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2015年2月13日 (金)

バッドボーイズ佐田、コンバット満も出演!福岡県大川市「地域発信型映画」クランクアップ!!

2月6日(金)から9日の4日間、福岡県大川市にて「島ぜんぶでおーきな祭 第7回沖縄国際映画祭」に出品予定の地域発信型映画、『想い出の中で』の撮影が行われクランクアップを迎えました。

2月6日におこなわれたクランクイン記者会見では、おおかわ「ぼくらの映画」実行委員会の委員長でもある鳩山二郎大川市長、監督・完山京洪(かんやまけいひろ)、主演・紺野千春、福岡県住みます芸人「おおかわセールス隊」ぶんぶん丸が列席し、映画にかける想いを語りました。

鳩山市長は、大川市で映画製作が行われることについての歓びとともに、「外からの新しい目線で街づくりをしたいという想いを映画を通じて実現できる」「大川の新しい魅力を、映画で存分に表現してもらえるのではないか」という高い期待感を表明されました。完山監督は「単なる観光PRや懐古主義の映画にはしたくない」「大川市の未来に向けた作品にしたい」、主演の紺野千春さんからは「方言のイントネーションを市民の方々に教わりながら撮影を楽しみたい」との意気込みが語られました。

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(後列左より:ぶんぶん丸山田直樹・池田義之、完山京洪監督、鳩山二郎大川市長、紺野千春、坂本直彦(よしもとプロデューサー) 前列:大川市職員からなる「おおかわセールス隊」)


会見後はさっそく撮影が開始され、実際の家屋をお借りして、主人公の両親役を演じる、オーディションで選ばれた大川市在住の稗田(ひえだ)夫妻、主人公である娘を演じる紺野千春さんのシーンの撮影が行われました。

娘が両親へ離婚したことを告げる場面では、母親役の稗田智恵子さんが本当に涙ぐんでしまい、紺野千春さんも思わずもらい泣きしてしまうという場面も。期待以上の感動的なシーンの撮影から幕が開けました。

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(左から:父親役・稗田正弘、母親役・稗田智恵子 ※大川市在住のご夫婦)


翌2月7日(土)からは、主人公の幼なじみ役を演じる女優・あんじ、主人公の元恋人役を演じるバッドボーイズ佐田正樹、その上司役を演じるコンバット満(福岡よしもと)も加わり、主要キャストが勢ぞろい。さらに撮影が本格化しました。商工会メンバーが集まる飲み会のシーンとして、市内の居酒屋で行われた撮影では、大川市民の方々も参加し、リアリティを出すために本物のお酒が提供されての撮影でした。完山監督の演出もあり、演者はみな本当の飲み会のように盛り上がり、自然に演技をすることができたとのことでした。

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(テーブル左奥より、時計回りに:バッドボーイズ佐田、あんじ、コンバット満、津村浩二※大川市の方、紺野千春、井口秀成※大川市の方、緒方律子※大川市の方、テーブル右手:完山監督)


撮影3日目の2月8日(日)は、大川市で2月9日~11日行われる「風浪宮大祭(ふうろうぐうたいさい)」の前夜祭として開催される「裸ん行(はだかんぎょう)」に、演者が実際に参加をし、映画のクライマックスシーンが撮影されました。

「裸ん行」とは、締め込み姿の男性、白い衣装(Tシャツ)をまとった女性・子どもが、ゴール地点となる風浪宮までの約3kmの道のりを、松明を持って走るという、筑後地方三大火祭りのひとつ。ここ数年の開催日の中でも一番の冷え込みとなったこの日、あんじは白いTシャツに白い短パン姿で、バッドボーイズ佐田・コンバット満と、居酒屋の店長役をした俳優・岡慶悟は締め込み姿で、「裸ん行」に臨みました。4人の雄姿は、ぜひとも映画にてご覧ください。

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(左から:コンバット満、バッドボーイズ佐田正樹、岡慶悟)


「裸ん行」を走り終えた後は、マスコミ向けに出演者インタビューの場を設けました。感想を聞かれた演者たちは、寒さに耐え走りきった達成感を語りました。締め込み姿になったコンバット満に対し、バッドボーイズ佐田は「よく、ふんどし姿になりますよね」とバッドボーイズのライブにふんどしで乱入ことを明かし、コンバット満からもこれまでの"ふんどし歴"が語られるなど場内に笑いを誘いました。

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(後列左から:稗田智恵子、稗田正弘、津村浩二、緒方律子 ※後列全て大川市の方々 前列左から:完山京洪監督、紺野千春、あんじ、バッドボーイズ佐田正樹、コンバット満、岡慶悟)


撮影最終日を迎えた2月9日は、特別出演のパンクブーブー黒瀬純が大川市に到着。どんなシーンで登場するかは、映画でお楽しみください。短い撮影時間ではありましたが、地元の方々の手作りのお食事を楽しみ、大川市を後にしました。

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(撮影期間中、ケータリングでは毎回、大川市産のいちご「博多あまおう」がふるまわれました。)

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(「大川市健康を守る婦人の会」の皆様とパンクブーブー黒瀬)



撮影の最後は、国指定重要文化財「筑後川昇開橋(ちくごがわしょうかいきょう)」そばを、主人公と幼なじみが散歩しながら語りあうシーン。かなり気温が下がったこの時間、演者・スタッフ共に震えながらの撮影でしたが、日が傾き、赤く染まった景色に一同も感動。美しい景色とともに女優陣の真に迫る演技は、映画にてお楽しみください。

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その他にも、撮影期間中には多くの大川市の方々を撮影し、映画に登場していただいています。ぜひとも映画にて、大川市の方々のご活躍や、大川市にかける想いを感じ取っていただければと思います。


映画は、3月25日(水)~29日(日)に開催される「島ぜんぶでおーきな祭 第7回沖縄国際映画祭」で上映されたあと、大川市内外での凱旋公演を予定しております。


『想い出の中で』
監督:完山京洪(かんやまけいひろ)
脚本:山本兵衛(やまもとひょうえ)
出演:紺野千春、あんじ、佐田正樹(バッドボーイズ)、コンバット満、黒瀬純(パンクブーブー)、池田義之(ぶんぶん丸)、山田直樹(ぶんぶん丸)、ほか大川市の方々

あらすじ:都会で働くキャリアウーマンの友恵が、6年ぶりにひとりで大川市の実家に戻ってくる。家具工房を営む父親に反撥して高校卒業してすぐに大川を去った友恵は、自分の故郷に対して複雑な気持ちを抱いていた。優しく迎えてくれる幼なじみや友人達だが、友恵が本当に戻ってきた理由は、両親に離婚を報告するためだった。街中で<裸ん行>の準備が進む中、傷心の友恵は両親に事実を告げる。