バッファロー・竹若&ニブンノゴ!・宮地が参加学生と意見交換!! 吉本興業インターンシップ「よしもと冒険」セカンドシティコース
8月中旬、『吉本興業インターンシップ「よしもと冒険」』の「セカンドシティコース」が行なわれました。
昨年2014年は10月と12月に行なった学生を対象としたインターンシップ。今年は「セカンドシティコース」のほか、弊社が運営するスクール事業である「NSC(吉本総合芸能学院)」と「YCC(よしもとクリエイティブ カレッジ)」の様子を体験できる「スクールコース」が東京にて、また10月には大阪で弊社のスポーツに対する取り組みを体験できる「スポーツコース」を開催することになっています。
今回の「セカンドシティコース」は、4日間に渡って行なわれました。
初日はバッファロー吾郎・竹若元博とニブンノゴ!・宮地謙典が参加しての座談会が行なわれたほか、シカゴの即興劇団体「セカンドシティ」のディレクターであるライアン・バーニアさんに"インプロ(即興)"の第1歩である"Yes and"の精神を学びました。また、2日目もライアンさんによるワークショップを受講し、3日目には実際に『THE EMPTY STAGE』の現場を見学。舞台を観覧して感じたことを「あなたがプロジェクトリーダーなら、このプロジェクトをどう発展させるか」をテーマとして、4日目に発表しました。今回は、その課題発表会の様子をレポートします。
初日に参加した竹若と宮地も見守る中、参加学生16名が1人ずつ課題を発表しました。
『THE EMPTY STAGE』を実際に鑑賞して「面白いからこそ、もっと広めたい」という意見が多く、世の中にこのプロジェクトを浸透させる重要性についての意見が。「会場前に飾っているポスターを観て足を止める人も多かったので、そこにスタッフを配置して内容を説明し、観覧を促すなどのアプローチをしてもいいのでは」という現場での直接的な取り組みのほか、インターネットを駆使してのアプローチ法などさまざまな提案がなされます。また、SNSやYouTubeの動画から、どのような層に認知をされているのかを分析したという受講生には、「私立探偵レベルですね!」と驚く宮地。ドッと笑いが起こります。
「ルミネtheよしもとなどの常設劇場にて5~10分の短いインプロを見せては?」という意見もあり、竹若と宮地は「確かにそれはいいアイデアだと思う」と賛同。「ドレスコードを設けたり、チップ制を導入するなど大人の空間をもっと演出してもいいと思う」という空間づくりに関する意見ほか、「ショーらしさをもっと高めるために、DJを導入してもいいのでは?」というような演出に関する意見も出ました。さらに、弊社が取り組んでいる「あなたの街に"住みます"プロジェクト」「アジア"住みます"芸人」、所属アスリートによる「ふるさとアスリート制度」を用いた意見も多く出されました。
全員の発表後、スタッフ、竹若、宮地による質問タイムも設けられました。
「舞台を作る上での苦労はどんなところにありますか?」という質問に、「セカンドシティは(参加している)芸人はみんな好きで挑んでいて、やる気を持って"成功させたい"と若い頃の熱い気持ちを持って挑戦できる舞台なので、やっていて新鮮なんです」(宮地)「"Yes and"の精神はスタッフにも浸透していて、それぞれが役割に集中できる環境にあるので、苦労ということは特にはないかもしれないですね」(竹若)と返答します。
「アメリカの笑いを取り入れたのはなぜか」との問いに、スタッフは「これに関しては5年前にスタートしているものなので、元々の経緯を知っている人間がもういないんですけど」と前置きしながら「今思えば、よしもとにはないジャンルのメソッドやったからなんじゃないかなと思います」と丁寧に説明。また、「インプロは普段の生活にも役立つことはありますか?」と訊ねられた宮地は「やっている最中は、楽屋でも自然とチームで集まるし、仲間意識はすごく芽生えます。LINEのグループを作ったり......まぁ、舞台が終わるとあんまり会わなくなりますけど(笑)」と言いながらも「最初のチームの人たちとは、未だに集まってご飯を食べることも多いですよ」と返答。竹若も「この期間は、先輩や後輩(という上限関係が)なくなるくらい仲よくなります」と、自然とチームワークが芽生えることを伝えました。
【バッファロー吾郎】【竹若元博】【ニブンノゴ!】【宮地謙典】