日本酒の祭典に全国から蔵元が集結! 日本酒条例サミットin京都2015開催!
シルバーウィークまっただ中の9月22日(火・祝)、京都市は左京区岡崎にある「みやこめっせ」にて、全国から数多くの蔵元が集結した日本酒イベントが行われました。
「日本酒条例サミットin京都2015-KYOTO SAKE SUMMIT 2015-」と名付けられたこの催しは、日本酒と京都の伝統産業製品のお祭り。日本酒に関しては、全国から約50ブースの酒蔵や団体などが集結。事前に申し込みをした参加者たちが、好きな銘柄の試飲や蔵元との交流ができるという内容です。さらに、京都市の人気飲食店による日本酒にぴったりのメニューがそろった飲食ブースも登場するほか、伝統産業品である京焼・清水焼販売コーナーでは、様々なお猪口も販売。「飲んで」「食べて」「知る」、日本酒を丸ごと楽しめる祭典となっています。
今回、このイベントに吉本一の食通として知られるキム兄こと木村祐一がスマイル、福本愛菜とともに参加しました。当日の会場となった「みやこめっせ」3F展示場は、たくさんの人たちで大賑わい。オープニングセレモニーとして、門川大作京都市長が登場。挨拶のあと、鏡開きです。ステージに多くの関係者が登壇するなか、ここで黒と白のドット柄の羽織を着たキム兄が登場し、鏡開きに参加します。「よいしょ、よいしょ、よいしょ〜!」の掛け声と共に、見事に鏡開きが完了。そのお酒で早速乾杯が行われると、会場は大きな拍手に包まれました。
来賓のなかには、駐日メキシコ大使夫妻も。京都市とメキシコのグアダラハラ市が姉妹都市提携35周年ということで、大使は流暢な日本語で「ミナサ〜ン、コンニチハ、ハジメマシテ〜」と挨拶。夫妻には門川市長から感謝状と記念品が贈られました。市長からは「京都が人口あたりのテキーラ消費量日本一」というプチ情報も。会場にはテキーラ試飲ブースも出展されていました。それから乾杯条例についての説明や、京都国際観光大使の任命式なども行われ、オープニングセレモニーは終了です。
広い会場にずらりと並んだブースは、どこも元気いっぱい。各地の酒蔵を始め、マグロの解体ショーや京都市上下水道局などバラエティに富んでいます。会場にはテーブルと椅子も用意され、来場者たちは好きなお酒と食べ物を、思い思いに楽しんでいます。
オープニングセレモニーのあとは、各地の自治体が取り組みや特産品を紹介するトークセッションがスタートです。司会を務めるスマイルの2人は「京の酒」と書かれたおそろいのハッピ姿。福本愛菜は和服で決めての登場。これから「ご当地PRグランプリ なるほど部門」のグランプリを決定することが伝えられます。グランプリの審査員としてキム兄が参加し、ミス日本酒たちといっしょにグランプリを選ぶことに。着物姿のキム兄は「吉本の門川大作でございます」と、着物姿がトレードマークにもなっている京都市長の名前を出してひとぼけ。「もう、おちょこ三杯ほど飲んでいて、少しいい気持ち」と白状します。
今回「なるほど部門」にノミネートされたのは、茨城県から笠間市と水戸市、兵庫県姫路市、福井県大野市の4つ。それぞれが工夫を凝らしたプレゼンで、観光スポットの紹介や地酒キーワード、乾杯条例のキーワードなどを発表したあと、自慢の地酒を審査員たちに振る舞います。さて、いよいよ地酒の試飲...のはずが、おちょこが置かれていないハプニングが。キム兄が「段取り悪いな」とツッコミ。会場は笑いに包まれます。無事おちょこも用意され、各地の地酒をおいしそうに飲むキム兄たち審査員。「飲んでみた〜い」と司会の3人も思わず心のつぶやきが口からもれます。審査員たちはそれぞれの地酒について、酸味や旨味、飲み口など、自分の感じた様々な感想を発表。なかにはおつまみとセットになった試飲もあり、司会者の3人は「いろんな味が楽しめでいいですね!」「興味そそられます〜」とまたまたうらやましそうにコメントしていました。
すべてのプレゼンが終わり、審査員は別室での審査へ。そして、いよいよグランプリの発表の瞬間です。会場中が見守るなか、審査員たちが再びステージに登壇し、PRを行った自治体の人たちも集まりました。
「決まりましたか?」の問いかけに、キム兄は「決まってません、裏で水を浴びるほど飲んでました」とボケたあと「やっぱり我々では決められない。お客さんの拍手で決めたいと思います」と衝撃の発表。それでは、とスマイルが参加順にもう一度紹介し、拍手の大きさをチェックしていきます。それぞれが多くの拍手を集めて、かなりの僅差。そんななかグランプリに選ばれたのは...姫路市です! 姫路市のゆるキャラが持っていたとっくりにキム兄がサインを。審査員3人が書いた色紙もプレゼントされました。
最後にキム兄が「全部おいしかった。みんなで日本酒を楽しく飲みましょう!」とシメました。来場した人たち全員が大いに飲み、食べ、そして京都の伝統産業品のことを知ったイベントはここで終了。参加した人たちはみな満足気な表情を浮かべ、会場を後にしていました。
【木村祐一】【スマイル】【福本愛菜】