「住みますアジア芸人」ラスト1組のダブルウィッシュがベトナムへ出発!
6月29日(月)、『アジア版「あなたの街に"住みます"プロジェクト」の芸人』(総称「住みますアジア芸人」)の1組、ダブルウィッシュがベトナムへと渡航しました。
ダブルウィッシュ(写真左:中川新介/右:井手一博)
アジア全域で日本のエンターテイメントコンテンツの推進を目的として設立された合弁会社「MCIPホールディングス」。
そのアジアへの最初の架け橋となるプロジェクトが「アジア版 あなたの街に"住みます"プロジェクト」では、アジアでのエンターテイメント事業展開の基盤を築くことを目的に、各国にて日本のエンターテイメントを広げるべく、芸人たちは現地の人々の暮らしや笑い、エンターテイメント、流行、もちろん言語も勉強しつつ、日本へ各国の情報を発信するという重大な任務を任されています。
住みますアジア芸人は、台湾、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナムへ9組13名が就任し、すでにダブルウィッシュ以外の8組11名は渡航済みで、4月28日(火)には羽田空港にて出発式(http://news.yoshimoto.co.jp/2015/04/entry36632.php)も盛大に開催。
現地での受け入れ態勢が整っていなかったダブルウィッシュは、満を持して、この日ベトナムへと旅立つこととなりました。
そんなダブルウィッシュを成田空港の出発ロビーで直撃。
まず、まさしく日本を出国する心境を尋ねると、井手は、他の住みますアジア芸人から2ヶ月遅れをとったことで「やっといけるなというのと、とうとうこの日が来たんだなっという気持ちで、期待と不安がすごく入り混じって、昨日、寝られなかったんです。いざ直面すると、不安の方がでかいかもしれないですね」と不安を吐露しながらも、「でもやらなきゃいけないという使命感があり、向こうでスターになりたいので、がんばりたいです!」と意気込みます。
中川も井手に同調しつつ、昨年結婚した奥さんには「最後のチャンス」「これがダメだったら辞める覚悟」と言ってベトナム行きの了承をもらったことを告白。
対照的に井手は、ベトナム行きが決まったタイミングで彼女からフラれたそうで「背中を押してくれたんだと思います」と失恋を前向きに語ります。
ダブルウィッシュのネタは、主に漫才で、「まずはベトナム語を覚えるところから」(井手)としながらも、ギターが弾ける中川は「まだ何がウケるかも肌感覚でわからないのですが、一緒に盛り上がれるようになれれば」と歌ネタにも意欲的。
『ハックツベリー』(テレビ東京系)にも出演し、今回のプロジェクトが広く知れ渡りましたが、周囲からは「マジで行くんか?」といった驚きの反応があったそうです。
さらに井手は、日頃からお世話になっているロンドンブーツ1号2号の田村淳から3回も止められたそうで、「最後は"何も言わない。がんばってこい"と言ってくださいました。淳さんは台湾で番組をしていた際に、言葉の壁を感じたそうで、"言葉だけはちゃんと勉強しろ"」といったアドバイスもらったとのエピソードも。
一方、先にインドネシアへ渡航した同期でもあるザ・スリーからは、「すぐにお金なくなるって言ってましたね(笑)」(中川)、「初日から節約しろって」(井手)と、電話で金銭面での助言があったそうです。
最後に改めて意気込みを訊くと、「ベトナムで売れっ子MCみたいなポジションにはいきたいですね」(中川)、「まだベトナムで活躍する日本人タレントはいないみたいなので、その枠はチャンスだと思います。ベトナムで一番有名な日本人になりたいです」(井手)との野望を明かしたものの、ベトナムに知人が数人いるという井手は「あと、いろんな方から新たなコネを待っています」と呼びかけると、「コネ先行型?(笑)」(中川)、「それも含めて、向こうの言葉も覚えてがんばりますので、応援よろしくお願いします!」(井手)といった掛け合いを置き土産に、ベトナムへと旅立ちました。
「住みますアジア芸人」の最新情報は、公式サイト(http://sumimasu.asia/)でご確認ください。
【ダブルウィッシュ】