ミナミアイドルフェスティバル6.7
6月7日、大阪・なんばのYES THEATERを中心に多くのアイドルたちが参加した『ミナミアイドルフェスティバル6.7』が行われました。ライブはもちろん、スペシャル連動企画のニコニコ生配信でも早くから盛り上がったアイドルフェス。その一日をレポートします!
開演前、YES THEATER正面のサテライトスタジオでは、この日出演するアイドルたちがニコニコ生配信に登場。ラジオ風のトークを繰り広げ、自己紹介やフェスのPRをしました。また「YES」には「やったー!」という意味も含まれるということから、「最近起こったやったー!という出来事」についてそれぞれ語り、トップバッターで出演した鳥取のご当地アイドル二人組、だいやぁもんどは、「ついに鳥取にスターバックスコーヒーができました!」と最新の話題について取り上げていました。また、サテライトスタジオからのニコニコ生配信はライブ時間中にも展開、前半はだいやぁもんど、えびすばしプリンセス、Purpure☆、JUNNAさん、葉月さん、SweetCandyが、後半にはChimo、DDプリンセス、GalaxyCat、つぼみ、未来スカート、ポンバシwktkメイツ、さんみゅ~が登場しました。
いよいよ『ミナミアイドルフェス6.7』が開幕。一番に登場したのはだいやぁもんど。鳥取のご当地ソングも披露しつつ、華麗なダンスと歌で魅せました。続いてはYES THEATERのお膝元でもあるなんば・千日前が生んだアイドルえびすばしプリンセス。YES THEATERの広いステージを所狭しと駆け回り、元気なステージで盛り上げました。扇子使いが印象的な京都発のアイドルPurpure☆は和のテイストをふんだんに盛り込んだステージで魅了、5人のフォーメーションも見事なパフォーマンスを惜しみなく披露しました。大阪を拠点に活動しているJUNNAさんは、PPanashie☆a (パナッシュ)というアイドルユニットでも活動中ですが、このアイドルフェスではソロで登場。オーディエンスとの気さくなコミュニケーションとは一転、パワフルなステージで視線を一身に浴びていました。続く葉月さんもソロでの登場。"攻めの楽曲"でオーディエンスをぐんぐんと煽り、熱いライブを繰り広げました。そして普段は5人で活動しているSweetCandyですが、今回は4人での出演に。大阪らしい気さくな存在感で王道アイドル路線のステージを展開しました。大分からやってきたのは4人組のChimo。アップテンポで疾走感のあるナンバーを中心に、アグレッシブなショーを繰り広げました。
続いて、ダイコクドラッグのイメージガールユニット、DDプリンセスが登場。今回は10人編成と、ステージが一気に華やぎます。振付をラッキィ池田さんが手掛けたことでも話題のデビューシングル「一大告白タイム」からスタート、5人ずつに分かれ「マテリアルGirl」「未来少女物語」「ViViD5DANCE」といったダンスミュージックで沸かせます。途中、ダイコクドラッグのPRや、歌のレッスン中に起こったエピソードを交えながら、親しみやすさもアピール。最後は10人編成での「Nerve」で迫力あるステージを展開しました。
YES THEATERを一気に白く染めたのは、東京発の"純白アイドル"さんみゅ~。オープニングナンバー「これが愛なんだ」はふんわりと柔らかい振付が特徴的。正統派アイドル路線を引き継ぐ彼女たちらしい世界観で惹きこみました。YES THEATERへは初登場というさんみゅ~、「広い心で受け止めほしいです」とのご挨拶もありました。さんみゅ~のテーマソングでもある「純情マーメイド」でもふんわりとした雰囲気を醸し出していた彼女たちですが、アップテンポな「恋のプラットホーム」「大好きだ、何度でも」では弾けるようなステージを展開。最後は3月に発売されたばかりのニューシングル「はじまりのメロディー」で溌剌とした表情も見せ、ステージを盛り上げました。
続いてネコをモチーフにした衣装もキュートな広島発のアイドルGalaxyCatが登場。1曲目から5曲目までをノンストップで披露、スピーディでパワフルなステージを展開しました。今回が初の大阪遠征という彼女たち、新鮮味溢れる存在感でも魅せました。
お次は「よしもと発めっちゃオモロいアイドル」ことつぼみです。こちらも10人と大所帯のステージで元気よく。「are you ready」から盛り上げ、「ファイヤーロケット」では色とりどりのスカーフを回し、華やかに。自己紹介では、メンバー内で漫才コンビも結成しているつぼみらしく、ボケとツッコミのやり取りで沸かせました。「ツインテールみたいなもんでしょ?」に続く「最後のKISS」では一転、大人っぽい雰囲気に。そして歌とダンスとネタが得意とアピールして、つぼみのテーマソングともいえる定番の「1000日前からI LOVE YOU」で最後まで会場の熱気を煽りました。
7月にはメジャーデビューも決まっている京都発の"はんなり"かつ"ポップ"なアイドル4人組、ミライスカートが登場。ステージを目いっぱいに使い、しなやかさと張りとを併せ持つダンスで存在感を示しました。「メグリメグル」「Rocket Love」「ナモナイオト」を立て続けに披露し、オーディエンスを盛り上げます。そして"はんなり"度の高い自己紹介でも魅了しました。4曲目はメジャーデビューシングルとなる「COSMOsSPLASH」で聴かせ、最後は「もっと大きなフラップを願いします!」と手拍子を煽って盛り上げ、「未来ノート」で締めました。ステージを去る前には、お約束のコール「ミライスカート、ミラ!」を。最後まで一体感を醸成していました。
大阪・日本橋から誕生したアイドルユニット、ポンバシwktkメイツは6人編成でのステージを展開。SEとオーディエンスの生声入り混じる"ポンバシコール"で、ライブ前から沸き立つ会場。「KWMD」「ポンバシレボリューション」とポップな楽曲でなおも会場を沸かせます。最後から2番目の出演となったポンバシwktkメイツ、「最後までいてくれてありがとう! 皆さん盛り上がってますか!」と気遣いつつ、まだまだライブを引っ張ってゆくことを宣言。ディスコチックな「勇気色センセーション」、青春パンクを思わせる「日の当たる坂道」で聴かせ、最後はポップな王道メロディが耳に残る「地下アイドルなんて呼ばせない」でボリューム感もたっぷりに盛り上げました。
そして『ミナミアイドルフェスティバル6.7』の大ラスを飾ったのは、大阪を中心に活躍する4組のLovelys!!!。普段はライブハウスなどでもライブを繰り広げている彼女たち、「座りでのライブも珍しいけど、好きなように楽しんでください!」と大ラスにふさわしいパワフルなステージで締めました。
なお、ライブが終了するごとに各アイドルの皆さんが店頭に立っての物販もあり、ファンの方との交流もにぎやかに行われました。
来場者は約300人、サテライトスタジオ前でのオーディエンスは前半、後半合わせて約400人と大いに盛り上がった『ミナミアイドルフェスティバル6.7』。最初から最後まで、夏先取りと言わんばかりの熱いステージを繰り広げました!
【つぼみ】