滋賀県住みます芸人、ファミリーレストランがついに野洲市観光大使に任命!
全国47の各都道府県に芸人が実際に住み、地域に密着した様々な活動を行うプロジェクトが「あなたの街に住みますプロジェクト」。現在、日本のあちこちで数多くの芸人が、その土地に「住みます芸人」として活動しています。関西でもたくさんの住みます芸人が活躍中ですが、今回滋賀県の住みます芸人、ファミリーレストランが野洲市観光大使に任命されることになりました! 6/20(土)、野洲文化ホールでの任命式、それに先立って行われたファミリーレストランの月イチライブの様子をレポートします。
当日、会場には開演時間のかなり前から多くの観客が詰めかけ、場内は満員御礼。まずは恒例になっている月イチライブからスタートです。ファミリーレストランが野洲市内で毎月開催しているこのライブ。なんと今回で36回目、3周年を迎えることになりました。ライブのスタートは、しもばやし演じるしもこ、ハラダ演じるハラコの看護婦コント。二人のナース姿にいきなり客席は大盛り上がり。早速、ハラダのギャグ「いらっしゃっせ〜」も炸裂し、客席からは拍手が起こります。負けじとしもばやしも、「乳首のイルミネーションは明日までやで〜」とギャグで対抗。一気に客席は爆笑に包まれていきます。
大盛り上がりのまま、看護婦コントは終了。おなじみの「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」にのって、スーツ、ジャケットという姿で登場した2人に、改めて大きな拍手が起こります。滋賀県に住んで5年目に入ったという2人。滋賀にまつわるクイズやしりとりをテーマにした漫才で笑いをとっていきます。滋賀県に住んでよかったことは、という問いには、小さな虫が家に入ってくる、夜が暗すぎて夜によく目が見えるようになった、などの滋賀あるあるを披露。客席では大きくうなずく人の姿もチラホラ。
続いてステージに映しだされたのは、ハラダが出演、撮影、監修をこなす番組「しゃせぶら」。ひこね編として、食レポや彦根城の紹介などを行うVTRが流れたあと、コント「ドクタータイガー」がスタート。天才外科医に扮したしもばやしとその手術を見る研修医ハラダとのやりとりに客席は大爆笑です。
続いてもハラダのパート。「もう恋なんてしない」の替え歌を、滋賀あるある、スタッフへの感謝などを込めて歌い上げるVTRが流れます。そのファッションが、赤ジャケットにサングラス、ロン毛という姿。琵琶湖畔ロケを敢行した大作(?)に、客席からは拍手も起こります。
次はコント「ギャグダイエット」。インストラクター役のしもばやしが「実際にレッスン受けたい人、上がっておいで〜」と客席に声をかけ、16人の人たちがステージ上に。小学生から大人まで、しもばやしの繰り出すギャグを各自が見事にやり遂げ、客席との一体感は最高潮に。
続いては、しもばやしのVTR。以前しもばやしに勝負を挑み敗れ去ったスタッフ、コミック田中がリベンジの十番勝負を仕掛けます。あっちむいてホイ、まばたき我慢対決など、観客はスクリーンに釘付け。爆笑や拍手で盛り上がります。勝負は半分の5番勝負で一旦おあずけ。コント「歌劇 一休さん」が始まります。
「琵琶湖歌劇フナ組公演」として、まずステージに現れたのが某人気歌劇団を彷彿とさせるロン毛、太い眉のしもばやし演じる新右衛門さん。客席のコールで登場したハラダ演じる一休さんは、赤いジャケットにブロンドの髪と、これまた某歌劇団の人気キャラをイメージさせるもの。ミュージカル仕立てのネタは、二人が歌でボケ、ツッコむと、客席がドッと沸きます。「次回はミュージカル笑っていいともでお会いしましょう。アディオス!」のセリフで幕を閉じました。
そして十番勝負後編のVTRへ。コミック田中の完敗かと思われたこの十番勝負でしたが、風船膨らまし対決やブラジャー早つけ対決など、後半に驚異の追い上げを見せた田中。結局4勝6敗と、しもばやしをあと一歩のところまで追い詰めました。また次の対決も期待できそうです。
続いて二人がおそろいのオリジナルTシャツを来て登場。「時間が延びてるけど、まだまだいきますよ!」というしもばやしの声に客席から拍手が起こります。ここでスタッフから指令書が。感謝の気持ちとしてお客さん全員に3周年記念のサイン入りポストカードを用意していることが告げられると、客席からはさらに大きな拍手が! しかし、そのままプレゼントしてもおもしろくないということで、ゲームにチャレンジすることに。ステージには、琵琶湖検定や赤こんにゃくなど、9つのチャレンジが書かれたパネルが登場。半分以上の5つをクリアできたらプレゼントということで、2人のチャレンジが始まります。リアクションしてはいけない甲賀忍者チャレンジで、二人とも思わず声を上げてしまったり、赤こんにゃくチャレンジではハラダが制限時間を忘れるなど、様々なハプニングが。しかし、客席にも協力してもらったチャレンジで見事に5つめの成功をゲット。全員にポストカードのプレゼントが決定します。
大いに盛り上がる客席とファミレスの2人。と、ここで野洲市役所商工観光課のスタッフがステージに。2人を観光大使に任命することを発表すると、客席は今まで以上に大きな拍手と歓声に包まれます。山中善彰野洲市長と野洲市観光PRキャラクターのドウタクくんもステージ上へ。2人は市長とがっちりと握手。ハラダが「おいでやす支店長」、そしてなぜかしもばやしが「おいでやす支店アルバイト」ということで、まずはハラダが賞状を受け取ります。うれしさのあまり市長にギャグをかますハラダ。しかし全く動じない市長に客席は爆笑に包まれます。続いてしもばやしも賞状を受け取ったあと、客席をバックに市長、ドウタクくんと一緒に記念撮影です。さらに、まだサプライズが。客席全員の「3周年おめでとう!」のコールとともに2階席からは横断幕、ステージ上にはファミレス応援部からのコメントが映し出されました。これには2人も感激。スタッフに「これ(横断幕やメッセージ)も写真撮って〜!」とお願いしていました。
最後の挨拶では、2人が「たくさんの人が来てくれることが励みになります!」とコメント。来月以降も続く野洲でのライブのこと、8月に行われる祇園花月でのライブ情報などを告げ、3周年記念ライブは終了しました。滋賀県住みます芸人として、すっかり滋賀に定着したファミリーレストランの2人。これからも地元の熱い支持を受け、ますます活躍していきそうです!
【ファミリーレストラン】