レイザーラモンが漫才指導! 『TOPPA!!』東京レポート(その1)
歌、ダンス、アイドル、芸人、ライブスタッフなど、よしもとが手掛けているエンターテイメント要素をプロから学び、1日の最後にはプロと一緒に舞台デビューまでできるワークショップ『TOPPA!!』。
大阪、福岡、名古屋の3会場は8月に開催し、好評を博しましたが、東京は9月6日(日)に神保町花月で行われました。
この日、中学生から50代まで、全国各地からそれぞれの志を持って神保町花月に集った参加者たち。
着替えをすませると、メンター芸人たちのハイテンションなお出迎えを受け、MCを務めるボーイフレンド・宮川が「みなさん、今日1日でデビューする準備できてんのか!」と煽るなどして、徐々に緊張を解いていきます。
そして、『TOPPA!!』総合演出のエグスプロージョン・まちゃあきが「今日1日楽しんでがんばっていきましょう!」と挨拶し、さらには握りこぶしをアッパー気味に突き上げる「TOPPA!!ポーズ」を伝授。「3、2、1、TOPPA!!」の掛け声でポーズを揃えたところで、稽古場へ移動し、ワークショップが始まります。
最初のワークショップは『お笑い』(漫才)。
講師を務めるレイザーラモンが、拍手と歓声を浴びながら登場すると、HGは「レイザーラモンと言えば漫才でございます」「あるあるでもハードゲイでもございません!」と漫才への本気度を口にします。
ボーイフレンドがお手本の漫才を見せた後、参加者同士が即席でコンビ、トリオを組み、あらかじめ漫才のフォーマットが書かれたテキストに穴埋めしていく形式でネタ作りを進行。
立ち稽古をする組がちらほら現れる中、稽古時間が終了すると、いよいよ参加者による漫才披露となり、譜面台に置いたテキストを読み上げるスタイルながらも、自身の恋愛エピソードを盛り込んだり、ポーズやツッコミでオリジナリティを出したりと、随所で爆笑を巻き起こします。
ラストの5組目に登場したのは、RG(プロ)と男性参加者(素人)によるコンビ『プロート』で、HGが「正直嫉妬ですよ」と妬むほどに仕上がったネタでした。
こうして漫才のワークショップは笑いが絶えないまま終了時刻を迎え、レイザーラモンは「『M-1』決勝で会おう!」(RG)とのメッセージを残して去っていきました(レイザーラモンは、大会規定で『M-1グランプリ2015』に出場できません)。
続いてのワークショップは、東京スクールオブミュージック専門学校の田端未来さんを講師に迎えた『歌』。
「タバティーと呼んでください」と笑顔で挨拶した田端さんは、課題曲の一節をピアノ演奏、カラオケで何度も復唱させて、歌詞とメロディを参加者の体に染み込ませます。
途中、しゃろん・ちゃっぴーが最前列で踊りながら「音が楽しいと書いて音楽ですから!」と盛り上げたり、田端さんが「音痴はいないって美空ひばりさんが言ってたよ」と励ますといった一幕も。
歌詞カードなしで歌えるようになったところで、全員起立をして合唱し、午前の部のワークショップは終了時刻を迎えました。
お昼休憩中は、参加者同士や芸人とご飯を食べながら親睦を深めたり、自主練をする参加者の姿もあり、午後のワークショップ、そして本番のショー公演へと備えました。
NSC公式サイト http://www.yoshimoto.co.jp/nsc/
YCC公式サイト http://ycc.yoshimoto.co.jp/
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