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2015年5月19日 (火)

全国9カ所での初全国ツアー「テンダラーJAPAN TOUR」無事完遂!テンダラーインタビュー!

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先日5月17日、テンダラーの初全国ツアー「テンダラーJAPAN
TOUR」全9公演が、ルミネtheよしもとの東京公演をもって無事に終了。

翌日、初全国ツアーの感想を語るとともに、漫才師として初めて尽くしの半年を振り返りました。
テンダラーは、昨年2014年11月、結成20周年を記念し、アメリカ・ロサンゼルスのザ・ハドソン・シアターで、全編英語漫才ライブを敢行。英語がまったくしゃべれない2人でしたが、特訓期間は、わずか2カ月。しかしながら、得意のパフォーマンスを全面に活かした2人の漫才は見事、アメリカに受け入れられ、大成功をおさめ帰国しました。
この成果と、これまでの漫才に対する情熱が受け入れられ、今年4月には念願の「上方漫才大賞」を受賞。
来月6月18日(木)には、先輩芸人・中川家&博多華丸・大吉を迎えての「上方漫才大賞受賞記念ライブ」を、大阪・なんばグランド花月で行います。

改めて受賞の感想を語った2人は、受賞直後以上に、漫才へ意欲満々。アメリカでの再挑戦も視野に入れていました。
また、初の全国ツアーではさまざまなエピソードも誕生。20年の苦節を吹き飛ばす、テンダラーの今後の勢いにぜひご注目ください。

●初めての全国ツアーを終えた感想

浜本:ほんまにいいお客さんでしたし、いいツアーやったなあと思います。これまでは言うても、東京、大阪、名古屋くらいでしか単独ライブをやっていなかったので、各地で県民性があるというのもわかりましたね。

白川:行ったことのない場所で、「この土地で、こんなに盛り上がるんや」って。大人しい土地柄かと思いきや、とか。

浜本:金沢なんか、小京都と言われるくらいだから、品のあるイメージだったんですが、僕らが登場した途端「フーッ!!」みたいな(笑)。新しい発見でした。

白川:まだ僕らのネタを生で観ていただいてない方々もたくさんいるので、ぜひ今後もいろんなとこに行きたいですね。


●印象的なエピソード

浜本:DVD購入者の方々と握手会をやらせてもらったんですが、初めて行った土地の方々が、「楽しみにしてました!」とか、すごく応援してくださってて。「え!」ってビックリしました。

白川:「やっと生で観れました!」て言ってくださったり。こんなところに俺らを観たいと思ってくれてる人たちがいるんだ、と。それこそ、ええ年のおっさんが来てくださって、「緊張しますわー」って(笑)。

浜本:夫婦で観に来てくださった方がいたんですけど、元々奥さん僕らのファンで、旦那さんもたまたま僕らのファンで、それが共通の話題で付き合うようになって結婚したって話をされて。めっちゃうれしくて。僕らはなんていい仕事をさせてもらってるんだと。

白川:ほんまに不思議ですよね。


●なかやまきんに君の東京公演ゲスト出演について

浜本:ほんまのこと言うてもいいですか? ......めちゃくちゃ想像通りです!(笑)。あれ以上もないし、あれ以下もないです。

白川:出てきたときの爆発力はすごかったね。

浜本:きんに君にはアメリカにも来てもらったので、ほんまに最初と最後はきんに君に飾ってもらいましたね。東京公演の打ち上げでは、「あれから半年かあ」とか、アメリカの時の話で盛り上がれたので、来てもらってよかったです。


●今後、全国ツアーについて

浜本:そんなに全国区の番組にバンバン出てるわけでもないのに。舞台というはほんとに捨てたもんじゃないなと。いろんな人に会えていろんな言葉かけてもらったのが、とにかくうれしかったですね、パワーになりました。なので、また行ってないところに行ってみたいという夢が膨らみましたね。

白川:まだまだ行ったことのないところがあるので、改めてまた全国ツアーをしたいです。


アメリカ・ロサンゼルスのザ・ハドソン・シアターで全編英語漫才ライブ

「Japanese Manzai Show "Ten Dollar" ~A Rapid-fire Two-man Comedy Act~」大成功


●本番でのエピソード

浜本:英語が2カ月しか練習できなかったんですが、本番は120%英語が出せました! お客さんにのせられたんですよ、めっちゃいいお客さんやったから。最後の方はもう言霊でしたね、「伝われー!」みたいな(笑)。

白川:袖から出てきたところで、観客のみなさんがウワッーと盛り上がって、掴みもドーンとウケたので、ノッテできましたね。

浜本:日本に帰ってからもめっちゃ英会話通いたくて。

白川:ほんまに通いたいんですよ!


●今後のアメリカ公演の展望

浜本:アメリカにもまた行きたい行きたいって気持ちです。でもそう簡単には行けないので、吉本がアメリカに劇場作ってくれへんかなと(笑)。

白川:もちろんお金の問題もありますしね。

浜本:いずれ、寄席みたいな感じで行けたらいいなと思いますね。陣内(智則)さん、渡辺直美ちゃんとか英語でネタができますし、もりやすバンバンビガロとかくまだまさしのネタは、片言の英語でもいけるんちゃうかなと思いますね。

白川:外国の人たちが集まるところに、そういうのをワーッと持っていきたいですね。

浜本:さらに現地に住む日本人の方に向けても公演ができますから、前半日本語、後半英語とかもいいですね。それはそれで面白いんじゃないかな。いつかまた行けるチャンスが来ると思ってます。

「第50回上方漫才大賞」大賞受賞


●改めて、受賞したときの気持ち

浜本:関西で漫才師としてやっていくと決めてから一番目指していた賞なので、ほんまにうれしくて。ただ、これを受賞したら、ホッとするというか「もうええわー」って感じになるかと思ってたら、逆やなと。プレッシャーというか、改めて「よっしゃちゃんとせな」と。

白川:功績が認められてというか、ありがたい賞なんですよね。なので、ここからスタートじゃないですけど、ほんまにちゃんとせなと思いますね。

浜本:受賞してからのほうが疲れます(笑)。でもあぐらかいてる場合じゃないと。なので、「テンダラー上方漫才大賞受賞記念ライブ」をしようと。


●結成20年を経ての受賞を受けて後輩たちへ思うこと

白川:僕らはただやってきただけなんですけどね。

浜本:自分らがまだまだ言えることではないですが、でも、長くやっていればたまにはいいことあるなと。

白川:辞めたら終わりですからね。

浜本:応援してきてくれた人たちに感謝ですね。


●受賞記念ライブの内容について

浜本:ゲストには、パシッとした先輩漫才師に来てほしいなということで、華大(博多華丸・大吉)さんや中川家さんに。スケジュール絶対無理やろうなあと言ってたら、たまたまお2組ともいけると。

白川:このクラスになると、絶対どっちかじゃないと無理なんですよね。それなのに。

浜本:結果、胃がキリキリしますよ。やっぱりあぐらかけないというか。

白川:こんな偶然あるんやなと。

浜本:ライブではお2組に漫才やっていただいて、もちろん僕らもネタをやって、3組でのトークもやらせていただけたらと思っています。こんな舞台でしか聞かれへんこともあるじゃないですか。

白川:この3組でトークができるなんてことないですからね。

浜本:楽屋ではもちろんお話しますけど、漫才についてとか、マジな話はなかなか聞けないので、ぜひ聞いてみたいです。


●アメリカ公演、上方漫才大賞受賞、初全国ツアーを終えて、全国の人へメッセージ

白川:舞台で我々頑張ってますので、ぜひ生の舞台を観に来てください。よろしくお願いします!

浜本:毎日どこか劇場でいろんな漫才師が寄席をやってるので、やっぱり生で観に来てほしいですね。知名度がなくても面白い漫才師は山ほどいますから、お気に入りが見つかると思います。そして僕らは、そのお気に入りの中に入れるように頑張ります!


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「テンダラー上方漫才大賞受賞記念ライブ」
日時:2015年6月18日(木) 19:00開場 19:30開演

会場:大阪・なんばグランド花月 料金:前売2500円 当日3000円

出演者:テンダラー、ゲスト:博多華丸・大吉、中川家