祇園花月4周年記念 レイザーラモンRGのお楽しみ会その1「RG旦那とゴエ君と行く!京都で高級懐石とお座敷遊びとあるあるを舞妓さんや芸妓さんと一緒に楽しむ会」
8月22日(土)、京都・円山公園をのぞむ老舗「いもぼう平野家本店」にて、「RG旦那とゴエ君と行く!京都で高級懐石とお座敷遊びとあるあるを舞妓さんや芸妓さんと一緒に楽しむ会」が開催されました。祇園花月4周年を記念して行われたこのイベントは、ご存じ「RGがあるあるを歌いつづけそれを浅越ゴエが実況する会」の特別版。一昨年の保津川下り、昨年の貴船(台風の影響で急きょ川床から大宴会場に変更して決行)に続き、今年はなんと京料理の名店で懐石コースを味わいながら、お座敷遊びを体験するという贅沢な内容となりました。
集まったお客さんは約30人。着物姿の方も多く見られ、会場には京都らしくしっとり、はんなりした雰囲気が漂います。と、廊下を通って浴衣を粋に着こなしたレイザーラモンRGと浅越ゴエがお座敷へ。今回は、京都で手広く商売をしているRG旦那が、かわいがっている芸人・ゴエ君をお座敷遊びに連れてきた、というシチュエーションで進行します。
席に着くや否や、緊張するゴエ君に同席の皆さんを紹介するRG旦那。曰く「京都の財界の皆さん」だそうで、「あの方は、スティーブ・ジョブズが泊まった旅館の女将」など周囲を巻き込んだ設定を次々と作り上げていきます。「いもぼう平野家本店」には15年前から通っているそうで、なんと「よしもと祇園花月も僕が経営してる」とか!?
宴席の始まりは、やはり乾杯から。ところがRG旦那は「京都の乾杯の仕方を」とカラオケを選曲。流れてきたジグソーの『スカイ・ハイ』に、ゴエ君は「どこで乾杯!?」と戸惑いを隠せません。そんな疑問を軽く流し、高らかに「スカイ・ハイ」ならぬ「カンパイ」を歌い上げて「祇園花月4周年おめでとうございます!」と叫ぶRG旦那。これが「京都に500年ぐらい昔から伝わる」"スカイハイ乾杯"とのことです。
この後は「飲んで食べて大いに楽しみましょう!」との言葉とともに料理が運ばれ、RG旦那、ゴエ君ともども伝統の美味に舌鼓。ふたりは席に置かれた「お献立」の内容をチェックしたり、皆さんがどこから来たのか聞いてみたり。「あるある」リピーターの方も多く、保津川や貴船などの思い出話でも大いに沸いていました。
さあ、いよいよお待ちかねの舞妓さんがお座敷へ! 市知さん、市まりさんが「おたのもうします」と挨拶すると、ふたりは大喜び。
お酌をしてもらいながら、ゴエ君は「『いもぼう』さんに来た感じ!」と感激しきりです。
さらに座敷をまわってのお酌、おしゃべりも。お客さんは「髪は地毛ですか?」「おいくつですか?」など、めったにないチャンスとばかり舞妓さんを質問攻めに。さらに芸妓の市桃さんが奏でる三味線に乗せ、市知さん、市まりさんが『祇園小唄』を舞ったほか、市桃さんの三味線でRG旦那とゴエ君がフォークダンスを踊ってみせるひと幕もありました。
開宴から1時間50分が過ぎた頃、いよいよこの日最初の「あるある」が! 先ほど食べた豚の角煮に感銘を受けたRG旦那は、ゆずの『栄光の架橋』に乗せて「角煮あるある」を熱唱。「角煮のお椀に付けたマスタードたれに溶ける」でフィニッシュを決めると、ゴエ君が「伸身の新月面あるあるが描くのは栄光への架橋だ!」と名実況を拝借した実況でサポートします。
リクエストを受けての「銀婚式あるある」はライオネル・リッチーの『セイ・ユー・セイ・ミー』で。後半はお客さんも大合唱となり、「週末は各々の趣味に充てる」「週末は別々のイベント行く」のあるあるが歌い上げられました。
「あるある」の後は、こちらもお楽しみのひとつ、舞妓さんたちに教えてもらいながら、お座敷遊びに挑戦しました。「金毘羅船々(こんぴらふねふね)」ではふたり揃って撃沈し、
全身を使ってのじゃんけんとも言える「とらとら」では何度、誰と対戦しても負けてしまうゴエ君が勝負弱さを露呈。
座布団での椅子取りゲーム「おざぶ遊び」で雪辱を果たそうとするも、最後は百戦錬磨の舞妓さんの前に散り、「弱おす〜」と一刀両断されていました。もちろんお客さんも参加して大盛り上がり!
イベントの最後を飾るのは、やはり「あるある」。2時間を超えるお座敷遊びで得たものすべてをぶつけたいと、「舞妓さんあるある」に向け入念な最終リサーチを行うRG旦那。相川七瀬の『夢見る少女じゃいられない』に乗せて歌われたのは、まさに舞妓さんの"生の声"と言える「あるある」で、聴いていた市桃さん、市知さん、市まりさんも思わず爆笑。最高の締めくくりとなりました。
これからも変わらぬ祇園花月と「あるある」への応援をお願いし、「よろしいおたのもうします」と声を合わせて、この日の宴はお開きに。イベントを終えたゴエは、「おもてなしをする立場ですが、お客さんにおもてなしをされた感じですね」と笑顔。「普段は経験できない食事や舞妓さんとのお座敷遊び...京都という立地を際立たせたイベントになりました」と手応えを口にしました。一方のRGは「あるあるというのは経験しないとわからない」との持論を展開しつつ、「今日は貴重な経験をした。これからも『森羅万象にあるあるはある』ということを実証していきたい」と意気込みを。続けて、こうして伝統文化に触れることにより芸を究め「あるある部門の人間国宝に」という大いなる野望も語っていました。
よしもと祇園花月 http://www.yoshimoto.co.jp/gion/
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