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2015年4月20日 (月)

ダイナマイト関西2015 団体対抗戦

4月11日(土)、東京・ルミネtheよしもとにて『ダイナマイト関西2015 団体対抗戦』が開催されました。

『ダイナマイト関西』とは、"ゴチャゴチャ言わんと 誰が一番おもろいんか 決めたらええんや"をコンセプトとした、バッファロー吾郎が主催する完全ガチンコ大喜利イベント。昨年開催された15周年記念大会『ダイナマイト関西2014』の様子は現在、DVDとして絶賛発売中となっています。

オープニングに登場した同大会インタレスティング・プロデューサーのバッファロー吾郎Aは前大会で"スティーブ・キムズ"に扮していたことに触れ、「2015年は恥ずかしいキャラではいきません。あれは隅田川に捨てました!」と発言。司会進行の浅越ゴエに「よく1年間続けましたね。3回目以上はすごいなという思いしかありませんでしたよ」と労われます。
本日の団体対抗戦については、「5対5の勝ち抜き戦です。柔道や剣道の団体戦のように、先鋒、次鋒、中堅、副将、大将という5人で、先鋒対先鋒で負けると先鋒対次鋒......というようになっていく。5人抜きもありえます!『キン肉マン』のキン肉星王位争奪戦のようなものです! キャノン・ボーラーと引き分けるまでの戦いです!」と説明し、浅越に「全員には(その喩えだと)伝わりませんよ~」と諭されます。また、与えられた5ポイントについて、Aは「スタミナだと思って欲しい」と説明。「1対0で勝った場合、次の戦いは相手5ポイント、前試合の勝者は1ポイントから始めていただきます。また、引き分けの場合は、お互い敗退となります」と補足しました。

この日はバッファロー吾郎・竹若率いる玄武軍(R藤本、THE GEESE・高佐、POISON GIRL BAND・阿部、キングオブコメディ・高橋)とケンドーコバヤシ率いる白虎軍(しずる・村上、どきどきキャンプ・佐藤、ハリウッドザコシショウ、麒麟・川島)による対戦に(敬称略)。「初めてやるので、どう転がるかわからない。けれど、やるからには勝ちます」と宣言した竹若に対して、ケンドーコバヤシは自軍のメンバーを『魁!! 男塾』の登場人物で喩えて、Aとゴエを困惑させます。
また、お互い「失敗するから」という理由でケンドーコバヤシがザコシショウを、竹若が阿部を中堅に置いたことについて、「本来、中堅は大事な存在なんですけどね」と笑うAでした。
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第1試合は、先鋒のR藤本と先鋒のしずる・村上の一戦。「いつもと勝手が違うので緊張します。5人抜きます」と力強く宣言するR藤本に対して、村上は「ダイナマイト関西で1対1で戦うのは初めてなので、ものすごく緊張しています。コバさんが僕を"虎丸"だと捉えてくれているのが嬉しい」と『魁!! 男塾』にかけてコメントし、ゴエに「なぜか火がついてしまっています」と紹介されます。
お互い、じっくりと考え込んで一投目を出すという展開。も、前大会でも好成績を収めたR藤本が徐々に本領を発揮し、村上を追いつめます。結果、4-1で勝利しました。
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第2試合は、勝者であるR藤本と次鋒の佐藤との対戦に。佐藤も『魁!! 男塾』の登場人物にすっかりなりきっている様子で「富樫です!」と自己紹介しつつ、「佐藤としては精一杯がんばります」と意気込みました。
まず佐藤がポイント奪取するも、すぐさま取り替えすR藤本。その後、佐藤が再び優位に立つも、冷静且つ斬新な答えで笑いを起こしたR藤本が巻き返して、2-0で勝利します。
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第3試合は、勝者であるR藤本と中堅・ハリウッドザコシショウとの対戦。登場するも、着席せずにR藤本に絡んだりとパフォーマンスを繰り広げるザコシショウ。「座ってください!」という浅越の注意も聞かず、舞台中央でパフォーマンスを続けるザコシショウのお尻部分へ、浅越は椅子を持っていき、無理矢理着席させます。
大爆笑を起こして観客を味方につけることに成功したザコシショウは、ここまで多くの猛者を破ってきたR藤本を撃破。奇跡的な展開に、Aも「磁場が狂ったんでしょうか」と動揺を隠せません。
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ノリにノったザコシショウですが、続いての対戦相手である次鋒・高佐との対戦では自爆を繰り返してストレート負け。急展開に戸惑う高佐は、第5試合では副将・ケンドーコバヤシと対戦。「驚くほどシミュレーション通りです」と余裕綽々のケンドーコバヤシは、食らいつく高佐を振り切って3対1で勝利します。
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第6試合は中堅・阿部とケンドーコバヤシの対戦。ここで実況・解説席にやってきた高佐はザコシショウとケンドーコバヤシとの対戦を振り返り、「落差に脳が揺れました」とコメント。Aは「連続であの2人と対戦したのは、あなたが初めてだと思いますよ!」と健闘を称えました。
ゆっくりと練る阿部に対して、次々と回答を出していくケンドーコバヤシ。中盤、コツを掴んだようで、にやりと不適な笑みを浮かべながらポイントを連続で奪取し、2対0で副将戦へと持ち込みます。
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第7試合は、副将のキングオブコメディ・高橋と勝者・ケンドーコバヤシの対戦。これまでの対戦を振り返り、高橋は「この1時間半で全てのお笑いを観たような感覚になっています」と呟きます。
ハイクオリティの一進一退の攻防戦を見つめる実況・解説席の阿部は「大喜利ってこういうことなんですねぇ」とポツリ。「僕、腰掛けに来ただけで申し訳なかった。みんなの瞬発力、すごいですね」と感嘆し、Aに「いやいや、あなたもコバヤシ選手からポイントを奪って苦しめていますから」と慰められていました。
両者譲らぬ展開は、高橋が1ポイントを残して勝利します。
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続く第8試合。やはり1ポイントでは十分に戦えず。高橋は大将の麒麟・川島にすぐさまポイントを奪われ、敗れてしまいました。
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第9試合は、いよいよ大将同士の対戦! 2人の熱い攻防を見守っていた実況・解説席のザコシショウが「あんなにつるつると答えられて羨ましい」と呟くと、Aが「あなたには無理です!」とバッサリ切り捨てます。声を誉められた川島ですが、回答を出す時に二度ほど噛んでしまうハプニングも。あまりの悔しさに、自らの頬を何度もビンタしていました。
白熱した戦いは、R藤本の活躍によって優位に試合を運んだ玄武軍が勝利を収めました。
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勝利した竹若チームは、新たなバトルステージ「強制BET大喜利」へ進出。5人それぞれが手持ちのコインをかけて参戦しました。
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1つのお題に対してそれぞれ20秒で回答を用意し、面白ければかけたコインが2倍に、負けるとかけたコイン分だけマイナスになるというカジノ的なルールで敢行。先ほどの団体対抗戦に続き、勢いと強さで客席を多いに湧かせたR藤本が見事に優勝し、大喜利ナンバー1の称号を手に入れました。
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団体対抗戦終了後は、しずる・池田と伊藤修子が参加して、「大喜利(オギリ)メーション」という実験的な企画も。『ドラゴンボール』の登場人物であるベジータに扮したR藤本と、『キン肉マン』の登場人物である阿修羅満に扮したザコシショウに、それぞれが考案した大喜利の回答をパフォーマンスしてもらうというものです。
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やりたい放題のザコシショウに、「また、こいつのせいで俺が損をするのか!」と不満げな表情を浮かべるR藤本。スベり回答を手渡されると「貴様ーーー!!!」と怒るなど、きっちり役割を演じ切ります。
終始、自由なザコシショウですが、回答に対しては真摯に対応。読み方を確認するなどきっちりしつつも、跳ねない答えばかりを読ませる阿部は「お前、大概にしろよ!」と叱咤します。
結果、キャラに合った的確な回答でザコシショウから「君はいいねぇ」と絶賛された麒麟・川島が優勝となりました。

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全員が登壇したところで、「クーックックック!」との笑い声が。ボディガード(こりゃめでてーな・大江)を引き連れて現れたAことA藤和尊は「今年はA愛グループの元で、ダイナマイト関西をやる!」と宣言。浅井企画、アッシュ・アンド・ディーコーポレーション、SMA NEET Projectケイダッシュステージ、プロダクション人力舎、ワタナベ・エンターテイメント、よしもとクリエイティブ・エージェンシーという7事務所8グループにて団体対抗戦を行なうことが発表されました。
「よしもとがオモロいに決まってるやないか!」(川島)「うちらはギリギリやぞ!」(高佐)というやりとりや、こりゃめでてーな・広大扮するカイジが登場するなどが茶番的な展開が行なわれつつ、A藤和尊は「各事務所には強制的に従ってもらう! 従わないものは、ソラシド・本坊のいる地下労働システムへ連れて行く!」と断言します。
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客席がざわめく中、浅越は「大変なことになりましたよ! 各お笑い事務所の皆様、テレビ局の方々、お笑いナタリーさん! いろいろよろしくお願いします!」と多いに煽りました。



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