彩 歌SHOW フェスティバル 2015
８月３日（月）、東京・よしもと∞ホールにて『彩 歌SHOW フェスティバル 2015』が開催されました。
芸人の普段は聞けない本気の歌声や本気のダンスを披露するお祭り的なライブ。MCを務めるテゴネハンバーグは、「最初に言っときたいんですけど、面白いことは怒りません！ 最後に何かあるんかなぁ......ないです！」（松村）「面白いことは起こらないとだけ言っといてくれ、と皆に言われましたので！」（弓場）と念を押します。
出演者は松村チーム、弓場とチームに分かれて、さまざまなカテゴリー別に対決。お客さんの拍手によってそれぞれの判定が決まることも説明されました。
まずは、歌のうまさに定評のある実力派２人による「歌うま実力対決」。松村チームの鬼越トマホーク・金野は米米クラブの「君がいるだけで」を熱唱。ちなみに、金野の父親はプロの演歌歌手らしく、代表曲は「常盤台ブルース」「常盤台ラプソディ」だということが、松村によって補足されました。弓場チームは、サンシャイン・信清が登場。カラオケマスターの異名がある彼らしく、ポルノグラフィティの「ミュージックアワー」を、夏らしい装いで歌い上げました。
「歌っている途中で、自分が全裸なんじゃないかと思うくらい恥ずかしくなった」と話す金野に、弓場は「（恥ずかしさからか）いつも以上に、相当ちっちゃくなってたで」と返します。お客さんに判定を呼びかける際に、いつもの癖で「面白いほうに～」と口走ってしまった弓場。松村に「それ言うたら、全部終わるぞ！」といさめられます。結果、金野に軍配が上がりました。
続いては、歌のうまさよりも如何に会場を盛り上げられるかを競う「盛り上げソング対決」。松村チームのいぬはケツメイシの「ア・セッションプリーズ」を、弓場チームのスカチャンはKis-My-Ft2を披露します。
スカチャンはトレポルノ・永野、ツクロークン、童心ヒーロー・にしだっくす、バトミントンマンをJr.として従えて、ジャニーズ愛溢れるパフォーマンスを。対戦したいぬ・有馬は「僕ら、本当は弓場チームで、後攻だったはずなんです。けど、スカチャンさんのパフォーマンスをリハーサルで観て、直前で変えてもらったんですよ」と語るように、スカチャンの圧勝に終わりました。
ギター１本で歌う『弾き語り対決』では、スカイサーキット・松本（松村チーム）とフレミング・宮本（弓場チーム）が対戦します。
松本は途中で小芝居を挟みながらKinki Kidsの「愛のかたまり」を、宮本はKis-My-Ft2の「SHE! HER! HER!」に自身のギャグ（？）である「シュ！」を盛り込みながら熱唱します。松村が「ピンネタ対決を観ていただきましたね」とまとめた芸人色の強い２人の対戦は、宮本の勝利。ギターにキスをして勝利を喜ぶ宮本でした。
歌ではなくパフォーマンス力を競う「パフォーマンス対決」。リトルマーメイドの「アンダー・ザ・シー」でフルートやサックスを披露した西村ヒロチョ。チームリーダーの松村も、「この企画はヒロチョにピッタリ」と太鼓判を押します。一方、弓場チームは、ひので・小幡、パケラモケラ・松下、しゃろん・ちゃっぴーによるチームSASUKEのパフォーマンス。身体能力を活かした圧倒的なパフォーマンスに、客席からはどよめきの声が上がりました。
お客様の判定が五分五分だったため、ジャンケン。結果、西村が勝利しました。
続いては、「オリジナルソング対決」！
松村チームで登場したのは、ラフレクラン・きょんが率いるアイドルポップユニット・甘栗カンパニー。ハンプティ・ダンプティ・雨野宮、感動ピスト・実方、スカイサーキット・小阪、パンプアップ・秋山というぽっちゃりダンサーと共に、きょんは新曲「ファイティン!!」を熱唱。耳なじみのいいフレーズと覚えやすいダンスに、お客様もノリノリで一緒に踊ります。
一方、弓場チームのてのりタイガー・村は客席後方から登場して、１人のお客様の隣りで自身の曲「I LOVE FOREVER」を熱唱。舞台後方のビジョンには自ら出演したプロモーション映像も流されるなど、客席をざわめかせます。松村に「お前、キャー！が１つもなかったな」と笑いながらツッコまれると、「いや、照れてるだけ！」と強がる村。結果、客席と一体感をつくった甘栗カンパニーが勝利しました。
ハイレベルな歌声を競う「歌唱力プロレベル対決」では、ラビッツ・神野（松村チーム）とスパイク・松浦（弓場チーム）が対戦。「噂で聞いたことがある、歌がうまいって」（松村）「歌ってるときはイケメンです」（弓場）とテゴネハンバーグ２人にプッシュされて登場した神野は、back numberの「花束」を静かに歌い上げます。
一方、ドレス姿で登場した松浦は、圧倒的な声量を活かして松たか子の「Let it Go」を高らかに力強く歌い、勝利しました。
最後は、「モノマネレジェンド対決」！ 東京よしもとが誇るモノマネレジェンド４人によるカラオケ対決では、松村チームとしてビスケッティ・佐竹、こりゃめでてーな・伊藤、弓場チームとしてハンマミーヤ・一木、セブンbyセブン・玉城が登場しました。
まず、佐竹はChemistryの「Point of No Return」を、堂珍さんの顔＆歌マネで披露。ハイレベルなモノマネに、客席から歓声があがります。続く、一木は某国民的人気アイドルを。デォルメされたモノマネに、お客様は大爆笑です。
伊藤は、桑田圭祐さんの歌真似をしながら、サザンオールスターズの「蛍」を熱唱。トリを務めた玉城はTUBEの「夏を待ちきれなくて」を。自身の顔や体に霧吹きで水を吹きかけながら汗を演出すると、会場は大きな笑いに包まれました。
歌唱後、伊藤は現在放送中のドラマ『ド根性ガエル』のひろしに、佐竹はテツandトモ・テツさんのモノマネで登場して場を盛り上げます。クオリティの高い４人による対決の判定はドロー。ジャンケンの結果、一木＆玉城が勝利をおさめました。
全対決の末、松村チームが優勝！ 弓場の「来年もあるでしょう！ みなさん、来てくれますよね？」という声に大きな拍手が送られ、イベントは大盛り上がりで幕を閉じました。
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