桂文枝が11月8日「いい歯の日」に大阪・松原市で独演会を開催!"お口"にまつわる創作落語を披露
これまで250本を超える創作落語を手がけてきた桂文枝が、松原市市制施行60周年記念事業として、松原市歯科医師会・松原市共催による口腔ケアイベント「桂文枝独演会」を、11月8日(日)「いい歯の日」に松原市文化会館にて行うことになりました。これに合わせて "お口"にまつわる創作落語を作り、同会で披露することも決定。8月3日(月)には松原市役所で記者会見が開かれ、文枝自ら開催の経緯や意気込みを語りました。
まずは澤井宏文松原市長から、同会の概要説明が。市制施行60周年にまつわる記念事業のひとつとして開催されるとのことで、「(口腔ケアの大切さは)行政だけでは広報しきれない。文化の力、落語の力を借りて市民の皆さんにより関心を持っていただくためのイベントにしたい」と期待を込めます。
続いて文枝が挨拶に立ち、「これはなかなか難しそうだと、悩みに悩んでいるところ」と現在の心境を告白。「高齢化社会もあり、病院にまつわるネタは非常に共感され、多くの笑いがとれる」ことから、創作にも力が入っているようです。
まだ具体的には固まっていませんが、「歯にまつわる、面白いが人情味のある噺にしたい。文字通り『ハハハ』と笑ってもらえるような...」と構想を明かし、「ダジャレで申し訳ない(笑)」と照れ笑い。また、隣に座る松原市歯科医師会会長の塩井孝さんを横目に、「『歯を大切に』とあんまりPRされると、歯医者さんが儲からなくなるので、その折り合いをどうつけるか...」と笑わせるひと幕も。塩井さんは、「(今回の落語会を契機に)松原だけでなく、全国でこういう取り組みができるよう、今後も発展させていけたら」と、新たな展望も語っていました。
質疑応答で、「歯について心がけていることは」ときかれた文枝は、「一生懸命歯を磨いているぐらい。食事のたびに磨いていますが、歯医者さんには何かある時しか行っていません」。とはいえ「8020運動」は心に留めているようで、「今のところは大丈夫。80歳まで20本以上(の歯が)残るように頑張りたい」とキッパリ。塩井さんからは「ぜひ定期検診に行ってください」とアドバイスされ、「これからは行きたいと思います」とうなずいていました。
ネタの長さについては、「歯にかけて、8×8=64分に...」と笑わせつつ、「ネタ下ろしは長くなるものですが、できたら30分くらいにまとめて、笑いを多く、楽しく聞いていただけるように」と回答。「先ほど塩井会長がおっしゃったように、全国でこの噺ができるように、歯に関心を持ってもらえるような噺になればいいなと思っています」と締めくくりました。
● イベント情報
松原市歯科医師会・松原市共催 松原市市制施行60周年祈念事業
「桂文枝 独演会」
日時:11月8日(日) 13:30開場 14:00開演
会場:松原市文化会館
出演:桂文枝 ほか
料金:3000円(全席指定)
※ チケットは9月2日(水)〜、松原市文化会館(火曜休館)、ゆめニティプラザ、ふるさとぴあプラザにて発売
お問い合わせ:松原市文化会館 ☎072−336−5755(火曜休館)
【桂文枝】