桂文枝、竹内結子さんに「いらっしゃ~い!」 ドラマ『上流階級~富久丸百貨店外商部~』舞台挨拶
1月13日(火)、東京・フジテレビにて、赤と黒のゲキジョー スペシャルドラマ『上流階級~富久丸百貨店外商部~』(フジテレビ系/1月16日(金)夜9時より放送)の完成披露試写会と舞台挨拶が行われました。
『上流階級 富久丸百貨店外商部』(高殿円著・光文社刊)を原作に、神戸の老舗一流百貨店・富久丸百貨店神戸元町店と、そこで奮闘する女性外商員を描いた本作。
上流階級のお金持ちを相手に、売上ノルマ1500万円を課せられた女性外商員の主人公・鮫島静緒役を竹内結子さんが演じ、斎藤工さん、草刈正雄さん、浅野ゆう子さん、松雪泰子さんら豪華キャスト陣も話題です。
12年半ぶりのドラマ出演となる桂文枝は、同店の常務取締役本部販売促進部長の紅蔵栄一(べにくらえいいち)役で、静緒を"ある理由"で外商部へと異動させた役員という役どころ。
一般視聴者も招かれた完成披露試写会に続き、舞台挨拶には竹内結子さん、斎藤工さん、竹中直人さん、桂文枝、草刈正雄さんが登壇しました。
文枝は挨拶に続いて、「神戸のデパートの重役室(という設定)だと思うんですけど、撮影したのはなぜか群馬県で、どこが神戸やねん(笑)」とボヤき、さっそく一同の笑いを誘います。
その重役室として撮影したは群馬県庁で、竹内さんと撮った写真には、2人の間に群馬県のご当地キャラ"ぐんまちゃん"が入ったことに、「それがちょっと寂しかったです(笑)」と回想。
文枝は大学時代、デパートで中元、歳暮のアルバイトをしていたそうで、「この役が来た時に、学生時代にやってたデパートの中での経験が活かされるんだなと思ってたんですけど、仕事がほとんど群馬県庁で(笑)」と少しガッカリした様子です。
「もしも続編があるなら、私もデパートを歩かせていただきたい」と文枝が願望を口にすると、進行を務めていた笠井信輔アナウンサーは「ぜひ見たいですよね?」と客席に投げかけ、拍手に包まれました。
また、楽屋では竹中さんとよく喋っていたそうで、今でもLINEで写真を送り合う仲だとか。
さらに「楽屋ではホントに落ち着きのない方で、いつもスピーカーで音楽を聞きながら、踊っておられました」と続け、竹中さんが使用していたBOSEのスピーカーを文枝も触発されて購入したそうです。
ちなみに、上流階級体験について「寄席芸人にとって上流階級だなあって思うことはないんですけども」と前置きした文枝は、そのスピーカーでハワイアンを流し、「マカデミアンナッツを食べてる時は上流階級かな?」との真偽の程は定かではない発言で爆笑!
この日、「参ったなあ」と『若大将』シリーズの加山雄三さんのものまねを連発したり、フォトセッションでは笑いながら怒る人を披露するなど、終始ノリノリだった竹中さん。
撮影現場でもムードメーカーは竹中さんだったらしく、竹内さんの後方にまわり、オナラをしたかのよう口で音を鳴らしたり、突然おじいちゃんになって、竹内さんが介護役になったりといったミニコントのようなこともやっていたようです。
ドラマの設定にちなみ、記者から「商品をオススメしたら、どなたが一番買ってくれそう?」との質問をされた竹内さんは、「ピンポーンって(チャイムを)押して、一番迎えてくれて欲しい方が桂さんです。出迎えてもらう時に言ってもらいたいことが...(笑)」とおちゃめな笑みを浮かべます。
さらに「ある一言を言っていただきたくて。すごく個人的で申し訳ないことなんですが...」と竹内さんが欲しがり、斎藤さんも「最高のフリを...」とアシストすると、遂に文枝は「私のところへ、いらっしゃ~い!」と伝家の宝刀を披露。
これには「うわーっ!」と竹内さんは喜び、場内からも拍手が湧きました。
その後、『お年玉抽選会』として、バスローブとケーキバイキング(3名様分)が斎藤さんと竹内さんからそれぞれ手渡され、当選者は壇上で喜びを露わにしていました。
赤と黒のゲキジョー スペシャルドラマ『上流階級~富久丸百貨店外商部~』は、フジテレビ系にて、1月16日(金)午後9時~11時22分にて放送。
詳細、最新情報は、公式サイト(http://www.fujitv.co.jp/jyoryu/)でご確認ください。
【桂文枝】