フジモン「もうちょっと笑おうか」 アーティストとのコラボ作品に愛娘は真顔
埼玉県・さいたまスーパーアリーナTOIROにて、
7月17日(金)~8月31日(月)まで開催される『魔法の美術館~Art
in Wonderland 光と遊ぶ超体感型ミュージアム~』に先行し、7月16日(木)、プレス内覧会が行われました。
日本を代表するメディア・アーティスト11組による、光と影を駆使した不思議な作品たちを、見
て、触って、楽しめる、超体感型の現代アートの展覧会『魔法の美術館』。
そのなかに、岡田憲一+冷水久仁江(LENS)と藤本敏史(FUJIWARA)によるコラボ作品『TRANSFORM(トランスフォルム)』も展示され、内覧会に藤本は愛娘・莉々菜ちゃん(2歳)を連れて、来館しました。
椅子に座り、顔認識機能のカメラで顔を取り込むとみ、その顔がついたキャラクターが、箱の中の世界で遊び始めるというこの作品。
箱の中の動きに藤本のアイディアが詰まっているそうで、登壇した藤本は、思いつきで「これ喜ぶな、これどうですか」といったアイディアを出したと語るも、「がんばってくれたのは、岡田・冷水夫妻ですよ」と夫妻でアート活動をする岡田さん、冷水さんを労います。
藤本曰く、娘・莉々菜ちゃんが喜ぶ、楽しむをテーマにしたそうで、具体的には、キャラクターの動きを取り込むため、藤本がその場でコケたりし、「お笑いやったら誰かボケたあとにコケるんですけど」「気持ちがノリすぎて、結構膝強打したんで(笑)」と振り返ります。
そして、莉々菜ちゃんが登場し「ハロー」と挨拶すると、「ワールドワイドなインターナショナルガール!」とデレデレぶりを披露する藤本。
実際に、藤本と莉々菜ちゃんの顔写真を取り込み、キャラクターが動き出すと、莉々菜ちゃんは、真顔で凝視するばかりで、「もうちょっと笑おうか(笑)」と藤本の思い通りではないようです。
続いて、プライベートと来場した木下優樹菜さんも加わると、莉々菜ちゃんが笑顔に一変し、ハイテンションに!
「僕の取り入れたダンス、あんまり笑ってなかったなあ」と寂しそうな藤本でしたが、作品としての出来は「大成功でしょ。『魔法の美術館』に来てくれるおこさまたち、すごい楽しんでくれると思います」と手応えを感じた様子でした。
その後の質疑応答では、「莉々菜を笑わせようとしてやることが、全くウケないことが多いですね。ツボじゃないんでしょうね、僕の笑いって」と再び寂しそうな表情を見せる藤本。
一方の奥さんの方が笑いを起こしているそうで、お風呂に入る直前、とにかく明るい安村のマネで、「見て見て、全裸に見える? ちょっとここのラインが、こう手で隠すんだ」と言いながら消防士の全裸ポーズを取る奥さんに、藤本も吹き出してしまうそうです。
また、今回、アート作品作りのオファーが来た時は、「今まで生きた中でホントに無縁というのか、避けてきたタイプなんで、俺でええんかな」といった戸惑いがあったものの、打ち合わせを重ねていくうちに「だんだん乗っている自分、楽しんでいる自分がいましたね」とアートにも興味を持った様子。
質疑応答中も、大はしゃぎの莉々菜ちゃんについて、芸人にはしたくないとしながらも、自宅で一度笑いを奪うと、「あ、私今ウケてる」という顔をするそうで、「それでまた拍車がかかってきて、笑いとった顔だとか言動をまたパワーアップしてやってくる。女芸人にはしたくないなって言ってましたけど、芸人の血は脈々と流れてますね」といった複雑な親心を吐露しました。
なおこの日は、淑徳与野幼稚園の園児とその家族も来場。
興味深く作品とふれあい、たまーりん(さいたまスーパーアリーナ)、コバトン(埼玉県)、つなが竜ヌゥ(さいたま市)の3体のゆるキャラにお見送りされるまで、元気な姿を見せてくれました。
『魔法の美術館~Art in Wonderland 光と遊ぶ超体感型ミュージアム~』の展示内容、チケットなどの詳細は、公式サイト(http://www.mahou-museum.com/)でご確認ください。
【FUJIWARA】【藤本敏史】