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2015年7月29日 (水)

『キングオブコント2015』に6代目王者・かもめんたるが参戦表明! 1回戦には住みますアジア芸人のエスディーきんじょう、ザ・スリー、さらに二代目 三波伸介率いる「まんてんトリオ」も出場!!

7月29日(水)、東京・シアターブラッツにて行なわれた『キングオブコント2015』1回戦に、二代目 三波伸介率いる「まんてんトリオ」、アジア版あなたの街に"住みます"プロジェクトにて"住みますアジア芸人"として、マレーシアに移住したエスディーきんじょう率いるトリオ、インドネシアに移住したザ・スリー率いるカルテットが参戦。さらに、『キングオブコント2013』チャンピオンのかもめんたるが参戦し、2度目のチャンピオンを目指すことも発表されました。
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プロアマ、芸歴や事務所も問わなず、とにかく面白い"コント芸日本一"を決定する『キングオブコント2015』。7月6日(月)から開幕した1回戦。本日はMCにネゴシックスを迎えてシアターブラッツにて行なわれ、二代目 三波伸介はプロレスラー・シラノと謎の美女・オケイとともに、まんてんトリオとして出場しました(以下、敬称略)。

「住みますアジア芸人」とは、今年4月より"笑いのアンバサダー"としてタイ、インドネシア、マレーシア、ベトナムなどアジア各国に住み込んで日本の笑いを広めている芸人たちのこと。
エスディーきんじょうは現地で活躍するコメディアンのザック、ミュージシャンのサイフルとともにトリオを結成し、マレーシアで活動しているそう。また、トリオであるザ・スリーにはインドネシア人のトドアンが加わって4人組でネタを披露しました。

3組のネタ披露後、取材会見が行なわれました。
同大会挑戦のいきさつについて訊かれた三波は「50歳過ぎて気持ちは若いつもりですが、体がなかなか付いて来ないと感じていまして。気持ちを若返らせるつもりで参戦しました」とコメントします。
緊張して「本番の記憶がない」と語るシライ。三波は「2分のネタなんてないので、35年前、キャバレーでやってた、いにしえのネタをやりました」と説明します。
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ザック&サイフルとトリオを結成して「エスディーきんじょう+サイフル+ザック」というトリオ名で参戦したエスディーきんじょう。まだコンビ名は決めかねているそうですが、「僕がマレーシアに持って行ったブラックサンダーを2人が気に入って。ブラックサンダーかバニラかで悩んでいます」と説明。横浜に3年間住んでいたというサイフルはリュックを揺すって「この中にいっぱい入っているよ~」と日本語で語ります。
トリオを組んだ経緯については、「僕のマレーシアでの最初の舞台に2人が来ていて。終わってから近づいてきて"面白かったよ"と日本語で言ってくれた。流暢に日本語を話せる2人なので、今日もアグレッシブなコントができたんじゃないかと思う」(エスディーきんじょう)と自信を覗かせます。とはいえ、「ウケはまだまだ」と厳しい意見も。「マレーシアにもキングオブコントのような大会があって、賞金は9000万円。そちらにも挑戦したい」と意気込みました。
「僕自身、6年ぶりのキングオブコント。まさかマレーシア人と組んで出るとは思わなかった」と語るエスディーきんじょう。「ただ、サイフルは20年以上の経験があるミュージシャン、ザックは19年の経験のあるコメディアンなので、心強かった」と相方2人に感謝。ザックは「ウニをいっぱい食べてネタを覚えようとしたけど高いから、納豆と梅干しで我慢しました」と日本語でボケて笑いを誘いました。
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インドネシアではショッピングモールを中心に活動しているというザ・スリーは、「ザ・スリー+トドアン」として出場。現地ではインドネシア語でネタをやっているそうですが、一緒に来たトドアンは日本語をあまり話せないらしく「トドアンは今なぜここにいるのかもわかってないんです」と浦。「シャシン Shooting OK? Understand?」と訊くも、浦の英語もつたないため、キョトンとするトドアン。ザックが通訳を買って出てくれて「舞台に立ってどうだった?」と訊ねると、「スゴ〜イ!」と答えます。
また、「久しぶりに日本に帰って来られて。インドネシアで鍛えた笑いを見せられたんじゃないかなと思ってます」(山口)「久しぶりに日本語でネタをやったので、逆に難しかった」(浦)「僕は日本語でネタをやれて嬉しかった」(濱田)と、感想を語りました。また、今日のネタについて、「手応えは100点満点中100点です!」と言い切る山口。舞台に立った感想を訊かれたトドアンは「スゴ〜イ!」とまさかの天どんで笑わせます。
日本にいた時は賞レース前、ゲン担ぎで3人で神社にお参りに行っていたというザ・スリー。今回はトドアンを連れて、花園神社へ参拝したそうですが、「僕の英語の発音が悪すぎて、GOD(神)がGOAT(ヤギ)に聞こえちゃったみたいで、"なんでそんなのにお祈りしなきゃいけないんだ?"って聞かれました」(浦)と苦笑。トドアンとの言葉のコミュニケーションには、まだまだ苦労しているようです。
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ここで、かもめんたるが登場!
岩崎は「今年もう一度キングを取ろうと思って参戦することにしました」と宣言するも、ほかのメンバーを観て「この人達と並べて欲しくない」とキッパリ。「イロモノしかいないじゃないですか。僕らが出ていない間に、キングオブコントに何があったんですか?」と毒づき、笑わせます。
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チャンピオン獲得後、再度優勝を目指す芸人は、かもめんたるが初めて。
「大きなきっかけとなったことが一つあって。昨年のファイナル本番直前、ダウンタウンの松本(人志)さんに挨拶したら"今年は出ぇへんかったん? 出たらよかったのに"って言われて。"じゃあ、来年出ます"って行ったんですよ。その言葉を聞いて、もう一度出ていいんだなと思った」と説明する岩崎は「優勝しても、しっかり1回戦からなんだなと。そこらへんは厳しいなと思いました」と言い、笑いを誘います。1回戦の出番を終えて、槙尾が「緊張しました。1回戦って盛り上がってる感じはなく、ちょっとピリピリしているので」と言うと、岩崎は「僕らはたぶん受かりました」とキッパリ。「そんなに万全ではなかったですが、100メートル走で9秒台は出せたんじゃないかなと......」と言いながらも、重い空気に「冗談ですよ(笑)」と補足します。
記者から「この中に強敵はいますか?」と訊ねられた岩崎は、全員をじーっと観ながら「答えづらいっすね」と困惑の様子。二代目 三波に「芸歴に気を使わなくていいよ!」と声をかけられると、「キャバレーのネタなんですよね? 声は出ていました!」と誉めていました。
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なお、本日の結果は『キングオブコント2015』公式サイト(http://www.king-of-conte.com)にて発表。4組の合否については、そちらをチェックください。
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