総勢400組の大阪漫才師から選抜された、250組500名以上の凄腕漫才師が東京に集結!「大阪よしもと漫才博覧会」開催決定
このたび「大阪よしもと芸人の、漫才師による、東京のため漫才博覧会!!」をコンセプトとした「大阪よしもと漫才博覧会」が開催されることになりました。3月11日(水)〜13日(金)の3日間にわたり、各日2ステージの計6公演を、東京・赤坂にある草月ホールにて上演。総勢400組の大阪漫才師から選抜された250組500名以上が、漫才の本場・大阪で鍛え上げたイチオシの爆笑ネタをひっさげて上京するという、これまでにない大規模ライブとなります。1月23日(金)に行われた記者会見には、同ライブに出演するへびいちご、海原やすよ ともこら9組が出席し、本番に向けての思いを語りました。
会見のMCを務めるのは、ちゃらんぽらん冨好。自身もピン芸人ながら11日の公演に出演することが決定しており、「21世紀枠で出ます!」とセンバツ高校野球をからめて自己紹介します。続いて、出演芸人たちが順番に登場し、それぞれ胸に期す思いを発表することに...。
トップバッターは、へびいちご。島川は「へびいちごさんはバス移動でお願いしますって言われたけど...」と道中に不安をのぞかせます。一方の高橋は「250組に選ばれてよかった〜。頑張ります!」と喜びを爆発させます。
関西の女性から絶大な支持を集めるやすよ ともこは、「200組以上が出る大きいイベントなので、私たちも楽しみ」(やすよ)、「東京で頑張ってみます」(ともこ)とそれぞれコメント。
先日、米・ロサンゼルス公演を成功させたばかりのテンダラーも参戦。浜本は「僕らを初めて見る方も多いと思いますが、見た後で『なんばグランド花月やよしもと漫才劇場に行ってみたい』と思ってもらえるような楽しいイベントにしたい」と目標を掲げました。
シャンプーハットは、こいでが「選ばれたことに恥じないよう万全の体制で臨みたい」と堂々宣言したものの、てつじが「今日は『オーマイガットトゥギャザー』なしで...」というセリフを噛んでしまい、一同大爆笑に。
期待の若手として、かまいたち、アキナ、和牛の3組も登場。「大阪の若手らしく頑張りたい」とさわやかにアピールする濱家に対し、山内は「ナイスレイズ!」と自身のイチオシギャグでやる気を表現。和牛も「大阪の劇場で磨いたネタを向こうで見せつけられたら」と燃える川西に続き、水田が「うれしすぎてOH!」とまたしてもギャグを繰り出し、周囲から「ギャグ発表の場じゃないから」とツッコまれていました。
アキナはいつもの漫才スタイルを取り入れて挨拶。「ここで気合の言葉や!」(秋山)「風呂掃除」(山名)というやりとりに、笑いが起こっていました。
さらに、よしもと漫才劇場で奮闘中のバンビーノ、8.6秒バズーカーも出演。バンビーノは『キングオブコント2014』決勝で見せた「ダンシングフィッソン族」のネタを演じて、関東のお客さんの心をしっかり"ニーブラ"することを誓います。
8.6秒バズーカーは「ラッスンゴレライ」でブレイク中ですが、「(イベントでは)他のネタもお見せできたら」とのこと。もちろん同イベントPRバージョンの「ラッスンゴレライ」も披露しました。
上方漫才界の重鎮、中田カウスからのコメントVTRも届きました。インタビュアーは和牛。川西の「大阪芸人の強みとは?」という質問に、カウスは「お客さまに恵まれていること。大阪の人が芸人そのもの。見る目は厳しいが、おもしろいと思ったら思いっきり応援してくれる」と回答。今の若手については「非常に小器用だがパンチがない。粒ぞろいで上手い子もいるので、もうひとつ頭を出す、人気者になるにはどうすればいいか考えていかなければならない」とメッセージを。「伸びるための秘訣は?」と聞かれると、「いつも疑いを持つこと。仕上がったと思ったネタも、『もっと面白くできないか?』と考える。それが発明・発見につながっていくんです」とアドバイス。「(同イベントは)みんなで行く楽しい営業ではない。大きなチャンスを与えられたと思い、向こうに行ってダメなら辞める覚悟で臨んでほしい」と檄を飛ばしました。
カウスからの言葉に、芸人たちも気を引き締めたよう。島川は「新たにネタを見直したい」とひと言。ともこは「実は東京が苦手だったんですが、苦手意識を持たず死に物狂いでやりたい」と話します。「いいネタができるよう、ネタづくりを頑張りたい」というのは浜本。こいでは「これから家を出る時は、嫁に『さよなら』と言って出るぐらいの気持ちで」と笑いを交えて話しました。「まだ(結成)1年目なのでこれから不安なんですが、元気いっぱいに頑張りたい」(はまやねん)、「藤田くんが桂きん枝師匠の甥なので、きん枝師匠にきいて『もうええわ』で終わる漫才を作りたい」(石山)、「真剣に取り組んで型破りな漫才を目指す」(山名)、「バス移動と聞いていたのでサンドイッチを作っていこうと思ってしまっていたが、サンドイッチじゃなくしっかりしたおにぎりを握って行きたい。そして大阪の漫才ここにあり、というところを見せたい」(水田)、「肝に銘じて気持ちをしっかり持って東京でネタをしたい」(山内)と、若手もそれぞれの思いを語ります。
「東京のイメージは?」という質問には、「お笑いにシビア。だからしっかりネタを作りたい」(島川)、「つかみでスベッても何度かチャンスをくれるメージ。はじめにちっちゃい声で自信がなくても後々頑張っていきます」(ともこ)、「知名度がない分、どんなネタするんやろ?と真剣に見てくれている感じ」(浜本)などさまざまな答えが。「こいちゃん」と呼ばれる時のイントネーションの違いを挙げたのはこいで。今回が東京での初ライブとなる8.6秒バズーカーは、「好きになるか嫌いになるか...」と緊張と不安でいっぱい!? 「大阪の芸人を間近で見ることが少ないと思う。いつもライブでやるとき同様、マイナス20ポイントぐらい下げてからストイックな気持ちでやっていきたい」とは石山の言葉です。さらに、山名は「黙っているとムスッとしてるように見える顔なので、満面の笑みで出ていきたい」、水田は「(東京のお客さんは)よく笑ってくれるので、いつも最後ははけたくなくなる。今回ははけないでおこうと思います」、山内は「大阪と違って知名度がないので、ネタが面白くなかったら笑ってもらえない印象が強い。しっかりとしたネタをして、知名度がなくても笑ってもらえるところを見せたい」と話しました。
若手はこれをブレイクのきっかけにしたいという思いも強く、山名は「『THE MANZAI』に出たということを振りかざしながら出たい」と実績を武器にすることを宣言。バンビーノも『キングオブコント』で名をあげたコンビですが、石山は「世間では"ダンソン"のイメージが強いと思いますが、これをきっかけに"バンビーノ"という名前を刻みたい」と燃えています。8.6秒バズーカーも「『ラッスンゴレライ』以外で『面白い』と思っていただきたい」と、同じく新たな面を見せる準備は万端。最後は冨好も意気込みを求められ、「かつての鳴門高校のように旋風を起こしたい。これはチャンスですね!」と笑顔で話しました。
東京を揺るがすべく、早くも力が入る出演者たち。よしもとクリエイティブ・エージェンシー代表取締役副社長・戸田義人によると、今後も定期的なイベントとして継続し、将来的には大阪だけでなく各地の所属芸人や住みます芸人らにも出演してもらいたいとのこと。まずはこの機会に、ぜひ「大阪の漫才」の真髄と最前線を体感してください!
● イベント概要
大阪よしもと漫才博覧会
日時:3月11日(水)〜13日(金) 1日2公演
昼公演 開演12:00 終演15:00
夕方公演 開演16:30 終演19:30
※3日間計6公演
会場:草月(そうげつ)ホール
料金:1公演チケット...前売2,500円 当日2,800円
1日通し券チケット...4,000円
全公演通し券チケット...6,000円
出演:大阪で活動する400組の中から厳選した漫才師総勢250組500名以上
☆ チケットは1月24日(土)発売開始!
お問い合わせ:チケットよしもと☎0570−550−100(10:00〜19:00)