よしもとニュースセンター : 新喜劇メンバーも応援！　バトントワーリングギネス世界記録に挑戦！　「みんなでチャンピオン」

世界から一流のパフォーマーを招いて行われるエンターテインメントショー「THE 舶来寄席 2015 autumn」が、なんばグランド花月で9月4日（金）よりスタート。吉本新喜劇とともに、選りすぐられた国内外のパフォーマーを見られるとあって、連日大盛況のイベントとなっています。

今回、この「THE 舶来寄席 2015 autumn」と、長年にわたりバトントワーリング世界チャンピオンを輩出している「大阪バトン協会」がコラボを敢行。ハイレベルなテクニックを持つ「baton unit T.K.A」が、日本人パフォーマーとして9月21日（月）のステージに出演することが決定。さらに同日、「第25回バトントワーリング大阪府大会」が開催されている大阪市中央体育館では、ギネス世界記録「Ｍｏｓｔ　ｐｅｏｐｌｅ　ｔｗｉｒｌｉｎｇ　ｂａｔｏｎｓ」への挑戦も行われました。

このチャレンジは、1つの場所でより多くの人が同時にバトントワーリングを行い、5分間のルーティーンを全員で演技。その人数が記録になるというもの。「世界で1人」のチャンピオンでなく、参加者全員がチャンピオンになれることを目的としたものです。2004年にオランダで作られた1012名という記録を打ち破るべく、今回はなんと2000名を超える人数での挑戦を予定。この世界記録達成の瞬間を盛り上げようと、舶来寄席出演者でもある吉本新喜劇の清水けんじ、吉田裕、酒井藍も応援に駆けつけ、参加者をバックアップ。大いに盛り上がりました。

記録挑戦当日、バトントワーリング大阪府大会が行われた直後の大阪市中央体育館は、選手たちの披露した素晴らしい演技の余韻がまだ残っている状態。その熱気が冷めやらぬなか、司会者が世界記録に挑戦することを説明。大阪市中央体育館のキャラクター、マイマイが登場したあと、スペシャルゲストとして新喜劇メンバーを呼び込みます。新喜劇のテーマと共に登場したのは、まず吉田裕。ハッピに短パンという姿で「ど〜もど〜も」と会場に現れました。客席とのコール＆レスポンスで盛り上げたあと、酒井藍もおそろいのハッピ姿でやってきます。「今日は楽しみにしてきました、みなさんがんばってくださ〜い！」と激励。二人の登場で会場は一気にヒートアップします。

2人が一旦退場したあとは、記録挑戦への準備がスタートします。客席にいた参加者たちは全員がおそろいのTシャツ。順番にフロアに降りますが、なんといってもこれだけの人数。準備だけでもかなりの時間がかかります。そうこうするうちに「こんにちは〜！」の声が。ここで舞台が終わって駆けつけた清水けんじの登場です。3人はおそろいのハッピを来て、フロアで整列中の参加者たちの方へと進みます。途中、「ブ〜ブ〜...私人間ですねん」などギャグをはさみますが、今ひとつ盛り上がりが少ないのは吉田のせいだと清水が指摘。おしおきが始まります。おなじみの「来えへんのか〜い！」から「毛細血管いっぱい詰まってるとこ！」「ワキーッ！」などのかけあいを披露。ドリルのくだりでは手拍子が起こり、会場中が盛り上がっていきます。

そして参加者のなかからドリルしたい人を募ったところ、希望者多数！　会場中から選ばれた人たちが、次々とドリルに挑戦します。最終的に吉田は上半身ハダカに。参加者のなかには同じように上半身ハダカになり、ドリルをやられる側に挑戦する猛者も。会場は大爆笑に包まれ、雰囲気は最高潮に。ここで一旦3人は退場。清水はここでさようならということで、吉田と酒井に記録達成の瞬間を見届けることを託します。

会場では参加者全員がきれいに整列しました。吉田と酒井の2人も2階席でスタンバイして様子を見守ります。いよいよ準備完了。世界記録の公式任命員のあいさつと激励のあと、全員が参加してまずは振り付けの確認です。今回の動きには大阪名物が入れられていて、ひとつめが坂田師匠のよいとせのこらせの動きからカニの横歩きと続き、さらに乳首ドリルが。そしてそのあとに参加者全員で「なんでやねん！」のツッコミを入れるという内容が盛り込まれています。

ここで練習を見ていた吉田から参加者たちにメッセージが。「ぜひとも記録を達成してほしいです」と話しますが「ドリルの角度が悪い」とダメだしも。しかし最後には「応援しています！」と激励。酒井も「がんばってね〜！」とエールを送ります。

そして、記録への挑戦が始まります。演技曲の『トワラーズラプソディ』が流れ、全員が演技に集中。フロアいっぱいに並んだ人たちが同じ動きでバトンを回す様子は圧巻です!　途中の坂田師匠の動きや乳首ドリル、そして「なんでやねん！」のツッコミも含めて、見事にやり切りました。終わった瞬間、会場中からは大きな拍手が巻き起こります！

しかし、記録が認定されるかどうかは、これからの審査にかかっているのです。客席からの印象では、全員がうまくできていたようですが...。審査の間、再びマイマイが登場し、ダンスを披露するひと幕も。参加者たちは挑戦を終えて、リラックスした表情を見せています。司会者からの「楽しかった？」の問いかけには、自然と全員から拍手が。そして吉田と酒井が再び登場。今日の感想を聞かれ「きれいでしたね」と吉田。息のあった演技、お笑いの要素やギャグが入っているのがよかったとコメント。酒井は「これだけの人数が同じ動きをしてるのがすごかったです、集中して見てたので5分間が一瞬でした」と話します。