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2015年2月18日 (水)

ウーマンラッシュアワー村本大輔presents 1億人からの愛してるよりも一枚のAmazonCardが欲しい男がバレンタインの夜に叫ぶ!~行き場のないブス限定ライブ~

 2月14日(土)ルミネthe よしもとにて、『ウーマンラッシュアワー村本大輔presents 1億人からの愛してるよりも一枚のAmazonCardが欲しい男がバレンタインの夜に叫ぶ!~行き場のないブス限定ライブ~』を開催。ステージにはセンターマイク1本のみ。ウーマンラッシュアワー・村本と、シークレットゲストとして登場したキングコング・西野、パンサー・向井が、ただただ面白い話を披露するという、ガチンコの芸人同士のトークの殴り合いを繰り広げました。
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会場は立ち見も多数の超満員。まずは1人でステージに現れた村本が、ライブの概要を説明し、「ゲストと決して交わることのない、コミュニケーション障害の僕ならではのライブです」と笑わせます。また"ブス限定"と銘打ったライブのタイトルにも言及。"村本にブスと言われると幸せになる"というジンクスが広まり、「私にブスと言ってください!」と頼んでくる人が多いものの、本当にブスな人はいないという村本。「だから"ブス限定ライブ"と言っても、本当のブスじゃなくて"私、ちょっとかわいいでしょ"と思ってる子がくると思っていたんですが...」と言いながら客席を見渡し、「大丈夫でした。約束は守っていただけました。お茶でいうと玉露のような、まじりっ気なしの100%のブスで」と早くも村本節をさく裂させ、会場は大爆笑。そして、この時点はまだシークレットだったゲストについて、「僕が嫉妬というか悔しいなと思ってる人たちを呼んでます」と会場の期待をさらに高めます。さらに「出てきたら、"うわー!"ってなると思いますよ」とあおるだけあおっておきながら、本人登場前に「パンサーの向井も準備してますんで」とサラッとバラし、しら~っとステージを後にする村本でした。
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いきなりのぶっこみに、「先に言う!?」と苦笑しながらパンサー・向井が登場。最初のトークはパンサー・尾形の話を披露することに。まずは、"鳴かぬなら 〇〇〇〇 ほとぎす"という穴埋め問題で"鳴かぬなら 鳴くようぐいす ほととぎす"と答えたエピソードで、「まさか鳥が2羽が出てくるというようなバカな人なんですけど」と尾形のおバカぶりを説明。そんな尾形が、ある日、財布の中身をぶちまけてしまい、向井たちも拾うのを手伝ったことがあったそう。その際、尾形はスイカをいつも通り財布に入れず胸の内ポケットに入れてしまったことにより、駅の改札でとんでもない行動を引き起こすことに⁉ 向井は、このおバカすぎる行動を、尾形の動きをマネた大振りのジェスチャー付きで披露し、会場は大爆笑。しかし、実は、この動きが悲劇を生むことに⁉(こちらはラストで) こうして、1本目のトークを終えた向井は、自分が村本にやられたように、次のシークレットゲストの期待をあおるだけあおった上で、「キングコングの西野さんです」とバラしてから退場したのでした。
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一足早い歓声に迎えられ登場したキングコング・西野は、「僕は非常に嫌われてるもんでね」と自虐トークからスタート。街で「キングコングの西野さんですよね?」と声をかけられたので、握手でもと手を差しのべたところ、「"大丈夫です"と断られるくらいですから」というつかみネタで笑いを誘います。そして、地元の友達とボーリングをした時の話題を。ボーリング勝負に負けた西野は、罰ゲームとして、コンビニでHな本を買い、店員さんに「この本はこの店で一番スケベですかね?」と質問することになったそう。ところが、若い店員さんは奥から年配の店員さんを呼び...。真面目すぎるがゆえの店員さんの反応には、会場も爆笑でした。さらに西野は、街で見かけた一人で笑ってるおじさんの話も披露し、もうひと笑い巻き起こしたのですが...
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再び登場した村本は、「今日はお客さんが初めて聞く話をしようと言ったのに、西野はDVDに入ってる話をして。ずるいですね。しかも1つじゃ自信がなかったのか、2つも話して」と、まずは西野へのグチからスタート。そして"村本にブス、ハゲと言われたら幸せになるジンクス"の新たなエピソードを披露。福岡で、タクシーに乗ろうとした瞬間、中学生くらいの男の子3人に腕を掴まれ、「ハゲって言ってください!」と頼まれた村本。タクシーを待たせるのも悪いので断ろうとしたものの、男の子たちがあまりにもしつこかったため、「ハゲ!ハゲ!ハゲ!お父さんもハゲ!おじいちゃんもハゲ!全員ハゲーッ!」とまくし立てタクシーに乗ったところ...。スッキリと落とし、村本は会場の爆笑を背に受けながら退場します。続く向井は、尾形の正義感あふれるがゆえのおバカ話を、西野は「村本先生がああいうので、じゃあどこでもしゃべってない話を」と、某有名アーティストの愛すべきおバカなエピソードを披露しました。
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3巡目では、女性の過去の経験人数が気になるという村本が、女性を山に例え「頑張って険しい山を登って頂上に着いた時に、たくさんの他の国の旗が立っていた時のショックさはないですよ!」と、『ドラゴンボール』スカウターのように装着すると経験人数が分かる装置を発明したいと熱弁。そして「そのスカウターを付けてアイドルのライブなんていったらすごい数になりますよ。でも、ホントにゼロなのは...」と、切れ味のいい落ちで爆笑をさらいます。このアイドル話で落としたトークを受け、続く向井もアキバ系アイドルとファンに関する体験談を、そして西野も芸人ではなくアイドル扱いだった自分のデビュー当時のトークを、と同じテーマのエピソードを披露。その後も、前の芸人のトークを受けながら、村本は構成力が高く秀逸な落ちの切れ味いいトークを、向井は細かなエピソードを交えながらその人物像が浮かび上がるようなトークを、西野はジェスチャーもふんだんに取り入れた熱量あふれるトークをと、それぞれの持ち味を活かしたトークで芸人としての腕を見せつけます。
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ところが、次第にヒートアップし熱く長くなるトークに、村本から「トークというのはなるべく短くパンチの効いたものを」ともの言いが。宣言通り、村本が短くパンチの効いたトークで笑いをとると、続く向井、西野も受けて立ち、要求通りのトークを。芸人として一歩も譲らぬ姿勢を見せました。その他にも、村本は話題の"ラッスンゴレライ"に対抗する"ゲッスンゴレライ"や、"あったかいんだから~"でブレイク中のクマムシなど旬の話題を取り入れたトークを、向井は、ピース・又吉ら仲のいい芸人のエピソードや、痴漢の冤罪をかけられそうなった話、さらにはステキな恋の話などバラエティに富んだトークを、西野は、大好きなUSJでのとんでもない失敗談や、天然すぎる母親など"おかしな人々"のトークを。「せっかくだからテレビでは話せないことを...」(西野)とレアな話も多数飛び出し、ライブならではの楽しみを存分に提供してくれました。さらに、ライブの前説を務めたピン芸人・みるきぃしげおも登場し、地元の大阪・西成のおかしなおっちゃんの仰天エピソードを披露。会場に驚きと笑いを巻き起こしました。
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そして、ついに最後の1周。向井は、最初に披露したトークで、尾形のマネをしてしゃがんだ際にズボンのお尻の部分が裂けていたことを告白。再度その瞬間を実演し、会場からは歓喜(?)の悲鳴が。西野は、銭湯でマネージャーに仕掛けたイラズラの話を。髪をすすいでいるマネージャーにこっそりシャンプーをかけ続け、いつまでたっても泡が落ちない...というイタズラを仕掛け喜んでいたところ、その人物は全くの別人だったという恥ずかしいエピソードでした。そしてトリの村本は、正月休みに石垣島に行った時の話を。島の人々が、村本に気づくたびにサンピン茶をくれるため、「サンピン茶を4本もらってヨンピン茶に」というエピソードを披露。しかし、これは序章にしかすぎなかった!? 実は、これは「エピソードトーク作りのための旅行」で、こいつなら絶対に何かやらかしてくれそうな「後輩の中でも選りすぐりのバカ」だというキャラバン・桝本を連れて行ったという村本。ところが、いろいろ仕掛けたものの桝本は何もやらかしてくれず、「こうなったらハプニングをねつ造しよう」としたものの不発に終わり...結局、計画は失敗。「このままでは帰るわけにはいかん」と、桝本が帰った後も島に残り1人で民宿に泊まった村本は、島の人々に「東京からエピソードトークを作りに来ましたが、正直何もできませんでした。もしよかったらみんなで作ってくれませんか」と懇願。すると、みんなは快く協力してくれ、ああでもないこうえもないと夜中の3時くらいまでかかって...「できたのがヨンピン茶の話です」と衝撃の告白を。この意外な展開に、会場からはこの日一番の爆笑が起こりました。こうして、3人の芸人による笑いに満ちたバレンタインの夜のライブは、幕を下ろしたのでした。


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