ピスタチオ presents「新春かくし芸大会」
1月2日(金)、東京・ヨシモト∞ホールにて『ピスタチオ presents「新春かくし芸大会」』が開催されました。
ピスタチオの伊地知と小澤それぞれ、赤組と白組に分かれて、芸人達が持っているかくし芸を披露しようというイベント。MCを担当するスパイクは、年末に放送された『アメトーーク! 年末5時間SP』(テレビ朝日系)の「パクりたいー1グランプリ」にてピスタチオが優勝したことに触れ、「あの国民的な女優さんがハマってたんですよ!」(松浦)と興奮気味に語っていました。
トップバッターは「うつけ芸対決」。
赤組は「とにかくくだらない」(伊地知)と紹介されたウエスPが登場し、ストッキングを使用したテーブルクロス引きなどを披露。小さい門松を足の裏に載せてのテーブルクロス引きは最初、失敗しましたが、二度目に無事成功!「これでこんなに大盛り上がりするとは思いませんでしたねっ!」(伊地知)も驚くほどの大盛り上がりです。白組は「何をするかはわからないけど、風圧に注意!」(小澤)と紹介された市川こいくち。14年間で習得した"いつでもどこでもオナラができる技"こと"屁リュージョン"を次々と披露。新ネタまで見せるすごさに圧倒されながらも、「すごいけど......ちょっとイヤですね」とつぶやく松浦。小澤も「オナラをする寸前の顔はカッコイイんですけどね」と同調します。
続くは「マネしたくなっちゃう対決」。
赤組のカゲヤマは、『うつけもん』(フジテレビ系)で披露されて話題となったゴリラドラムを。リズミカルなドラミングに、会場は大いに湧きます。一方、白組の永井佑一郎はリズムネタ・オールナイツをテンポよく見せつつ、途中でガリバートンネル・佐助をサプライズ投入。困惑する彼にピスタチオのモノマネを振るなどやりたい放題で、舞台をあとにしました。そんな状況を見守っていた松浦が「こちら側が聞いてないことが3分くらいあって、非常に不安でしたね!」と言い放つと、爆笑が。「我々のチーム、怖いですねっ!」と大きく頷く小澤です。
「フレッシュ若手ゴングショー」では、赤白それぞれ3組ずつが登場しました。
やさしいズ・たいは瓦割りに挑戦するも、一度では割れず、二度、拳を当てて成功。ひので・池田は意表をついた題材をショートコント形式で披露し、湧かせます。
スキヤキボーイズ・宮田は、自宅にあるものを使ってのパレードを。あまりの地味さに、スパイクもピスタチオも動揺を隠せません。ダンビラムーチョは「弱小野球部モノマネ」として、強豪校にはない無邪気さや無垢さを表現。春夏秋冬は、どんなお題でもバスケットボール用語に結びつけるという武藤の"バスケットボールマン"を。『彩~irodori~Battle』でも大きな笑いを起こした芸は、客席からのお正月にちなんだお題で、今回も大いに跳ねます。ちなみに、相方・浜中は「LINEで100回くらい出してくれ、としつこく言われたので出しましたっ!」(伊地知)とのこと。熱心な交渉で出場権を勝ち取ったようです。
ひので・おばた&パケラモケラ・松下&鳴いてる怪獣・ちゃっぴーによる本格的なダンスパフォーマンスでは、「イルカショーを見てるみたい!」とテンションを上げるスパイク・小川。「本当のかくし芸大会みたいになってきましたね」(伊地知)「みなさん、スキヤキボーイズ・宮田は覚えていますか?」(小澤)など、ピスタチオとスパイクも絶妙なコメントで華を添えます。
ここで、スペシャルゲストが登場!
「海外から来てくれましたー」(松浦)という呼び込みで登場したのは、フランクリン・久保田&がんばれたぶっちゃん&サンシャイン・信清&千葉ゴウによる"ムゲンダイレクション"(メンバーのあわよくば・ファビアンは欠席)。某世界的人気ボーイズ・グループのパロディユニットなのですが、似ている故なのかその場の雰囲気に流された故なのか、客席からはキャー!という黄色い声が......。久保田に手を振られた松浦も「キャー! カッコイイー!」と大興奮でしたが、彼らが去っていった途端、「良くわからないけど、キャーって言っちゃいましたよ!」と我に返ったようにつぶやいていました。
若手のあとは、「先輩の立場を利用して出してくれと言われたので断れなかった対決」。
赤組のメイデン玉砕は、2006年ヘッドバンキング世界チャンピオンである橋本による"ヘヴィメタルマジック"を。想像を超えたクオリティに「クオリティ高かったですね」と、伊地知もべた誉めです。ゆったり感・中村はアニメの名曲に合わせて、良きタイミングでシンバルを蹴り上げるという技を披露。途中、足が上がらなくなったり、よろけたり......。「年なのか、徐々に息切れしてましたねっ!」と、小澤も指摘していました。
最後は、「楽屋視聴率頂上対決」。
赤組のこりゃめでてーな・広大&セブンbyセブン・玉城&ハンマミーヤ・一木が、某著名なロックバンドをパロディした「THE NAIFEE」として熱唱。多くのトリオネタを持っている中、このチョイスにピスタチオとスパイクだけではなく、観客にも困惑の色が......。白組はインポッシブル&ガリバートンネルによる「ホットセクシーズ」。セクシーなエンターテイメントショーに、「六本木で普通にお金が取れますよ!」と絶賛する松浦でした。
全対決が終わったところで、会場のお客様による投票が。面白いと思ったほうの色のカードを掲げるという採点の結果、小澤率いる白組の勝利となりました。「結果はどうでもいいと思ってたんですけど、悔しいですねっ!」と、キュッと口を結んだ伊地知でした。
ここでライブは終わりかと思いきや、エンディングでは永井が再び佐助に無茶振り。全員が舞台からはけても「俺はこれでオールナイツを引退する。2代目はお前しかいない。オールショートナイツとサスケイツの新ネタを!」と迫ります。が、「いや、ムリですって!」と断り続ける佐助。そんな2人のやりとりを見かねたのか、舞台袖から現れた中村が「∞ホールを若手に渡しましょう。反省会やりますよ!」と連れ去りました。
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