「RUN FORWARD KANPEIみちのくマラソン2015」が無事ゴールを迎えました!
8月11日に岩手県宮古市をスタートした「RUN FORWARD KANPEIみちのくマラソン2015」が21日、最終日を迎え、福島県いわき市の「スパリゾートハワイアンズ」に間寛平がゴールしましました。
今回は岩手、宮城、福島県の過去最多29市町村を走破。過去最長の522キロを寛平のほか35人の芸人でたすきをつなぎました。
午後12時半すぎ、プールサイドのステージに寛平が走りながら現れ、ゴールのテープを切ると、500人以上の水着姿のお客さんから祝福の拍手。
ステージではフラガールとともに、福島県郡山市出身の俳優・西田敏行さん、この日ランナーを務めた、波多陽区、石田靖、テンダラー、もりやすバンバンビガロ、ぺんぎんナッツが出迎え、西田さんからは故郷を元気づけてもらったことに感謝の言葉を受けました。
ゴールイベント後には寛平、石田靖、西田敏行さんが囲み取材に答えました。
▼間寛平
去年よりも涼しく、今年は走りやすかった。たくさん若手にも助けてもらって、沿道の人とも仮設住宅の方とも楽しく過ごし、笑っていただきました。
4年前と比べて、仮設住宅に住む人の数がだんだん減ってきて、さみしいと思う反面、それだけ復興が進んでいるんやと感じます。今年は20か所くらい訪問したけど、まだ行ってないところはあるから来年は倍くらいに増やしたい。残された人に元気出してもらいたい。
走りながら復興していく様子を見て思うのは、日本人ってすごい、世界で一番じゃないかなということ。自然にやられてもまた自然と戦っているような気がします。
来年は、"先っちょマン(自身が考案したヒーローキャラクター)"の格好したり、じいさんの格好で杖持って走ったり、石田靖くんには吉本新喜劇の「石田商店」の主人の扮装をしてもらったりと、出場者が仮装して、今年以上に盛り上げる計画を話し合っています。
▼西田敏行
2003年の「釣りバカ日誌」で、寛平さんに地元高知で出演してもらった。その時もロケ現場から宿舎まで走って帰られていて、その後ろ姿が格好よく、感動を伝えてくれるランナーだと思っていました。本当に(東北を)元気にしてもらってうれしいです。寛平さんがずっとやってくださっているから気になっていて、一度どこかで応援したいと思っていた。その思いが今回かなってよかった。
▼石田靖
きょうは山道を走っていて、虫の声や川のせせらぎが聞こえて、暑かったから沢で川を洗おうとしたら地元スタッフに『まだこの辺は除染が終わっていないから』と、止められた。そのときに、人がかかわっていないところはまだなんやと、心が痛みました。ただ、仮設に住まわれている住人の方は元気で、関西のおばちゃんみたいなノリ。一緒にすいか割りなどして、本当に楽しかった。
この日の走者は以下の通り。
● 第一走者 石田 靖
● 第二走者 波多陽区
● 第三走者 テンダラー・白川
● 第四走者 テンダラー・浜本
● 第五走者 間 寛平