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2015年5月 5日 (火)

東京シュール5~全員ポイズン漫才を覚えよ~/全員ライスコントを覚えよ

4月26日(日)、東京・新宿シアターモリエールにて『東京シュール5~全員ポイズン漫才を覚えよ~/全員ライスコントを覚えよ』が開催されました。

東京シュール5とは、「カリカ」というコンビを組んでいたマンボウやしろが犬の心、POISON GIRL BAND、しずる、ライスに声をかけてスタートしたユニット。スタート時、諸事情によって出られなかったしずるに変わって入ったかたつむりがそのまま残り、6組なのに「シュール5」という不思議な構成になっています。2008年よりスタートした同ユニットですが、カリカ解散によって存続の危機に。も、2013年末に開催されたイベントにて今後も引き続き、活動していくことが決定。再開第1弾として、昨年3月23日(日)に昼と夜に2公演開催し、1年ぶりとなったこちらのイベントも、昼と夜の2回公演が行われました。

まず、昼間に開催となった『~全員ポイズン漫才を覚えよ~』の模様を。
開演が近づくと、最前列に用意された席に着席するメンバー。出囃子が流れる中、舞台にはPOISON GIRL BANDが登場し、サンパチマイクの前に立って漫才を披露します。
ネタは彼らの代表的なネタでもある「リレー」。何度もやっているネタということもあってか、アドリブも交えるという余裕と冴えを見せながら、独特なテンポで掛け合って爆笑を起こし続けました。
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ネタ終了後、お手伝いの若手芸人がメンバー全員の名前が書かれた用紙の入ったボックスを持って登場。早速、指名された犬の心・いけやは「ヤバい。(PGBの漫才が)楽しくて(ネタを)覚えてない......」と頭を抱えながら、登壇。「どっちと変わりますか?」と聞かれてしばし悩んだのち、阿部との交代を宣言して、吉田との漫才をスタートしました。
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うろ覚えの中、思い出すように少しずつネタを進めるいけや。先輩ということもあって、吉田は敬語でツッコんでいきます。さすがに全て覚えてはいなかったものの、わからないところは経験値の高さでアドリブを入れ込む余裕も。最後は得意の料理ネタでオトしました。
「オチなんだっけ? 好きなネタだったから段取りはわかってた。だから色々とやりたかったんだけど、どこに何を入れていいのかがわからなくなった」と反省の弁を述べるいけや。吉田が「1つだけ飛ばしました」と口を挟むと、「(バトンリレー前に距離を刻むくだりの)数字が違ったよね?」とマンボウやしろ。しずる・池田が「90cm、70cm、50cmでした」と確認するも、「あそこは適当です」(吉田)「毎回変わるよ」(阿部)と答える2人に、全員仰天。「阿部ちゃんなんて、前、俺がバトンを受ける側だと間違えましたからね(註:本来、バトンを受け取る側は阿部)」と吉田が語ると、会場大爆笑です。
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続いて、指名されたのはマンボウやしろ。悩んだ挙げ句、いけやとの交代を選び、吉田と漫才を披露します。
「リレーのバトンがうまい」というところを「リレーのゾーンがうまい」と言い出すマンボウやしろ。ボケるよりも間違えずやりたいという意識が強いのか、さくさくと進めつつ、阿部のセリフを思い出そうと「俺はねぇ、俺はねぇ」とポイズンの2人に似せた口調でつなげます。"髪の毛を引っこ抜く"というくだりでは、会場をざわつかせるほどの表情を見せました。
「なんか抜けてる......あ、お尻だー!」と悔しがるマンボウやしろ。ライス・関町に「髪引っ張ったときの顔、ギリギリアウトでしたよ」と指摘されるも「LINEスタンプみたいでした」との補足に、「じゃあ、アリだな」と自信を取り戻していました。
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次の指名者は、かたつむり・林。「これで吉田さんと変わったら、やしろさんと? うわぁ......」と悩む林に、「俺、もう結構ぐったりよ」と告げる吉田。も、押見から「いける! いける! テンション高いタイプじゃないからいける!」と励まされて、林と吉田の漫才が始まりました。
テンション高く登場した林ですが、登場後、最初のくだりが飛んでしまったそう。「私と吉田さん」と言いたいところを「私とやしろさん」と言ってしまい、「やしろさんじゃない!」と慌てて訂正。その後は軽快且つ元気いっぱいに漫才を進めました。
「オチ(の林)が浅田飴のCMに出てる永六輔みたいだった。なんで永六輔みたいだったの?」と吉田に訊かれ、「やっと終わると思ったら、ああなっちゃった」と笑う林。「俺の色も入れたいなと思って勢いよく飛び出したら(ネタが)飛んじゃいました。吉田さんも疲れてるからかもしれないんですけど、目が泳いでて。"あぁ、頼れねぇな"と思いました」と感想を述べました。
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続いて指名されたライス・田所は「こっち(吉田パート)はきっと簡単。全部、受けのセリフだから」と自信満々に発言し、吉田と交代。林と漫才することになったのですが、どうやら吉田のセリフが完全に入ってなかった様子。出てきた早々、怪訝な表情を浮かべます。
二度目のボケパートとあって、先ほどよりも余裕を見せながら展開する林に対して、田所は「確かに!」「なぁ~るほど」などツッコミになっていない返しを何度もし、新しい展開を見せました。
「最初のフリをふっかり忘れてた」という田所に、「使えねぇ豚だ!(笑)超怖かったよ、仁さん」と言いながら膝に手をつく林。「ツッコミのワード、なんにも覚えてなかったんですよ。意外とツッコミも難しい。どっちが楽なのかわからない」とつぶやく田所に、「ネタの原型を忘れちゃったよね」といけや。「1回、ボケ立て直すべきじゃない?って、俺が言うべきことじゃないけど」とマンボウやしろも同調します。
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続いて指名されたしずる・村上は、「1回やったから大丈夫!」と謎の自信をのぞかせる田所の言葉に促されて、林と交代します。
「セリフ、かなり覚えていそう」(マンボウやしろ)と期待を寄せられた村上。緊張した面持ちながら忠実にボケを展開させていく様に、お客様も大いに感心します。片や、やはりツッコミのセリフを一切覚えていない田所。先ほどよりは余裕は感じたものの、「ですって!」と同意するなど突飛なツッコミをし続けました。
その様子に、犬の心・押見が「こなれてきて面白くない」とダメ出し。本家の阿部は、「(村上のボケは)完璧でした。見習うところがめちゃくちゃあったし、吸収しないとと思った」と、漫才に対する真摯な姿勢を覗かせます。
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ここで、阿部に指名が。「どっちがいいかなぁ?」と悩みつつ「俺、できねぇと思うけどな」と言いながらツッコミを選ぶと、客席からは期待を込めた拍手が起こります。
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村上をボケに漫才を進めながら、吉田のツッコミフレーズを思い出すように入れていく阿部。途中、「テンポが速いなぁ」と指摘しながら、村上が忘れているボケのセリフをツッコミで補足します。
「相方のツッコミって覚えてないもんなんだなぁ」とつぶやく阿部は「ご本人とやっているから、さっき(の田所)と緊張感が違いました」と語る村上を、「別にビートたけしさんとやっている訳じゃないんだから(笑)」とたしなめます。これまで静かに見守っていた吉田ですが、「この2人がNSCにいたら"ボケとツッコミ、変わったほうがいい"ってアドバイスするよ」とコメント。「阿部ちゃんはやる気がないんだけど、村上に誘われてすぐ入ってきたみたいだった」と楽しそうに話すと、阿部も「で、俺が先に辞めちゃうんだろ?」と笑いながら返しました。
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続いて、吉田が選ばれるとお客様から割れんばかりの拍手が! 自分のパートに戻るか悩みながらも、「こっちに言ってみようかな」とボケを選択。いけやが「いいなぁ!」と感嘆します。
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ネタを書いているだけあって、セリフを完璧に拾っていく吉田。一方、なぜか阿部はボケをやっている時よりも東北なまりを強くしながら滔々とツッコんでいきます。阿部のセリフが出て来ない場面で、吉田が「わかるよ。こう思ってんだろ?」と補足すると、会場爆笑。後半は吉田のうろ覚えなボケフレーズを、阿部が補足しつつ、2人のユニゾンには大きな拍手が起こりました。
「超自信があると思ってたんだけど、(ネタが)飛んだ」と反省する吉田。林に「阿部さんに"お前の思ってることがわかる"っていうボケ、ずるいっすよ!」と指摘されると、「あれ(だまったまま、言いたいことを言わないっていう態度)、究極のツッコミだよね。いつかやりたいわ」と飄々と返します。阿部は「2~3秒、合ってたところあったけど、そこ全くウケてなかった」と自虐的に笑っていましたが、マンボウやしろは「やっぱり2人でやると、ポイズンのリズムになるんだね」と感心していました。
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あっという間に1時間半が経過。まだ出ていない押見、池田、関町、かたつむり・中澤は4人まとめてやることに。押見をツッコミとし、1人ずつがボケていくという新しいかたちの漫才を披露しました。
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「吉田全員ツッコミで全員ボケっていうのもやってみたいね」と、新たな展望を語るマンボウやしろでした。
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夜は『~ライスコントを覚えよ』を開催。
再び、最前列の席に着席する面々ですが、その中にはですよ。の姿が。犬の心・いけやが別の仕事のため不在ということから、スペシャルゲストとして彼に白羽の矢が当たったそう。相方である押見も「(ですよ。は)いけやさんの類似タレント」と納得の人選です。
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ライスのコントは「誘拐」。子どもの鳴き方に変化があることに気付いた犯人が、いろんな反応を試してみるというもの。シンプルながらも各所の起伏と演技力が試されるネタです。
ネタ終了後、桂文珍のライブ出演から戻ってきたしずるが客席へ。「あれ? ですよ。さん、なんでいるんですか?」と聞く池田に、ですよ。は「いけやさんの類似タレントとして呼ばれたの~!」と笑顔で返して笑いを誘います。
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最初に選ばれたのは、阿部。「嘘だろ......」と呟きつつ、関町パートを選択。元ネタにはない「おっかさーん!!」というセリフを入れ込んだことで、焦った田所がネタを1つ飛ばしてしまうというハプニングが起こりました。
「やってみて思ったけど、いいコントだね。田所は関町にイラッとするでしょ、カロリー消費に差があるから」と話しかけた阿部。田所は「そうですね」と返事し、「阿部さん、危ういなと思った時に、俺の顔を観ていた。あと、"おっかさん"やめてください」と笑います。
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続いて、先ほどのお手本コントを観ていない池田に指名が。「圧倒的に、関町のほうが楽ですよね。皆さんもそういうつもりだろうから、田所のほうを選んだほうがいいですよね」と田所を変わろうとすると、客席から「えーーー」と大ブーイングが。「絶対できないよ」とマンボウやしろに言われて「はぁ? できるし! コント師だし!」と強気な池田でしたが、元ネタをきちんと把握していないため、オリジナルな要素をかなり盛り込んだ展開に。「ママー!」「お母さんー!」以外に、「おふくろー!」というセリフを入れ、そこに阿部も乗っかる展開を見せると、ネタ終了後、全員からツッコミが。
「2~3回は田所で行きたかったよ。インストール前に、池田に変わったから」と不満げなマンボウやしろ。阿部は「俺が反応できなかったのが申し訳なかった。コントって難しいな」と反省しつつも、「でも楽しい」と笑顔を見せました。
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次に選ばれたのは、押見。「ほぼビジュアルが関町と変わらないっていう懸念はあるけど、池田は(ネタがすぐに)入る子だから大丈夫」と、阿部と交代します。
急にスイッチを入れ、狂気じみた子どもを演じ始める押見。引きつけを起こしたりと、かなりデフォルメされた役を演じる様に、ライスから「赤ちゃんプレイだ!」と大ブーイングが!
「普段、キャラクターものをやらないので大げさになった」と弁解する押見。「アゴが出てたのは?」とマンボウやしろに聞かれると、「わからない。(役に)のっていったら、アゴが出てた」と説明しました。
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続いて、指名されたのはマンボウやしろ。「押見さんで遊ぶのは楽しいですよ」という池田の甘い誘いに導かれて、「もう1回くらい、押見観とくか」と池田と交代します。
ここで、押見の大げさスイッチがさらに加速。椅子を壊すかの勢いでバキバキと音をさせたかと思えば、アゴを突き出して泣き叫ぶ......。あまりの熱演に、途中餌付いてしまうこともありました。そんな演じっぷりに、全員からクレームが。
「楽しい!」とやり切った表情を浮かべる押見。「早くから引きつけ起こしてたけど?」とマンボウやしろに指摘されても、「ああいうトラブルがあっても、キャラが抜けないってことは相当(役に)入ってたんだと思う」と分析しつつ、「いいネタっすわ。やり甲斐がある!」と絶賛しました。
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続いては、村上。『~ポイズン漫才を覚えよ』で、できる子ぶりをアピールした彼は「押見さんの向こう側を観たい」とマンボウやしろと交代。「僕は(押見さんの演技幅で)引きつけ以上を見せないといけない。まだいけるでしょ?」と並々ならぬ使命感を燃やします。そんな言葉に、押見が「違うテイストを見せればいいだけ」と冷静に返すと、池田が「まるでアスリート!」と茶々を入れます。
コント中、なぜか首をかきむしり出す押見に、「何かアレルギーがあるのか? 知りたいな」とアドリブを入れる村上。もはや原型はあってないようなもの。押見の怪演ぶりがますます浮き彫りになります。
ネタ終了後、スッキリした様子で爽やかに髪をかきあげる押見に、「すげー満足してるじゃん」と声をかけるマンボウやしろ。「よくわかんないけど、頭が痛い」と言いつつ「気持ちいい」と発し、村上に「北島康介じゃないっすか」とツッコまれます。
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続いて、指名を受けたのは吉田。「押見さんが疲れてるのはわかっています」と交代をほのめかすも、「小さい頃から知らない人に付いていくなって言われてるんで(誘拐されることは有り得ない)」と、村上と交代。も、「こいつを誘拐する自信がない。どう連れてきたのかわからない」と首を傾げながら、コントへ突入。
先ほどよりも、凶暴になった押見。何度も襲いかかろうとする勢いに押される吉田は後ずさり。椅子から飛び上がったり、猫のようなポーズをしたりと獣と化した押見と戦う吉田という新しい構図が築かれました。
凶暴化について「皆さんがモンスターを生み出した」と弁明する押見。吉田は「ちゃんとやろうとしたのに、引き込む世界観! まぁ、やってることは完全に(池乃)めだか師匠ですけどね」と冷静に指摘し、笑いを起こしました。
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ここで、ついにですよ。が指名されると、マンボウやしろを始めとしたシュール5メンバーは「来たー!」と拍手喝采。「コントやったことないんで」と不安げなですよ。に、「関係ないっすよ(笑)」(池田)「なんなら一人でやってもいいですし」(阿部)と声をかけます。
「言いたいセリフがある」ということで、吉田と変わったですよ。ですが、すでに4回、子どもを演じている押見に疲労の色が。「楽しませてもらうよ~」と言いつつ、ピン芸人らしく自由に進めていくですよ。に、先ほどまでのテンションが嘘のように、徐々に冷静さを取り戻す押見なのでした。
ネタ後も、「冷静になった」と話した押見。「なるほど~!」を繰り返していたですよ。は、阿部に「"なるほど"押してんの?」と聞かれると、「自然と出たの!」と笑顔で返しました。
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さらに、お手伝いとして参加していた若手芸人・一般人が指名されることに。昼夜2公演通して、これまで言葉を全く発していない一般人に、全員が恐れを抱く中、ですよ。と交代。
押見とのコントに挑戦したのですが、関係性の薄い相手ということもあってか、中々うまくいかず。完全に冷めてしまった押見が逆に怯えるという展開になりました。
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「今日会ったばっかりだから、愛情が足りなかった。芸歴を重ねている分、すかしていたところもあったかもしれない。それは申し訳なかった」と反省する押見。NSC東京16期生の講師を務めたマンボウやしろは、「教え子なの。もうちょっと教えたつもりだったんだけどな」とポツリ。「子弟でやってくださいよ」という阿部の期待に応えますが、こちらも思うように噛み合いません。
「こんなにお客さんがいるライブは初めてなので」と肩を落とす一般人に、「そうだね。もう一度教えるわ」と優しく声をかけるマンボウやしろでした。
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最後に機会の回って来なかったかたつむりとですよ。の3人で挑戦。自由に演技するですよ。に、「謝れ!」と言い出す林。また、後半のくだりでの中澤のクサい芝居には、爆笑が起こりました。
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次回の東京シュール5の公演は、7月12日(日)、東京・雷5656ときわホールにて『池田プロデュース東京シュール5』を開催。マンボウやしろは欠席だそうですが、「プロデュース公演は久しぶり。阿部ちゃんの伝説の神回があるけど、演者的にはいちばん面白かった。また大きいところで、阿部ちゃんプロデュースもやりたいね」と展望しました。
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●次回公演情報
しずる池田プロデュース東京シュール5
出演:犬の心、POISON GIRL BAND、しずる、ライス、かたつむり
開催日:7月12日(日)
開場:18時45分/開演:19時
会場:雷5656ときわホール
チケット:前売2500円/当日3000円


【マンボウやしろ】【犬の心】【POISON GIRL BAND】【しずる】【ライス】【かたつむり】【ですよ。】