桂三輝が日本スロヴェニア親善大使に就任!「今年のワールドツアー、スロヴェニア公演は90分間スロヴェニア語で」と改めて決意!!
6月2日(火)、東京・LOUNGE by FrancFranc 2F Mug カフェにて『桂三輝 日本スロヴェニア親善大使任命式および就任発表会見』が開催され、桂三輝が出席しました。
スロヴェニア観光の魅力、食や芸術をはじめとする豊かな文化を日本のみなさんにもっと知っていただくだけではなく、スロヴェニアが取り組む人権、環境問題からビジネス振興といった幅広い分野において、日本とスロヴェニアをつなぐ架け橋のような存在に、というコンセプトで、両親がスロヴェニア人の桂三輝がこのたび親善大使に任命されることになりました。
本日は、6月末までスロヴェニアカフェを開催している「LOUNGE by FrancFranc」のカフェにて、ヘレナ・ドルノウシェク・ゾルコ駐日スロヴェニア特命全権大使、福江一郎日本スロヴェニアビジネス協会代表理事、石樽利光日本スロヴェニアビジネス協会名誉理事、黒川眞一日本スロヴェニアビジネス協会理事、ティナ・クラケル・チャイスロヴェニア政府観光日本代表、サイラス セスナスロヴェニア日本友の会代表が参加するなか、就任式が執り行われました。
ヘレナ・ドルノウシェク・ゾルコ駐日スロヴェニア特命全権大使より「今後は日本スロヴェニア親善大使として、日本の伝統娯楽である落語や日本文化をスロヴェニアに紹介、そして日本ではスロヴェニアの文化をご紹介いただき、さらに彼の行く先々で日本とスロヴェニアの友好の種を蒔き、花をさかせていただきたい」と激励された三輝。
自己紹介しつつ、「カナダ人は移民の多い国なので、僕は自己紹介をするときに"スロヴェニアン・カナディアン"と言います。スロヴェニアは自分のルーツであり、故郷だと意識していて。スロヴェニアに向かうときは、子供のころから"帰る"という言葉を使っていました。実際、スロヴェニアに帰ると、"ただいま"という気持ちになりました」と、スロヴェニアへの思いを語ります。
昨年、スロヴェニアでの落語公演を開催した際には、師匠である六代 桂文枝の創作「生まれ変わり」と古典「動物」を披露したという三輝。「スロヴェニアには親戚が多いんですけど、150人くらい入る会場は満員で。"僕と血のつながりがある人~!"とアンケートを取ったら、3分の1が手を挙げました」と笑わせます。昨年の公演は英語で行なったそうですが、「少しだけスロヴェニア語でやったら、すごく喜んでくれて。今年は90分すべて、スロヴェニア語でやると約束したので、(公演日までに)勉強しようと思っています」と、6月から始まる世界ツアーでのスロヴェニア公演に向けて意気込みました。
三輝曰く、「スロヴェニア人はとにかく明るい!」んだとか。音楽の楽曲でもマイナーキーは使用せず、メジャーキーのみの明るい歌が多いのが特徴だそうで、「師匠から"三輝"という名前をいただいたとき、"師匠はスロヴェニアが故郷であることを気付いたからこそ、こう付けてくれたのかな"」と思ったんだとか。得意なアコーディオンでスロヴェニア語と日本語で歌を披露。「少し変わった愛の歌」としてワインが好きだという歌詞の入った楽曲を披露すると、出席者から笑いが起こりました。
【桂三輝】