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2015年6月26日 (金)

スリムクラブ・真栄田、THE MANZAIチャンピオンにも出場呼びかけ!『M-1グランプリ2015』エントリーが本日26日よりスタート!!

6月26日(金)、東京・ヨシモトホールにて『「M-1グランプリ2015」エントリー受付開始会見』が開催され、POISON GIRL BAND、スリムクラブ、トレンディエンジェル、バンビーノ、ピスタチオ、デニス、8.6秒バズーカー、磁石、チキチキジョニー、流れ星、ナイツが出席しました。
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2001年にスタートして、10回目となる2010年に惜しまれながらも幕を閉じた『M-1グランプリ』が5年の充電期間を経て、いよいよ復活します! 優勝賞金1000万円でプロ・アマ問わず、所属事務所の垣根を越えた若手の登竜門的漫才頂上決戦は、第1回優勝の中川家を始め、ブラックマヨネーズ、チュートリアル、フットボールアワー、パンクブーブー、NON STYLE、笑い飯など、現在メディアで活躍する数多くの人気者を生み出し、お笑いブームを牽引しました。
今冬、朝日放送とよしもとクリエイティブ・エージェンシーの2社共同開催によって開催! 本日26日(金)午前11時よりエントリー受付をスタートすることになりました。

MCを務めるのは、齋藤真美ABCアナウンサーと同大会ファイナリスト(2004年、2006年、2007年)のトータルテンボス。
復活した同大会の出場資格は、結成15年以内。これは、復活までの5年間を考慮したもので、「ある程度、出られるメンツが増える」と述べる藤田ですが「15年以内でも、俺たちは遥かに出られない」(藤田)「ごまかしようがないな」(大村)とちょっぴり残念な様子。1回戦は8月17日(月)からスタートし、1回戦はネタ時間2分、2回戦から準々決勝まで、さらに敗者復活戦のネタ時間は3分、準決勝と決勝は4分で、敗者復活戦で勝ち上がる1組は視聴者からの投票によって決定することもあわせて発表され、準決勝で選ばれた8組と敗者復活戦で勝ち上がった1組、合計9組によって決勝が行なわれます。なお、決勝開催日時、審査員はまだ決まってないそうです。
また、東京と大阪に加えて、沖縄、福岡、広島、名古屋、仙台、北海道での予選も開催。その模様は各地方局で放送され、沖縄はガレッジセール、福岡はパンクブーブー、広島はチュートリアル、名古屋は麒麟、仙台は笑い飯、北海道はタカアンドトシがエリアキャプテンを担当するとのことです。

当時を振り返って2人は「決勝には3回出て、結果が右肩上がりだった。(登場前に流れていた)VTRを観ているだけで、胸が張り裂けそうになった」(大村)「いい思い出もあるけど、嫌な思い出もあるよな。(サンドウィッチマンの)敗者復活シーンは観たくなかった(註:2007年、敗者復活で勝ち上がったサンドウィッチマンが優勝し、トータルテンボスは優勝を逃した)」(藤田)「そうだね。いろんなことを思い出しました」(大村)と感慨深そうに語ります。
「M-1の特徴は、アマチュアも出られること」と挙げながら「今、変ホ(註:2006年にアマチュアで初めて決勝進出を果たした女性コンビ・変ホ長調)は何やってんだ? あの日以来会ってないよね」と藤田。「アマチュアに負けたプロもいた」と切り出すと、「やめろ! よせ! POISON GIRL BANDのことを言うのは!」とかばうフリをしてコンビ名を連呼するという悪ノリをする大村でした。
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ここで、POISON GIRL BAND、スリムクラブ、トレンディエンジェル、バンビーノ、ピスタチオ、デニス、8.6秒バズーカー、磁石、チキチキジョニー、流れ星、ナイツが登場!
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POISON GIRL BANDは登場早々、トータルテンボスに詰め寄って「みんな、忘れてんだから!」(吉田)とクレームを。「出られるんだよね? 出るの?」という大村の問いかけに、吉田は「正直迷ってます」と思いを明かします。
デニス・松下は「ハーフで決勝に行ったコンビはいない。狙おうな!」と相方・植野に力強くアピール。ピスタチオはおなじみのキャラクターで「我々は漫才をやったことがないんですが、我々のやっているのは」(伊地知)「井戸端会議ですっ!」(小澤)とコメント。漫才を一度もやったことがないという8.6秒バズーカー・田中は「単独ライブでやったのは、犯則技。アドリブでもよかったので(漫才ではない)」と言いながら「(M-1グランプリ特有の)緊張感に耐えられるのか」と不安そうです。
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最初にエントリーを決意したのは、スリムクラブ。トレンディエンジェル・斎藤は決意表明するも、「1300円しか持ってない(エントリー料は2000円)」とボケて笑いを誘います。
流れ星、ナイツ、磁石......と続々とエントリーする中、先ほど「迷っている」と言っていたPOISON GIRL BANDのみに。大村に「どうするの?」と声をかけられると、「裏で2000円、スタッフさんに渡されたんですけど」と前に出る阿部。ふわふわしたボケに、「これくらいのボケしかないのに、ずっと前に出ないからヒヤヒヤしていた」と語る吉田は「僕がさっき"迷ってる"と言ったのに、阿部ちゃんが出る気満々なんで」とエントリーを決意します。
「阿部がやる気満々なんていいじゃないか!」と讃える大村。吉田が「阿部ちゃんにネタ書いてもらいます」と言った途端、藤田が「それじゃあ、決勝に行けない。阿部は本当に面白くないんだから!」と毒っ気たっぷりにツッコみました。
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同大会の印象について「とにかく決勝の空気がすごい」と藤田。「会議室で決勝が始まるまで待つんですけど、茶室か寺院かっていうくらい静かで。誰が最初にネタ合わせを始めるのか、みんながけん制してるんです」とファイナリストしか知らない現場の雰囲気について語ると、大村が「笑い飯がねぇ、みんなの前でネタ合わせしないんですよ。本当に観ない。猫の死に際くらい観ない。だから、笑い飯はやってないし(自分たちもするわけには)ってなる」と補足。その話を、決勝進出経験のない面々は真剣に聞き入ります。
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「忘れられない思い出」として切り出したのは、磁石・永沢さん。「ある年の準決勝ですごくウケて。その場で決勝進出者が発表されるから待っていたら、藤田さんが"お前ら(決勝へ)行ったっぽいぞ"って言いに来たんです。でも結局、俺らは呼ばれず、トータルテンボスが呼ばれて。藤田さんを観たら号泣してたんですよ!」と恨めしげに語ると、言われた藤田は「俺、最低だな」とさすがに反省していました。
「M-1の決勝に出て人生が変わった」と言うのは、スリムクラブ・真栄田。「生放送なので緊張してたら、エレベーターで上がる時に内間が"真栄田さん、今までありがとうございました"って言ってきて。で、"あっ、間違えました。僕はポンコツだけど、(コンビを組んだことで)夢のステージに来ることができました"って言うんですよ。"真栄田さん、調子悪そうですね。僕は絶好調です! 絶好調なんで、どんだけ調子悪くても笑うんで大丈夫です"と力強く言って、登場早々、こけたんですよ」と笑いながら回顧。すると、吉田が「そんなこと言ったら、阿部ちゃんなんて初めて決勝に出たとき、舞台裏で"悪い。ネタ飛んだ"って言ったんですよ」と告げると、全員ビックリ。「確かに阿部は緊張してたよなぁ。俺らが決勝にいるときは、ポイズンも一緒だったんだけど、楽屋で話してたら緊張し過ぎてすっごく口が臭かった」と話す藤田に、阿部は笑いながら「なんで面白くない、口が臭いって俺、悪口ばっかり言われてるんですか?」と反論します。
ナイツ・塙さんは「緊張するからセットをもう少しチープにしてもらいたい」と懇願。「浅草の東洋館しか出てないから、トルネードして上に上がっていくような豪華なセットだと緊張するんです」と訴えかけました。

先輩の話をしばし聞いていた8.6秒バズーカー・田中は「1回戦敗退はないように頑張りたい」と静かに意気込み。バンビーノ・石山は「あの曲(Fatboy SlimのBecause We Can)を聞くだけで"芸人が出なあかん大会やないか"と使命感にかられます」と熱く語りました。
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報道陣から「出て欲しくないコンビはいますか?」と聞かれた面々。「チャド・マレーンさんは? 外国人なので!」という植野の質問に「マテンロウくらいにしとけよ!」と藤田がツッコんだことから、「○○は?」と大喜利的な展開が。「船越英一郎さんは?」(内間)「出られるよ! 片平なぎささんとかと"弾丸絶壁コンビ"とか組めば!」(藤田)というやりとりに爆笑が起こると、内間はしてやったりの表情を浮かべて、藤田にサムアップします。
「誰が出て来てもありがたい。即席コンビも。即席コンビでは、BODY(増谷キートンと椿鬼奴のユニット)がかつて準決勝にはいきましたけどね」と吉田が語れば、真栄田は「出て欲しいコンビはいます。ウーマンラッシュアワーさん、ハマカーンさん、THE MANZAIで優勝した方々はM-1でも優勝できるんかって話です!」と宣戦布告。も、急に弱気になって後ろに下がる真栄田に、大村は「なんで下がってんの。いいこと言ったじゃん!」と励ましました。

5年の時を経て復活した『M-1グランプリ2015』。詳細は公式サイト(http://www.m-1gp.com)にて、ご確認ください。
第11代目チャンピオンに輝くのは誰なのか? 今冬をぜひとも楽しみにしていてください!


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