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2015年2月 1日 (日)

FA ふるさとアスリート課外授業 in 新宿(新宿区立花園小学校)

1月26日(月)、東京・新宿区立花園小学校と新宿区立牛込仲之小学校にて、『FA ふるさとアスリート課外授業 in 新宿』が開催されました。

このイベントは、昨年8月からスタートした「FA ふるさとアスリート」プロジェクトの一環として行なわれたもの。小学生のスポーツに対する意識を高め、運動する楽しさを教えることを目的として、新宿区委員会とともに今回の試みを実現させました。こちらでは、新宿区立花園小学校での様子をレポートいたします。

花園小学校の課外授業には、元プロ野球選手で北九州市立「子供の館」館長・カズ山本、元プロ野球選手で弊社の社員および野球解説者の石井一久、元プロ野球選手で現中日ドラゴンズ投手コーチ・大塚晶文、プロ野球選手でサンフランシスコ・ジャイアンツ所属・青木宣親、元体操選手で「TAISO LAND」プロデューサーの田中光、元プロバスケットボール選手で現和歌山トライアンズ監督の石橋貴俊、レーシングドライバー・青木拓磨、元プロボクサーで現西日本ボクシング教会 協会長・井岡弘樹が参加しました。

体育館に集合した生徒の前に、まず登場したのはMCを担当する品川庄司・庄司智春。
「こんにちはー!」と手を振りながら元気に登場するも、レスポンスの声は少し小さめ。「もっと大きい声が出るはずです」と再度挨拶を交わしますが、まだ不満だったようで「もっと大きい声を出さないと、僕の"ミキティ"も出ませんよ」と鼓舞。その言葉に触発されたのか、非常に大きな「こんにちはーー!!!」が返ってくると、庄司も負けじと「ミキティーーーー!!!」と絶叫。生徒はもちろん、先生や保護者の方からも大きな笑い声が起こりました。
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その後、参加アスリートが一言ずつ挨拶。カズ山本は、笑顔で『妖怪ウォッチ』のダンスを披露します。
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「みなさん、おトイレ行きました?」と話しかける石井に、庄司は「なんの心配してるんですか?」とツッコみます。田中が新体操の技を披露すると、児童は大喜び! また、立ち上がった石橋には「大きいーー!」との声が。「体重は何キロだと思いますか? 正解は150キロです」と話しかけると、「すごい!」と感嘆の声が挙がります。また、青木拓磨は自らが車いすを使用していることについて、「メガネをかけている人? なんでかけてるの? (「よく見えるようにするため」という答えに)僕も自分の足では歩けないから、車いすに乗っているだけ。(車いすの役目は)メガネと一緒だよ」と語りかけました。
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お手伝いとして、ダブルダッチ選手でチーム「DIANA」所属の相澤めぐみ、金子寧々、スキー選手の大久保亜弥も登場。それぞれ、生徒へ自己紹介をしました。
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全員の挨拶を終えたあとは、プロの技を披露。
まず、青木宣親がバットとボールを使ってパフォーマンスを見せようとするも、ボールがないというハプニングが。「スウィングだけだと地味になりますよね」(石井)「野球選手はこういう場では弱いなぁ」(カズ山本)などと話す中、先生方が大慌てで用意してくれます。
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硬球は危ないということで柔らかいボールが渡されたところで、ピッチャーは大塚、キャッチャーは井岡という豪華バッテリーを前に、青木宣親がバッターボックスへ! 普段投げ慣れないボールとあって、苦労しながら投げる大塚。デッドボールやファールボールがありつつも、見事にヒット。打ったボールが目にも留まらぬ速さで体育館の壁を直撃すると、生徒達からは歓声があがります。
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石橋はリングの近くへ移動した生徒が見守る中、スリーポイントショットを狙うも、失敗。3本連続で外すと「あぁ~」というため息がもれましたが、ダンクショットを披露すると大盛り上がり。小学2年生の生徒を軽々と抱えてダンクを体験させると、再び歓声が。
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シャドーボクシングを披露したのは井岡。タンクトップ姿になった庄司が、パンチを受けますが「すごい! 痛い!」とその重さに驚いていました。
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さらに、カズ山本から田中に「体操の技がもっと観たい」というリクエストが。先生方とスタッフが大急ぎで敷いたマットを2枚を使って、ギャグを飛ばしながら大技を披露! 大歓声が上がったことは言うまでもありません。
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その後、質問タイムへ。
「野球は楽しいですか?」という質問に、「楽しい? うーん、楽しいです」(青木宣親)「まあまあ楽しい」(石井)と、すぐに"楽しい"とは返さないアスリート達。「小さい時は楽しかった。けど、大人になったら苦しいよ?」(カズ山本)「プロ野球選手は競争っていう辛さもありますからね。結果、楽しいですけど」(大塚)と正直な胸の内を語ります。
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「趣味はなんですか?」という質問には、それぞれの意外が趣味が。井岡は「料理すること。得意料理はみそ汁です」、青木拓磨は「車に乗ること。趣味がそのまま職業になりました」と笑います。石井が「家でごろごろすることです!」と答えると、児童から笑いが。カズ山本は「テレビでお笑いを観ること。好きなお笑い芸人は博多華丸・大吉です!」と元気よく答えます。
アスリート達の体格の良さに、「なんでそんなに筋肉肉肉マンなんですか?」という素朴な質問も。「たくさん食べてトレーニングしてるからじゃないかな? 運動した分、(食べたものが)筋肉になっているんだと思いますよ」と丁寧に答える田中でした。
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休み時間を挟んで、6限目は"いす取りゲーム"を行ないました。
1~6年生までの生徒達が学年別にチームを組んで、しっぽに見立てたタグラグビー用のタグをつけて、鬼ごっこの要領でアスリートたちからタグを奪われた数が最も少ないチームが優勝というルールの元、1年生は石橋、2年生は井岡、3年生は石井、4年生はカズ山本&大塚、5年生は田中&青木宣親、6年生は井岡&石橋が鬼を担当。青木拓磨は、ほかのアスリート達のマイクフォローを務めます。

制限時間2分で、まず4年生チームと対決したカズ山本と大塚ですが、「2分は長い!」と大きく息をするアスリートたち。青木拓磨から「女性アスリートもいますし、ルールを変更して制限時間は1分にしませんか?」との案が出され、「1本目は現状で、2本目からルール変更しましょう」と庄司は全員に呼びかけました。
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しっぽを前に付けて取りにくくしたり、しゃがんでガードするなど、すばしっこく逃げ回る生徒達に四苦八苦するアスリート。どんな勝負でも負けたくないという気持ちが強のか、アスリート達は全力で児童を追いかけて、しっぽを奪っていきます。時には、体をつかんでしっぽを取ることも。庄司の元に駆け寄った生徒達からクレームが入りますが、「ええっと......ごめんなさいね。このゲームのルールブックは完璧じゃないんです!」とうまく交わしていました。
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そんな中、マイペースだったのは石井。動体視力が優れているのか、序盤は要領良くしっぽを奪っていくも、40秒経ったくらいからスピードががくんと落ちてしまいます。膝に手をついて、何度も休む石井に、庄司が「外から観てると、少し大きい小学生に見えますよ! 休まないでください!」と激を飛ばすも、奪った本数は最も少ない7本。あまりの少なさに、全員、大笑いです。

2対戦目は、明らかに疲れているアスリート達に加えて、女性アスリート達が参加。4年生と対戦した大塚は「先ほど逃げられた子どもにリベンジしました!」と爽やかな笑顔を見せます。また、大きな石橋が小さな生徒を追いかけるという対比に、保護者の方々からくすくすと笑い声が起こっていました。
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結果、2年生と6年生が同率優勝! まだまだ元気いっぱいの生徒達に対して、ぐったりとした表情を浮かべるアスリート達。疲れ過ぎて地べたに座り込んでしまったカズ山本ですが、「楽しかった。一生懸命がんばったよ、おじちゃんは! 本当にありがとうございました」と笑顔。その後、それぞれのアスリートから、生徒へ向けてエールがおくられました。
「みなさんと遊べてよかったなと思います。またお会いできる機会を楽しみにしています」(石井)
「本当にありがとうございました。楽しかったです」(青木宣親)
「2020年のオリンピックに、この小学校から選手が出ると思う人、拍手!(大きな拍手が起こると)ぜひがんばってください」(田中)
「明日から中日ドラゴンズで投手コーチをします。キャンプ前に、こうやって自主トレできてよかったです。これからもみなさんを応援してます。夢を叶えてください」(大塚)
「みなさんが夢中になって楽しんでいる姿を観て、パワーをもらいました。夢中になるということは、集中すること。集中することは大事です。夢中になれるものを探して、集中してください」(石橋)
「今日はお疲れさまでした。みなさんのパワーに圧倒されました。みなさんが日本の将来をつくっていってくれると信じています。応援しています」(青木拓磨)
「みなさん、ありがとうございました。遠い大阪から来た甲斐がありました。一生懸命がんばってください」(井岡)
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その後、代表の生徒2人から挨拶が。「将来のためになる話をしてくださってありがとうございました。すごく楽しかったです。これからもがんばって活動してください」と、1人ひとりに花束が。1人の生徒が、庄司に花を差し出すと、びっくりしながら「俺にもいいんですか? やったー!」とうれしそうに受け取ります。
お花のお礼に、石井からはよしもとオリジナル鉛筆のプレゼントが。「まあまあちゃんと書ける鉛筆なんで」と彼らしい独特な発言に笑いが起こりました。
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最後に、同小学校校長・大久保旬子先生からお礼の言葉が。
「30何年、教師をやっていますが、こんな豪華な特別授業はありえません。MCにも素敵な庄司さんが来てくれてうれしかったです。今日はありがとうございました」とのあとは、児童へ「今日はいろんなお話があったね。夢中になることを探すということは、普段、校長先生も言ってることだね。で、夢中になることを探したら一生懸命やる。やり続ける。諦めない。こんな素敵な言葉をいただきましたね」と語りかけます。また、「このご縁を大切に、みなさん、子どもたちのために活躍してください」と、再びアスリートに激励の言葉がかけられました。
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その場を離れるのが名残惜しいかのように、全員での記念撮影が終わっても、生徒達は積極的にアスリートに話しかけ続けていました。


【品川庄司】【庄司智春】