R藤本3年ぶり単独ライブにDBファン熱狂! ベジータがヤクルトホールに降臨
5月2日、「 第2回 R藤本単独ライブ『オレが自動的に宇宙で最強の男になる』」が開催されました。
R藤本の単独ライブは、2012年4月21日に東京・新宿シアターブラッツで行われた初単独ライブ「待っててやるから早く来やがれ!!」以来、実に3年ぶり。オープニングVTRでは、ベジータとなったR藤本が、小馬鹿にしてくるインタビュアーに対して、お決まりのセリフ「ベジータだ!」と吐き捨ててから、動員人数が150から550に大幅アップしたこと、"惑星よしもと"との関係性、戦闘能力(ギャラ)などについて、「ドラゴンボール(DB)」ワールド全開で答えます。
オープニングアクトはベジータのラップで、いきなりの大盛り上がり。会場が手拍子と笑いで満載に。最初の漫談では、ヤクルトホール完売という快挙に、会場から万雷の拍手が送られるも、拍手締めをやろうとしてスカしたうえ、「汚ねえ拍手だ! ざまあみやがれ!」と小憎らしい態度。DBワードもしょっぱなからフルスロットルで、「今日はこのくらいの単語は説明せんぞ!」という宣言に、観客からは歓迎の笑いが。よくある「関東以外から来た人は手を挙げて」という質問も、「関東以外から来た人は気円斬みたいなポーズをとれ!」となったが、観客は負けじとポーズ。人間にとっての"壁ドン"はベジータにとって"星ドン"となり、DB的フラグが続々飛び出したりと、DBファンを大いに喜ばせました。
"超エリートサイヤ人"のベジータが直々に悩みに答えるコント「エリート電話相談室」には、「おーはようございまーす!」と謎の男から電話。トークのうまさとワードのセンスで、王子・ベジータを小気味よくコケに。さらに、かわいがっている後輩・R藤本のために、「明るく積極的になってほしい」と、「R藤本でもできる一発ギャグがほしい」とムチャブリ。終始慌てるベジータの姿に、観客も笑いが止まりません。コント「I am a father」には、ベジータの父・ベジータ王が登場。知略化のキャラ通り、"アベノミクス"ならぬ"ベジノミクス"で地球を征服するため、サイヤ人における3つの政策案を流暢に繰り出し、目の前のDB市民たちをしっかりと納得させます。
続いて、おなじみのアニメオープニング曲が出囃子としてかかると、三八マイクの前にベジータ&ラディッツ(海山昆布)ペアが登場し、観客は拍手喝采。誇り高き戦闘民族サイヤ人が大真面目に漫才をする姿は笑いを禁じ得ません。
さらにそこに、辺境の星(惑星やまなし)に飛ばされているはずのナッパ(ぴっかり高木)も参加。サイヤ人3人で、名シーンを織り交ぜながらボケたりツッコんだりの応酬を。おまけにファーストフード店がテーマの漫才コントまで始め、サイヤ人の優秀さを見せつけました。
最後のロングコント「クロージング・ドア」では、それぞれの理由から同じ部屋に続々と集まってきたベジータ、ヤムチャ(バードフミヤ)、ピッコロ(プラッチック・渡部一丁)、フリーザ(BAN BAN BAN山本)が、反目し合いながらも、ある目的のために同居を決意。テイラー・スウィフトの曲が流れた途端、会場がドッと沸きあがります。ここでも名シーンを再現しながら、4人が作り上げたのは、ファンおなじみの名曲「Battleful Days」(https://www.youtube.com/watch?v=nUeawC8Npgs)。4人がランウェイを活かしながら生歌を披露するというパフォーマンスを見せると、観客も歌に合わせて手を振るなど、会場は1つになりました。
エンディングには、戦闘服を脱いだR藤本が登場。前回の単独ライブ同様「美しい拍手をありがとうござます」と照れ臭そうに御礼を言うと、「いろんな人に楽しんでもらおうと思った結果、4割がラップになってしまった」と恐縮していました。続いて現れたゲストはまだDB衣装のままだったため、R藤本が「バードフミヤさんです」「海山昆布さんです」と紹介するたび、「ヤムチャだ!」「ピッコロだ!」と返されてしまい、「こういう感じなんですね、僕が普段やっているのは」と、自ら苦笑。今回一気にキャパを増やした単独ライブだったが、次回については「ZeppTokyoかシアターD。1000人か70人」と極端な案を発表しました。すると幕が閉じたあと、スクリーンで6月13日(土)にシアターDで開催する「R藤本闇単独ライブ『ベジータが出てこないライブ(仮)』」を発表。最後の最後まで、観客を喜ばせました。
そのほかライブでは、驚異的なDB知識量を披露するネタ、とある"すごい"マンガを紹介するネタなども。幕間VTRも凝っており、ベジータ版「はじめておつかい」では、ブルマにカレーの材料を買ってくるよう頼まれたベジータが、本当に商店街へ。子どもにイジられたり、八百屋の店主に軽くあしらわれたりしながらも、しぶしぶ地球のルールにのっとって買い物をするベジータ姿は爆笑の連続。R藤本のモノマネ力も見せつける大喜利、桜 稲垣早希をとんでもないドッキリに仕掛ける男・R藤本の姿も、しっかりと笑いをとっていました。
「ベジータが出てこないライブ(仮)」の詳細は後日発表。DBワールドをもっと楽しみたい人は、R藤本のYouTubeチャンネル「R藤本の遊びに行ってやろうぜ!」で、「Battleful Days」のFullHD版、「フリーザによる朗読『さるかに合戦』」「厚切りベジータ」などの動画を楽しんでみては。
https://www.youtube.com/channel/UCswyexPXZ0L7-m-AZD5tvZA