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2015年1月13日 (火)

キングオブコントLIVE〜決勝で見られなかったネタSP〜(大阪公演)

1月9日(金)、なんばグランド花月にて、「キングオブコントLIVE〜決勝で見られなかったネタSP〜」が開催されました。昨年10月に行われた『キングオブコント2014』で7代目キングの座に輝いたシソンヌをはじめ、ファイナリストとして大会を盛り上げたコント師たちが集結。決勝では見られなかったとっておきのネタを披露するとともに、オンエアで流されなかったVTRをもとに舞台裏トークも聞かせました。

まずはMCを担当するダイアンがステージに現れ、ライブの趣旨や見どころを説明。自分たちの経験談をまじえつつ、賞レースでのネタ選びの難しさについても語ったふたり。西澤は「今日は肩の力が抜けて、本来の持ち味が出るのでは」と期待を寄せます。

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トップバッターはアキナ。明日転校してしまう秋山に、放課後、熱い言葉をかける級友・山名。しかし、ハプニング続きでなかなか秋山を送り出せないまま、山名のブラックな一面がひとつ、またひとつ明らかに...。

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二番手のラブレターズも、学生コントで勝負。勝手に志望校のランクを下げた親友に怒りをぶつける塚本さんの熱すぎる友情に、心身ともに(?)やられっぱなしの溜口さん。中盤、予想外の事実が発覚してからは、戦慄走る怒濤の展開へ!

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続いては、キングの称号を得たシソンヌが登場。商店街の抽選会場を舞台に、じろうが怪しすぎる客を熱演。奇行の数々を繰り広げる一方、長谷川扮するスタッフも負けじと適当すぎる対応で笑いを誘います。

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前半のトリを飾ったのは、2008年、2011年のファイナリストであるスペシャルゲストの2700。男に振られて泣きながら駆け込んできた女性(ツネ)を、自作の歌でなぐさめる八十島でしたが、その歌詞は人間の骨とカルシウムにまつわる内容で...!? ツネの名前を連呼する自己紹介の曲までしっかり歌い踊り、会場を沸かせました。

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ここで前半に出演した3組のファイナリストが再びステージへ。ダイアンとともに、『キングオブコント2014』の舞台裏の映像を見ながら、赤裸々トークを繰り広げてきます。

シソンヌは、出番直前、なぜか急きょCMに入ってしまうというハプニングを振り返ります。映像を見てみると、ふたりは意外と落ち着いていていますが、実はこれまでさまざまな不幸を呼び寄せてきた負の経験値が、慌てず対応できた理由なんだとか。過去には単独ライブで使用する音源が直前にすべて消えるという事件もあったそうで、止まらぬ不運エピソードに津田は思わず「なんか怖い...」。ちなみにこの時は、ハプニングのおかげで「もう優勝はないな」と逆にリラックスできたそうです。

ファイナリスト発表後の反応の違いにスポットが当てられたのはアキナ。舞台裏で思わず涙ぐむ秋山に対し、仕事のためひと足先に帰阪し、タクシーの中で朗報を聞いた山名は大はしゃぎ。やがて「発表は夕方5時頃だったのに外が明るいのはおかしい」などの指摘が相次ぎ、山名のやらせ疑惑、別人疑惑まで飛び出しました。

ラブレターズのVTRでは、今大会最低点をマークした事実を改めてクローズアップ。楽屋に戻った際の他の芸人たちの反応が映し出されると、場内は大爆笑です。溜口さんは「わざわざ大阪に呼んでもらってこんなVTRなんですか」と意気消沈。最後まで点数をいじられまくるふたりでした。

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後半のネタはバンビーノから。マッサージ師・石山は、ツボを押すた奇怪な声を上げる客・藤田に大興奮。たまらず藤田の体でさまざまなメロディを奏でてしまいます。次はどんな音が飛び出すのか...予測不能な展開で、お客さんをぐいぐい引き込んでいました。

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さらば青春の光のコントは、映画監督・東口さんのもとを、年配の男性・森田さんが尋ねてくるところからスタート。ふたりをつなぐ意外すぎる接点、そしてある"モノ"をめぐる激しい攻防に、客席は大ウケ! まさに「ライブでしか見られない」ネタを堪能させてくれました。

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バスを待つ男が突然ゾンビに襲われる...そんなホラーテイストのコントを演じたチョコレートプラネット。本来なら恐怖におののくはずが、襲われている松尾は次々と相手を思いやる発言を連発し、ちょっぴりズレたいいヤツぶりを発揮。会場を爆笑の渦に巻き込みます。

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後半のトリには、2009年、2011年のファイナリスト、モンスターエンジンがスペシャルゲストとして登場。さらわれた妹を追ってきた男・大林の前に立ちはだかるラスボス・西森の異様な風貌が、さっそく見る人の度肝を抜きます。しかもふたりの闘いは、日本人なら誰でも知っているあのゲーム!?

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後半に出演した3組のファイナリストも、舞台裏についてあれこれトーク。バンビーノは、オーストラリアのライブハウスに招かれネタを披露した際の映像を公開。ふたりは「ピッスッキリ体操」のネタを「ジャストフィットエクササイズ」と英訳して演じ、オーストラリアの皆さんにのハートをがっちりキャッチ! さらに、観光でカンガルーと対面した際には、石山が「ダンシングフィッソン族」の動きで近付くと、カンガルーが藤田そっくりの動きで振り返るという奇跡の一瞬も紹介されました。

さらば青春の光は、大会前のインタビューで「優勝しないと(個人事務所が)倒産する可能性がある」と語っているシーンが流され、ダイアンから「その後はどうなったの?」と質問が。東口さん曰く「何とか持ちこたえた」とのことですが、個人ならではの苦労話が次々と語られ、出演者はちろん客席の皆さんも興味津々で聞き入ります。

チョコレートプラネットは長田の小道具へのこだわりぶりが明らかに。松尾によれば、前日リハーサルでポテチのネタに使用するクリーニング機の調整にかなりの時間をかける長田に、周囲は戸惑い気味だったとか。一方の長田は、自作だというマシンの開発秘話で、出演者たちを驚かせていました。

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テレビではなかなか見られない、奔放すぎるネタが多数揃ったスペシャルなライブは、1月16日(金)、東京・ルミネtheよしもとでも行われます。皆さん、ぜひ足を運んでください!

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●公演概要

キングオブコントLIVE〜決勝で見られなかったネタSP〜

【東京公演】

日時:1月16日(金) 19:00開場 19:30開演

会場:ルミネtheよしもと

出演:シソンヌ、チョコレートプラネット、犬の心、ラバーガール、巨匠、リンゴスター

MC:ライセンス

ゲスト:ジャルジャル、しずる

料金:前売3500円 当日4000円 当日立ち見3500円

問い合わせ:☎0570-550-100 (10:00〜19:00)



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