よしもとニュースセンター

３月１日（日）、東京・ヨシモト∞ホールにて『彩～irodori～East Chanmpionship』が開催され、TOP３に、横澤夏子、ニューヨーク、ラフレクランの３組が決定しました！

２月末を以て、「彩～irodori～East」TOP３の１組、ジャングルポケットが卒業。新年度を迎えるにあたり、新たに"ヨシモト∞ホールの顔"となるTOP３を決定することになりました。

昨日２月28日（土）に開催された『彩～irodori～Battle』には、「Member」から相席スタート、ザ☆忍者、フレミング、ベイビーギャング、横澤夏子、「Jr.」からアルドルフ、あわよくば、おかずクラブ、しゃかりき、春夏秋冬、田畑藤本、てのりタイガー、西村ヒロチョ、ランパンプスが参戦。お客様票でフレミング、しゃかりき、審査員票で田畑藤本、横澤夏子、西村ヒロチョが、３月からTOP３含めて20組となる「Member」入りとなりました。

本日、まずは14時から行なわれた『彩～irodori～East championship　予選』には、昨日惜しくも「Member」入りを逃した相席スタート、あわよくば、ザ☆忍者、春夏秋冬、てのりタイガー、ベイビーギャング、おかずクラブ、アルドルフ、ランパンプスと、現「Jr.」で３ヵ月間、好成績を収めたダイキリ、いぬ、ひので、エマ、バビロン、デニスが参戦。審査員票でいぬが、お客様票で相席スタートと春夏秋冬が準決勝進出を果たし、「Member」入りを確定させました。

夜に行われた準決勝には、予選を勝ち上がった相席スタート、春夏秋冬、いぬ、昨日の『～Battle』で「Member」入りを確定させたフレミング、しゃかりき、田畑藤本、横澤夏子、西村ヒロチョに加えて、すでに「Member」入りが確定していた鬼越トマホーク、サンシャイン、ジェラードン、ダイタク、テゴネハンバーグ、ネルソンズ、ピスタチオ、ボーイフレンド、やさしいズ、ゆにばーす、これまで「TOP」に君臨していたニューヨーク、ラフレクランという計20組が出場しました。

結果、お客様票と審査員票によって、横澤夏子、テゴネハンバーグ、ボーイフレンド、やさしいズ、ゆにばーす、ニューヨーク、ラフレクランという７組が決勝へ。そして熾烈なネタバトルののち、３位にラフレクラン、２位にニューヨーク、そして横澤夏子が１位に輝き、新「TOP３」が決定しました。

名前が呼ばれた瞬間、顔をくしゃくしゃにした横澤。「今日は絶対TOPになりたいっていう気持ちで、一か八かやりました。（決まった瞬間は）メイクが崩れない程度に泣いてました。そのあと、ヒロチョが泣きながら（舞台袖から突然）出て来たので、持って行かれた感じがしますけど」と笑いながら、「ホッとしました。女の子を１位にしてくれたお客様、審査員の皆様のおかげです」と満面の笑みを浮かべます。

準決勝で披露した自転車に乗った子連れママコントは、「大好きなネタで、R-1ぐらんぷりでもやったけど決勝にいけなかったので、なんとか結果を残したいと思ってやった」とか。敗者復活戦で勝ち上がることができず、品川から小道具の自転車をこいで自宅まで帰ったそうですが、「会場から品川までは車で送っていただけたんですけど、そこからは自力で帰らなきゃいけなくて。白金台のあたりで坂をのぼってたらシチューのいい匂いがしてきて......。情けなさと悔しさが入り交じって、泣きながら帰りました。（今日で）報われて良かった」とホッとした様子。また、決勝で披露したのは、気になる女性を挙げて演じるフリップネタ。大爆笑を起こしたネタを、「私が今まで出会って来た、いろんな女性を観てもらいたかった」と説明しました。

若手ランキングシステムで、女性でしかもピン芸人が「TOP」になるのは史上初めて。「女の子の客さまが、女の子の芸人を観に来てくれるようにしたい」と抱負を。自身の武器として「見てほしいところはいくつもある表情。基本、顔芸なんですけど、いろんなところに出向いていろんな女性とコミュニケーションを取ってます」と発言します。また、「∞ホールから『R-1ぐらんぷり』優勝者になれるように頑張りたいですし、ジャングルポケットさんっていう呑みに連れて行ってくれる先輩がいなくなった分、私が後輩を呑みに連れていけるように、引っ張って行きたい」と早くもTOPとしての自覚をのぞかせつつ、「朝ドラのヒロインになるのが、将来の夢です！」と大きな目標を掲げました。

昨年に続き、TOPの座を死守したニューヨーク。本チャンピオンシップ開催前から「ニューヨークはなるだろう」といろんな人に言われてきたそうで、「すげぇ緊張しました」（嶋佐）「どの賞レースよりもめちゃくちゃ緊張しました。賞レースなら"やったろう"と思えるんですけど、今回は初めての守る立場やったこともあって、特に。トイレに30回くらい行きましたよ」（屋敷）と、大きなプレッシャーを抱えてのネタ披露だったようで、１本目は特に緊張したとか。「３分ネタだと３日前に聞いて、準決勝では∞ホールで１回しかやったことのないネタをやったんです」（屋敷）「てっぱんネタをやるのか、それとも新ネタをやるのか。ネタのチョイスはみんな悩んでましたよ」（嶋佐）とネタ選びの苦労を語りつつ、「なんとか僕らはうまいこと転んだという感じ」（屋敷）と分析します。

自身の武器については「顔と可愛げ」（屋敷）と一度はボケつつ（もちろん、「可愛げ？　そこではないでしょう」とツッコんでおきました）、「メッセージ性の強いネタ」と言い切る嶋佐。屋敷が「∞ホールでは、そのメッセージは届かないことが多いんですけどね」と自虐的に笑うと、嶋佐は「最近、劇場でも見かけるけれど、もっと多くの男性のお客さんにも来てほしい」と呼びかけます。
今後の目標として「賞レースで結果を出すこと、あとテレビに出ること」（屋敷）とキッパリ。TOP死守にホッとしたのか、「お笑いの波をつくります。ハッ！」（嶋佐）「なんやねん、ハッ！って」（屋敷）「ハッ！　ハッ！」（嶋佐）「だから、ハッ！ってなんやねんて！」（屋敷）とふざけ出す２人。「今日、面白いことは１つも言ってない気がする」と言う嶋佐は、「脂の乗り切った我々を骨ごとしゃぶりついてください」と発し、「何言うてんの？」という屋敷のツッコミに、「自分でもよくわからない」と首を傾げました。

昨夏、３組目のTOPに選ばれたラフレクランは、チャンピオンシップ開催決定後すぐにネタ２本を決め、さまざまな劇場でネタを詰めていったそう。「名古屋、大阪、大宮、沼津、幕張......∞ホール以外の出番で（ネタを）叩きました」（西村）「で、録音したものを聞き直して、ここではこの部分がウケてるとか研究して。今回はTOPを維持しなきゃという緊張感があったんですけど、いいアドレナリンが出て楽しくやれました」（きょん）と、冷静に振り返ります。

決勝でコンビ名を呼ばれた瞬間、大きくガッツポーズした西村は、きょんに「あれビックリした。あんなにっくん（西村）観たことないから軽く引いちゃった」と言われてしまいます。そんな反応に笑いながら「前回のTOPは"舞い降りてきた"感じだったんですけど、今回は自分達で追いかけて"たぐり寄せた"感じ」と喜びを噛み締める西村。大好きなお酒を数日絶って、本チャンピオンシップに挑んだそうです。

自らの武器について、しばし考え込む２人。「キレッキレの動きのあるコントと表情豊かな漫才」と答えたきょんに対して、西村は「表情豊かな漫才って、自分たちで言うのはおかしくない？......（考えながら）舞台を大きく使う漫才と変幻自在なキャラコントでお願いします！」と冷静にまとめます。
「夏子さん、ピンで一番上なんてすごい。ニューヨークさんもすごかったですけど、僕らはまだまだ。２組との差を埋められるようにがんばりたい」（きょん）「（２組との）実力の差は感じてます。ただ、横澤さんはピン芸人、ニューヨークさんとも持っている線路や向かう方向が違うので、僕らの個を強くしていきたい。いつまでもこのポジションに満足していてはいけないし、劇場をもっと盛り上げていけるようにがんばりたいですね」（西村）と気を引き締めました。

新しい「彩～irodori～East」は、TOP３組、Member17組、Jr.30組、Audition40組でスタート。劇場に、ぜひとも遊びに来てください！



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