よしもとニュースセンター

6月28日、東京・ルミネtheよしもとにて、レイザーラモンとハマカーンの漫才ライブ「レイザーラモンpresents～セイセイ！身体鍛えながら漫才するなんてゲスの極みフォー！～」が開催されました。

オープニングVTRでは、4人それぞれの過去と現在の写真を比べて、体が（神田のみメガネに）変化した様子を紹介。「結果これで漫才する。」というコミットが。
まずはレイザーラモンが新作「外道オカダのレインメーカー漫才」を披露。HGにどうしても「フォー！」をやらせたいRGが、セコンドとして「笑いの雨が降るぞ！」「レヴェルが違う！」を連呼します。

芸歴18年のレイザーラモンはこの漫才で、出場資格芸歴15年以内の「M-1グランプリ」にどうしても出場したいと、RGが「HGが金髪にして、俺がバンダナして『レインメーカーズ』、もしくは『オカダと外道』として出よう」と提案を。しかし18分もネタをやってしまったため、「今から4分に仕上げていきます。みなさんに成長を見守っていただきたい」とコメント。
続けて「ハマカーンはほんとに笑いの雨が降るぜ！」と、ハマカーンを紹介しました。

ハードルを上げられた浜谷は「ひどいね（笑）」と苦笑するも、神田は「笑いの雨降るといいねー」と呑気。漫才ではその神田が浜谷に女性のような愚痴をぶつけていました。
その後はレイザーラモンの新ネタ「ベストボディジャパン漫才」で、「ベストボディ・ジャパン2014関東オープン大会」ミスター・ベストボディ部門ミドルクラス優勝のHGが、ボディビルとベストボディジャパンの違いを伝授。途中、ボケの順番について「逆の方がいいかな」と、おろしたてならではのガチンコ会話も。ハマカーンも浜谷の筋肉ネタで、舞台を大きく使って観客を笑わせます。

トークコーナーでは、舞台上にさまざまなトレーニング器具が用意されており、漫才の話をしようとするものの、自然とHGと浜谷のトレーニングトークに。そこで神田とRGは、神田が通っているというホットヨガのポーズをRGとレッスン。


「お笑いの話が全然できない」「これ漫才ライブですよね」と両者言いつつも、体に関する話で盛り上がっていました。
そのためHGは「トレーニングと漫才の両立難しいのかな」とポツリ。すると浜谷が「そんなことないですよ！ 筋肉を付ければ、漫才は面白くなります！」と謎の断言を。レイザーラモンに「ベストボディ漫才」を再度やらせると、途中で急に「ここです！ここ！」と言い、HGにダンベルを持たせたり、足上げ腹筋をさせるなど、トレーニングを指示。その間RGは神田から「じゃあRGさんはヨガの呼吸法をしましょう」と、さらに謎の指示をされ、漫才中にトレーニングをするという前代未聞の状態に。


エキスパンダーをやったりダンベルをするHGと、「ウォーリアー」や「三角」などヨガのポーズをするRGに観客は大爆笑。さきほどとは違うオチが生まれると、レイザーラモンは「冴えた！」と感動した様子で、浜谷は「こんなネタ机の上じゃ書けないですよ」と、「漫才×トレーニング」の成果に自信を見せます。

続けて「レインメーカー」漫才では、「漫才前に腹筋、腕立て、スクワット20回ずつを2セットやってから」という浜谷の指示により、フラフラの状態で三八マイクの前に立ったレイザーラモン。息も絶え絶えで、喋ることさえ怪しい様子でしたが、その様が、まるで試合後のオカダソックリに。
RGにオカダが乗り移ったのか、「笑いの雨」というボケではなく、「金の雨が降るぞ！」とそのまんまのセリフを言い放つと、ハマカーンは「リアル！」と大爆笑していました。

大満足の浜谷はさらに、2013年レイザーラモンが「THE MANZAI」決勝で披露し0票だった「モデル漫才」についても、「あれ、実は、完成してます」とニヤリ。信じられないという表情をするレイザーラモンでしたが、とりあえずやってみることに。すると、ここまで漫才をしながらトレーニングばかりしてきたHGの体が見事な仕上がりぶり。ビックリしたHGは「ほんとにファッションショーやりたい！」と、改めてランウェイ。さらに浜谷もランウェイ。最後はなぜか神田がデザイナーとなり、HGと浜谷に挟まれてラストランウェイ。「漫才のオチにほんとのファッションショー始めるなんて、ゲスの極み！」と、RGのツッコミが見事に決まりました。




果たしてレイザーラモンはこの漫才で本当に「M-1グランプリ」に殴り込むのか。その前に4分にまとめることができるのか。今後の舞台にご注目ください。