彩~irodori~Battle(5/30)
5月30日(土)、東京・ヨシモト∞ホールにて『彩~irodori~Battle』が開催され、しゃかりき、春夏秋冬の2組がMember残留、ダンビラムーチョ、バビロン、ランパンプスの3組がJr.からMemberに昇格を果たしました。
『彩~irodori~Battle』は、若手ランキングシステム『彩~irodori~East』において、最上位のカテゴリーである『~Member』の下位5組、そのひとつ下のカテゴリー『~Jr.』の上位9組の計14組によって行なわれる3ヵ月に一度の入れ替え戦。
お客様投票2組と審査員票3組の計5組が、6月からの『~Member』20組(TOP3含む)入り出来るとあって、ネタライブでありながらも、出演者、観客ともに緊張感が増すライブです。
そんなバトルに挑んだのは、『~Member』からフレミング、しゃかりき、春夏秋冬、西村ヒロチョ、ピスタチオ、『~Jr.』からダンビラムーチョ、バビロン、ランパンプス、アルドルフ、スクールゾーン、スパイク、ダイス、デニス、ベイビーギャングという面々。
最初に登場したのは、本日のMCであり、TOPの一角を担うニューヨークの2人で、立ち見席まで埋まった客席に「サイトとか見て来たんですか?」と嶋佐がトボけた問いかけをします。
その後、事前の抽選で決まった出演順が発表され、どよめきが起きるなか、ニューヨーク恒例というオロナミンCによる乾杯を行って、いよいよネタバトルがスタート!
トップバッターを務めるスクールゾーンは、俵山の特技を活かしたバイオリンを用いたコントで、∞ホールに不似合いな(?)音色が響き渡ります。
干支と星座による診断を題材にした漫才のアルドルフ、お化け屋敷コントで勝負した本日の紅一点・スパイクに続き、テレビでもお馴染みの衣装、キャラとはまるで違うスタイルの漫才で驚かせたピスタチオでしたが、最後の最後に「ありがとうございましたっ!」の決め台詞&ポーズを。
このブロック最後のベイビーギャングは、『一休さん』を題材にした漫才で締めくくりました。
2つ目のブロックの先陣を切ったダイスは「やっとこれたよ!」と『彩~irodori~Battle』初出場への喜びを爆発させつつ、オリジナル楽曲『矛盾そして矛盾』をPF(プロモーションフリップ)に合わせて熱唱。
昔話や童話の問題点を寺内が次々指摘する漫才のランパンプス、ヤンキーとパシリとの関係性をコミカルな漫才コントへと昇華させた春夏秋冬、献血の設定で医師に扮した宮本の不気味なキャラが笑いを呼んだフレミングと、いずれも持ち味を発揮します。
最後のブロックは、大原が『ひまわりの約束』などをオペラ調で歌い上げるダンビラムーチョの漫才を皮切りに、植野が野球部へのスカウトに憧れを抱くデニスの漫才、同棲一日目でトイレを詰まらせた彼女の悲哀をドラマチックに描いたしゃかりきと続きます。
この日唯一のトリオだったバビロンは、修学旅行の夜に騒ぐ先生2人へ生徒が注意するというコントを熱演すると、全身を使って愛を説く私立ロマンス中学校の教師に扮した西村ヒロチョがトリを飾りました。
ネタはこれで全て終了し、審査の集計を待つ間、出演者全員でのトークへ。
まずスクールゾーンは、小道具のバイオリンが2つで60万円もすることを明かし、一同をどよめかせますが、「言ってしまえば、メスが60本買えるってことですね」という強引なカットインをしたフレミング・宮本がいじられの対象となります。
次のアルドルフは、『彩~irodori~Battle』は3回目の出場ながら、出演順が1番、1番、2番というくじ運のなさを小野が嘆きますが、ニューヨーク・屋敷は「ぜひ上がってきて欲しい、こういうきらびやかな人たち。実力ある汚いのが上がってきがちなので(笑)」とお気に入りの様子。
『~Member』入り出来なかったら、次の仕事先まで免許もないのに「大型バイクで行こうかなと思います」と無茶苦茶な発言を言い放ったのはベイビーギャング・北見で、サイドカーに乗ろうとするりんたろーの姿とともに一同爆笑!
途中、地震が発生し、∞ホールでも揺れを感じましたが、教員免許を持つランパンプス・寺内が「おさない、かけない、しゃべらない、3つ守れよ」と"おかし"を講じて和ませる一幕もありました。
そしていよいよ結果発表。
まず、審査員票で最初に名前を呼ばれた春夏秋冬は、驚愕の表情とガッツポーズで喜びを表現します。
次に名前を呼ばれたのはダンビラムーチョで、「幸せです」と控えめに両手を広げる原田。
3組目はバビロンで、驚く3人に「今までの『彩』システム史上、一番男臭い奴らだよ(笑)」と嶋佐が祝福するのでした。
続いてお客様投票の結果へ。1組目はしゃかりきで、すぐさま光が「しゃーしゃーしゃかりき!」と客席に呼びかけ、興奮気味に感謝を伝えます。
ラスト1組にランパンプスの名前が出ると、大歓声に包まれ、信じられない様子の小林は「戻ってきちゃいました」とコメントするのがやっとでした。
悲喜交交の空気のなか、屋敷が『~Member』と『~Jr.』の告知を行い、最後に「両方できたら見ていただきたいですね」との言葉で終演を迎えました。
『彩~irodori~』の各ライブ情報は、ヨシモト∞ホールの公式サイト(http://www.yoshimoto.co.jp/mugendai/)にてご確認ください。
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