おなじみの茶番のひとつです)、頭を下げようとした寸前で、修士をひしと抱きしめる川島。
「よしもとは熱い絆でつながっています! よしもとクリエイティブ・エージェンシーをこれからもよろしくお願いします!」と熱く語り出すなど、今回もカオスなカウントダウンライブでした。
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