We are beach boys & girls!R町隆史の熱くて長い石垣島あるあるバスツアー
6月13日から15日まで沖縄・石垣島にて、レイザーラモンRGの人気あるあるバスツアー「RGのあるあるビーチボーイズ~RGはやっぱり海にいた!フェスと野鳥とあるある!6月の石垣島大冒険!~」が開催されました。
集合場所は、ドラマ「ビーチボーイズ」の民宿としておなじみの「ダイヤモンドヘッド」という看板が掲げられた昼食会場です。R町は参加者たちが到着する前に、「社長、人使い粗いなあ」とドラマさながらのセリフを言いつつ、この会場を準備。BGMには自分のベストアルバム「BEST of BEST」を流ておきます。
会場に着いた参加者たちは、これまでのバスツアーの写真やコメントをまとめた、プレゼントの特製パンフレットをスタッフから受け取り、RGの登場を待ちながらソワソワ。そこに「ビーチボーイズ」のテーマソング「Forever」が流れ、サングラスをかけた茶髪のR町が、マイクを持って会場の後ろから登場しました。爽やかに「いらっしゃい」と声を掛けながらステージ上がると、「これからの道で何があっても、今日と明日と明後日を忘れないさ」と「Forever」R町バージョンを渋い声で熱唱。間奏中「まだあるあるは歌わないぜ」とお茶目に告げたR町は、「今日は夜まで騒ごうぜ!」と呼びかけ、「おまえらとまたここで逢いたい」「俺はここにいるさ」と歌い切り、参加者たちから大きな拍手を浴びました。
改めてR町は「『笑い飯西田ソロライブ"西田カタログ"』があるのに、こっちに来てくれてありがとう」と、目の前の精鋭たちに感謝。普段は南の島に住んでいるというR町ですが、「石垣島に来て思ったことを早速歌わせてもらう」と、浜田省吾「MONEY」に乗せて、石垣島あるある「野菜に"島"って付けがち」をプレゼントしました。その後は「俺は歌うから、みんなは飯に集中してほしい」と、「どぅる天あるある」「あおさあるある」などを歌ったR町。途中、歌本でレイザーラモンHGの「YOUNG MAN」を発見し普通に歌ってみたところ、「こんな歌詞だったんだ」と大喜び。「ホリコメよ」という歌詞に込められた2人の思い出を明かし、「ジーンときました」としばし過去に思いを寄せます。
その後広い敷地を使ってしばし恒例の撮影会。芝生に寝転んでみたり、ホースから水を出したりとアイドルさながらのポージングを当たり前のようにとるR町を、参加者たちが当たり前のように追いかけ一心不乱に激写する様子は、あるあるツアーならでは。
しかし会場内に戻ったところ、いきなり会場にバースデーソングが。ビックリするR町に参加者から、「R町隆史、41歳 Forever!」とデコレーションされた特大ケーキのプレゼント。6月8日に誕生日を迎えたR町のために、参加者たちが極秘で進めていたこのサプライズに、R町は「ずっちーぞ!」と照れ笑い。「なんか最初から俺のあるあるで笑わねーなと思ったら。緊張してたんだな、バカヤロー!」と言いつつ嬉しそう。続いて参加者は、会場までのバス車中で練習した、GLAY「HOWEVER」にのせた「RGあるある」を全員で熱唱。「幾千のあるあるキャラ全て RGから生まれて」「絶え間なく注ぐあるあるを 永遠に聞くことができるなら」「RGあるある言うよ おもしろい」に、RGは感無量。さらに全員から集めたメッセージとチェキのアルバムを手渡され、喜びのあまり「バカヤロー!こんなもん......一緒に墓に埋めてやる」と憎まれ口も。その後、RGが御礼として、会場に飾られたRGフォト1枚1枚にサインをして、会場をあとにしました。
バスに乗り込んだ一行は、「みんなに幸せの鳥を見せたい」というR町の意向でバンナ公園へ。サプライズにご機嫌のR町でしたが、離島が見えるたびに「あれ台湾」、塔が見えるたびに「あれ石垣タワー」と言うギャグはまったくウケず。バンナ公園に着くと、まずは「エメラルドの海を見る展望台」へ。あまりのセミの声の多さに「やべー!鳥の声が聞こえない!」と焦ったR町は、急になぜか「あまちゃん」のタオルを持ち出し撮影会。そして「ここで歌うことはもう一生ないだろうから」と、工藤静香「MUGO・ん・・・色っぽい」にのせて、リベンジの「台湾あるある」を「料理1個1個が小皿、料理1個1個が小さい」と歌い上げます。
続いて向かったのは、たまごの殻の形をした「渡り鳥観察所」。「ここまではノーバードエリアでした」と言い訳したR町は、一通り周囲を見渡すと、観察所に参加者たちを残しどこかへ。すると参加者たちは、緑一色の山の中に、茶色の毛皮をまとった「かわうそ君」の姿を発見。かわうそ君は「こーわーれそうなーあーすに向かいー」「とーびーたつーTrue Heart」と、バンナ公園にその鳴き声を響かせ、徐々に観察所の方へ接近。カメラを持った参加者たちの視線を浴びながらダッシュで姿をくらますと、入れ替わりに「なんかいた?」とR町が戻ってきました。参加者たちからかわうそ君がいたことを聞かされると「なにそれ。いるわけないじゃん」と失笑。写真を見せられても頑なに信じようとしません。
そこから歩いて「南の島展望台」に移動すると、「ハブがいるかもしれないから退治してくる」と、参加者たちを残して展望台に向かった男らしいR町。すると今度は展望台の最上階に、着物を着たAB蔵が。「沖縄伝統の味、おーい、さんぴん茶」と繰り返すAB蔵を、参加者たちはハブを忘れて激写。しかし、AB蔵とまたも入れ替わりで戻ってきたR町は「ハブがいる! 早くこっちへ!」と参加者たちを芝生へ避難させます。R町が恐る恐る黒く長い物体に近づくと、それはなんとAB蔵が忘れていった着物の帯。おっちょこちょいなR町でした。
まったく鳥を見ることができなかった一行は、次にミシュランガイドで3つ星に認定された観光地・川平湾に移動。R町は鳥が見られなかったショックをすぐに忘れ、「やっとビーチボーイズ&ビーチガールズになれるって話」とご機嫌に。「ビーチボーイズ」の話で盛り上がろうとするも、参加者たちの反応は鈍く、「あれ?予習してない?」「『君の瞳に恋してる!』世代かな」とガッカリ。浜辺で「誰か広末役やりたい人」と募るも、広末役のハードルの高さからか、女性陣が遠慮してしまいました。その後現れた広末候補者とのツーショットタイム「Foreverチャンス」や、波に書いた「あるある」の文字とR町の撮影会をひとしきり楽しんでいたところ、偶然チョコレートプラネットと遭遇。チョコレートプラネットは、R町も出演する翌日の音楽フェス「トロピカルラバーズビーチフェスタ」のため石垣島に来ており、この日は2人で仲良く観光中とのこと。R町と広末のツーショットを見ると、「広末、だいぶ目がしょぼくなりましたね」と訝しみながら去っていきました。
「ああありたいよね、コンビって」と、チョコプラ2人の姿に目を細めながら、R町の一行も、次の目的地・底地ビーチへ。水着に着替えて海水浴を楽しんでいると、砂浜に打ち上げれた大量の小瓶を発見。すべてを拾い集めてみると、数が参加者の数と偶然一致。小瓶の中には紙の切れ端が入っており、それらをつなぎ合わせてみると、そこには「次は本物の南の島で会おう‼ We are beach boys & girls 2012年スパリゾートハワイアンズにて記す」という文字が。「そういうことか......」とつぶやくR町。
R町曰く、2012年8月に開催された「RGの福島スパリゾートハワイアンズでリゾートせずに真夏のあるある合宿1泊2日!」で、福島の川に流した小瓶がここまでたどり着いたとのこと。ドラマ「ビーチボーイズ」と同じくここで瓶が流れ着いたという奇跡を参加者たちは温かい目で見守ります。
すると、そこにまたも偶然チョコレートプラネットが到着。大量の瓶を見てその由来を聞くと、「全部流れ着いたんですか!?」「こんなに流したら迷惑ですよね」と唖然。そんなチョコプラにあるあるツアーの醍醐味を見せつけようと、TUBE「あー夏休み」にのせて「ビーチあるある」を歌いだしたR町。「海藻がたまってるとこ汚く見える」というあるあるに、参加者たちがいっせいに「フー‼」と歓声を上げると、「『フー!』じゃないよ!」とチョコプラは思わずツッコミを。畳み掛けるように「砂浜あるある」をTUBE「シーズン・イン・ザ・サン」にのせて歌おうとするも、なかなかあるあるを言わないR町にチョコプラは「早く言わないと太陽が沈みますよ!」と大焦り。やっと言った「どっかの国の発砲スチロール流れつぎがき」に、またも参加者たちから歓声が沸き起こり、「すごいツアーですね......」と茫然とするチョコプラにR町は「後輩、これがあるあるツアー」と一言。「やっぱRGさんすげーな」と言いながら去ってくチョコプラでした。
帰りの車中はようやくあるあるタイムに突入。ところが石垣まで来た精鋭たちには、「消防署あるある」「2階建てあるある」「田舎の夜の道あるある」「交差点あるある」などのあるあるがまったくハマらず。「俺はあるある犯罪者」と落ち込むも、すぐに「聞こえんかったんかな」と現実逃避。さらには「もうええ。お前らもうええ」とスネてしまいます。
夕食は、三線ライブを楽しめる居酒屋「うさぎや」へ。ここに、チョコプラと同じく、フェスに出演するタケトも合流し、「船長」と呼ばれる同店店長のユニークなパフォーマンスを一緒に楽しみました。その後、R町と参加者たちのトークは次第に熱を帯び、R町へのダメ出しが噴出。説得力抜群の参加者たちの言葉に対して、R町は言い訳しかできず撃沈。さらに関東と関西のファンの違い、今後コラボしてほしい後輩芸人などの話で盛り上がり、貴重な意見を聞くことができました。
2日目のフェスでは、森林浴をしながらのランチタイム、海水浴をしながらの音楽ライブ鑑賞と、参加者たちと一緒にフェスを堪能。空いた時間には、R町が黒い布を巻いた「RGレボリューション」に着替え、最高の写真タイムを設けます。お笑いステージでは、タケトのMC、チョコレートプラネットの「わらび舞子ちゃん」ネタに続いて、RGが「うさぎや」船長の完コピで登場。船長のネタをそのままパクるRGに、タケトはツッコみながらも爆笑してしまいます。船長の勢いを借りたRGは、前日と打って変わってあるあるも絶好調。C-C-B「Romanticが止まらない」にのせた大阪あるある「新御堂筋がめっちゃ混む」、GLAY「誘惑」にのせた「オサレもん」あるある「遅すぎて見逃しがち」など、全部で13個のあるあるを披露し、フェスの盛り上げに貢献しました。その後、氣志團、MINMIのライブを参加者たちと一緒に鑑賞した際、両ライブのパフォーマンスに魅了されたR町。MINMIの「ヤッチャイタイ」では、「『あるあるイッチャイタイ』って言いたい!」と、船長を見たときと同様に目を光らせていました。
最終日は、「1人先に旅立とうとするR町を引き止める」というくだりのために、大勢のツアー参加者たちが早朝から空港に集合。「黙って帰ろうと思ったのに」と言いつつR町は、「俺、船長とMINMIに会って、このままじゃダメだ、って。もう1回東京帰って、あるあるがんばる。それまで待っててくれ」とメッセージ。「Forever!」と声を掛けたR町に、参加者たちも「Forever!」と返し、石垣島でのあるあるバスツアーは大団円を迎えました。
このバスツアーの様子は、いつものようにTwtterのハッシュタグ「♯RG0613」で、参加者たちが大量ツイート。ビーチボーイズ&ガールズたちの楽しそうな写真が満載です。
次のバスツアーは未定ですが、新たなツアーの発表までこのツイートを見ながら楽しみにお待ちください。
【レイザーラモンRG】【チョコレートプラネット】【タケト】