ワッキー&COWCOWがいよいよ出発する「住みますアジア芸人」をネタで激励! アジア版 あなたの街に"住みます"プロジェクト「住みますアジア芸人」出発式
4月28日(火)、東京・羽田空港国際線ターミナル 出発ロビー TIAT待合室<富士>にて『アジア版 あなたの街に"住みます"プロジェクト「住みますアジア芸人」出発式』が開催されました。
アジア全域で日本のエンターテイメントコンテンツの推進を目的として設立された合弁会社「MCIPホールディングス」のアジアへの最初の架け橋となるプロジェクトとして、「アジア版 あなたの街に"住みます"プロジェクトがスタートすることになりました。同プロジェクトでは、アジアでのエンターテイメント事業展開の基盤を築くことを目的に、各国にて日本のエンターテイメントを広げるべく、現地の人々の暮らしや笑い、エンターテイメント、流行、もちろん言語も勉強。さらに、日本へ各国の情報を発信するという重大な任務を任されています。
同式には、住みますアジア芸人8組全12名が出席(タイ担当のベン山形はすでに渡航済みのため欠席)。タイに住んだ経験を持ち、タイ語を話せる"元祖アジア進出芸人"のペナルティ・ワッキー、インドネシア語バージョンの「あたりまえ体操」が動画サイトで500万回以上再生されて、現地で絶大な人気を獲得しているCOWCOWも応援に駆けつけました。
MCを務めるのは、ペナルティ・ヒデ。「ついにこの日がやって参りました!」と煽りながら、住みますアジア芸人について説明を。「本当に住みたいのかわからないですけど、住んじゃいます! よしもとが得意な"お前らが勝手に種まいて花咲かせて。でも、刈り上げるのはよしもとだよ"っていうヤツです」と表現し、笑いを誘います。
その後、クールジャパン機構の小糸正樹専務執行役員、弊社海外戦略本部の高龍太郎本部長が挨拶を。小糸さんからは「13人の皆様は大変重要な責任を負っている。失敗は許されません。(失敗して帰国するようなら)入国審査で入れないかもしれないですから、成功するまで健康と安全に気をつけて頑張っていただきたい。アジアで日本のファンが増えることを祈願しています」と激励しました。
まずは、「住みますアジア芸人」を応援するワッキーとCOWCOWが登場。早々にニューギャグ「ニュー、ニュー、ニュージーランド坊や!」を披露し、ヒデに「アジア住みますだよ! ニュージーランドって!」とツッコまれたワッキー。得意なタイ語で「こんにちは、ワッキーです。ここは空港なんですよね? お客さんがいっぱい。カメラもいっぱい来ていて嬉しいな」と話します。
インドネシアで大人気のCOWCOWですが、現地ではお笑い芸人ではくアーティストとして扱われているようで、「タイの『Mステーション』と言われている番組にも出させてもらいました」と多田。インドネシアでは観覧に来ているお客様も一緒に歌って踊るのが一般的だそうです。
また、ワッキーはタイで大好評となったギャグを披露。ヒデに「あまりの面白さに、黄金の涅槃像が起き上がった」とあおられてやってみせたのですが、報道陣の反応はイマイチ。「ちょっと前のバンコクにいた売り子さんの真似をしながら"イナゴの佃煮なんかねぇ"って言うんだから、タイではウケますよ! 皆さん、ぽかんとなってますけど、全然大丈夫」と気丈に振る舞っていました。
先輩達が大いに盛り上げたところで、台湾"住みます"芸人の漫才少爺、タイ"住みます"芸人のあっぱれコイズミ、ぼんちきよし、インドネシア"住みます"芸人のザ・スリー、そこらへん元気、アキラ・コンチネンタル・フィーバー、マレーシア"住みます"芸人のエスディーきんじょう、ベトナム"住みます"芸人のダブルウィッシュが入場!
元気いっぱいにアピールする面々ですが、何を言っているのか聞き取れないのは、あっぱれコイズミ。ボイスパーカッションを披露したそこらへん元気には、ワッキーが「入る事務所、間違えたんじゃないか?」と問いかけます。また、江東区のバドミントン大会で優勝したとアピールするアキラ・コンチネンタル・フィーバーが披露したシャトルイリュージョンには、あまりの微妙さを「帰れ~!」のギャグでフォローする多田。また、ギャグ2000個持っていると自負するエスディーきんじょうの「ティアラ」というギャグが気に入ったワッキー。「売れたな!」と太鼓判を押していました。
「みんな、若手のふりしてるけど、ほとんどが30歳オーバーでしょ? きよしなんかクソベテランじゃん!」とツッコまれたきよしは、タイ古式マッサージの資格を持っているため、「お笑いというよりは、マッサージのアルバイトをしながら文化を伝えていきたい」とアピール。また、ワッキーは「面白い顔をしといたほうがいいと思う。顔が隠れるような髪型はダメ。最初は顔で笑いを取ってから、どんどん言葉を覚えていったほうがいいよ」と真面目に助言します。
COWCOWは「リズムネタをつくったほうがいい」とアドバイス。「インドネシアはどの番組を観ていても、最後は踊って終わってる。お客さんも踊りたい人がいいから、浦東は2700がインドネシアへ行くのがいちばんいいと思う」と伝えると、ヒデも「僕もそう言ったんですけど、本人達はもう少し東京でがんばりたいんですって」と補足。「じゃあ、(8.6秒バズーカーの)ラッスンゴレライもあっちで流行ってるんじゃないですか?」という指摘に、「実は流行ってるけど、言ったらダメ! 昨年の暮れ、バリで現地の方に"ちょっと待って、ちょっと待って、お兄さん"と言われた。でも、書かないでください!」とインドネシアの人気を死守すべく必死な善しを、全員、笑いながらツッコむのでした。
リズムネタや歌ネタ、音ネタがアジアではウケるという流れから、次々と芸を披露する「住みますアジア芸人」。きよしは得意とする歯笛を披露するも、あまりの地味さにヒデから「戦後のお父さんか!」とツッコまれていました。
これから出発する彼らを激励すべく、アジアに通用する笑いをやって見せたワッキーとCOWCOW。ワッキーはタイ語バージョンで"日本はやさしいですよ、ビ~ヨヨヨ~ン"を披露しつつ、なぜか男性ホルモンを受診し始めます。COWCOWはインドネシア語バージョンのあたりまえ体操で、貫禄を見せつけました。
ヒデから今後の活動が伝えられた「住みますアジア芸人」達は、いよいよ現地へ。「今初めて聞きました」と戸惑いつつも、全員、やる気は十分。インドネシア"住みます"芸人の3組は会見後、「がんばれよ!」とエールを送られながら旅立ちました。
唯一受け入れ態勢が決まっておらず、日本に留まっているベトナム"住みます"芸人のダブルウィッシュ。現地には不動産関係、アプリ会社、制作会社など様々なところに知り合いがいるそうで、「日本にいるのがとにかくキツい。家がないんです!」(井出)「向こうにいけば、仕事はたくさんあると言われている。早くベトナムに住みたい。お願いですから、受け入れ先を探してください!」(中川)と懇願しました。
「住みますアジア芸人」は今後、YouTubeなどを通じて現地での様子を配信予定。ぜひともチェックしてください!
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