よしもとニュースセンター

8月23日（日）、なんばグランド花月で毎年恒例の中川家の単独ライブ『中川家の特大寄席2015』が開催されました。ステージに中川家が現れたとたんお客さんからは大歓声が。まずは15分漫才を披露し、会場を一気に笑いの渦に巻き込みます。

続いてはコント「オカンとフランス料理屋」。オカンにいいものを食べさせてやろうと近所のランス料理屋に招待した剛ですが、礼二扮するオカンはあくまでもマイペース。縦横無尽に動き回るオカンに剛もほとほと困り果て...。

お待ちかね、ものまねもうれしい充実ぶりです。「鹿」、「自転車のカギ」、「お見舞いの帰るタイミング」、「夜道」、「バイク便」、「爆買い中国人」、「スポーツジムのトレーナー」、「デイサービス」と続々披露。次から次へと繰り出されるものまねにお客さんも大喜び！

後半はユニットコント「声優」からスタート。ゲストの次長課長・井上も登場しました。ある有名キャラクターの声優をしている剛はマネージャー・井上に連れられてとあるスタジオにアテレコに訪れます。しかし、そこにいた社長（礼二）はとんでもないアテレコばかりを剛にやらせ...。

トリの漫才は「今いくよ・くるよ・くるよ」。今いくよ・くるよに扮した中川家と、ゲストの今くるよがステージに登場！　Wくるよのお出ましに、お客さんは大いに盛り上がりました。故・今いくよさんに扮した中川家・剛は真っ赤なスーツでステージに。今くるよ本人と、今くるよに扮した中川家・礼二はおなじみの「どやさ」ポーズでステージを歩き回り、お客さんから大歓声が上がりました。

まずWくるよは、剛の付けまつげにお腹をかかえて大笑い。そんなふたりに「そんなとこから足出して！」というと「腕や！」とおなじみのツッコミ。すかさずWくるよは剛の首筋を指さし「御堂筋、なにわ筋、堺筋...」とやり返すなど、懐かしいやりとりが繰り広げられました。漫才の途中にくるよが剛に「めちゃくちゃそっくり！」と太鼓判を押すひと幕も。剛は、付けまつげが汗で剥がれてしまい、「いくよさん、よくこんなん付けてはったな！」と感心していました。

また思い出話にも花が咲き、若手時代からかわいがってもらっていたという中川家は「おふたりは僕らのことを『弟みたいな存在』と言ってくれて。でも絶対に『息子のような存在』とは言わなかった」と打ち明けるとくるよは舞台を歩き回って爆笑。

最後もWくるよそろって「どやさ」ポーズで舞台を後にしました。 エンディングに改めて姿を見せたくるよに、礼二は「憧れの人たち。子供のころ、守口でサインをもらったことがある」と打ち明けると、くるよは「中川家は大阪を背負って立つ存在であってほしい」と2人にエールを送り、お客さんから大きな拍手が起こりました。

また、多方面からお祝いメッセージVTRも多数届きました。

ナイツから届いたお祝いメッセージには、ふたりからのエールとともになんとマセキ芸能社取締役会長の柵木真さんからのお言葉も！　ほかにもサンドウィッチマン、博多華丸・大吉、そして中川家の大ファンだという関根勤さんからもうれしいお祝いの言葉が届いていました。